おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

10月の保江家元の愛魂の稽古

2014-10-08 | 冠光寺眞法

10/5日 保江家元の愛魂の稽古でした。

当日は、3時半からでした。

準備体操が少し変わりました。

1.手を伸ばすいつものストレッチ

2.片手を前に伸ばして肩甲骨を延ばす運動

3.2人で正座して両手を合わせます。

  目を閉じて壁を撫でるように二人で出来るだけ早く動かします。

  無我の境地になる手法です。

その1

 仰向けに寝た人を片手引っ張って起こします。

 このとき、起こされる人の手を起こす人は両手で挟んで

 ストレッチで行った3の気持ちで起こします。

 「我」をなくすことで簡単に起きます。

 僕は、ここで一工夫。

 両手で挟むときに自分の手と相手の手の「労宮 ろうきゅう」を合わせます。

 「気」を送ることを行います。

その2

その1で起こす方法は、片手を首の下。

もう一方の手と相手も片手を合わせてから起こします。

その3

手の平より足の裏の方が効果あります。

二人で仰向けに寝転んで、足の裏を合わせて

自転車漕ぎを行います。

その4

正座してお互いに手の平を合わせます。

目を開けて両手で相手を押します。

「我」が取れていれば相手が後に倒れます。

僕の方法として、早く押すと相手の筋肉がそれを感じて

抵抗して倒れません。

ゆっくりと少しづつ押すと相手は押されている感覚がなく

後におされます。ある程度倒れたら一気に押します。

これも、筋肉の反応によります。

その5

立ち技で両手で捕まれた時に、

片方の手があいていますので合掌します。

合掌して右か左かに倒します。

僕の方法。

捕まれた手の力を抜いて、もう片方の手で合掌して

同じ動作をします。

捕まれた手に力を入れると相手の手の筋肉がそれを感知して更に押さえてきます。

他にも合気上げなどを練習しました。

 

番外編

1.どなたかが人形焼きの差し入れ。

2.古い門人が大阪に転勤になり、大阪道場の開設を準備されており、

先週に家元の講演会で600人集まったそうです。

ワインでたこ焼きのお店で話に花が咲いたそうです。

ありがとうございました。

保江家元は、「愛」から「神降ろし」と

最近は、「合掌」に変化してきています。

合掌は、神社での合掌をイメ-ジしています。

 時々、合掌をするときに、ただ手を合わせるのではなく

手の平の中に膨らみを持たせて労宮(ろうきゅう)を意識します。

また腕の内側で大きなボ-ルをイメ-ジして

その中に、神様を感じるようにとお話します。

そうすると背骨のラインに気が満ちてくるのを感じるようになります。

技は、0.5秒以内で相手の筋肉が混乱しているときに技を掛けます。

今、僕の考えていることでした。

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