11/11日アテルイとモレの法事で清水寺の一般に見せていないところの
見学会があります。昨年は、朝倉堂での秘仏の厨子の拝観でした。
清水の舞台の上からの眺めは2度と見られませんね。
裏側から架設の階段を上がります。
東側からほぼ1周で丁度軒先の高さになります。
身近で見ると金物が傷んでいますね。
屋根の片側で檜皮葺が残してあります。
垂木や根太は、檜です。目が粗いのでちょっと不思議になり聞いて見ました。
防御ネット越しにから見た奥の院。
屋根のトラスは、丸太で作られています。
鉄パイプでないのですね。もしすると雷?
工事中のために舞台はここだけです。
梁は松材です。
ありがとうございました。
明日に続きます。
つい専門家の端くれで興味が細かいところに目が行ってしまします。
でも次の吹き替えは50年先ですので僕は生きていません。
そう考えると胸がわくわくしてきます。
生きるということを体で感じるということは、こういうことを指すのですね。
人生70年を過ぎてお迎えが来るのでしょうが、でも今見ているお堂はこれから
何百年も生き続けると思うと感動します。
まさか、自分が生きていることをこうして感じさせてくれるとは
考えてもみませんでした。
音羽山清水寺は、今から50年前に大阪に就職し、ほぼ毎月
カメラ2台と三脚を下げて通ったものです。
給料はほとんど写真代に化けたことを思い出します。
夏の朝、音羽の滝で祈っていたおばあさんのことを思い出します。
京都でも大好きなお寺でした。
坂上田村麻呂が好きだったのでしょうね。