新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月6日 その2 読売だって広島に勝てるじゃないか

2017-07-06 08:17:58 | コラム
読売だって広島に勝てるじゃないか:

4日と5日に広島が読売に連敗した。実は、私には4日の朝に広島は勝てないという閃きがあったし、5日の朝には恐らく高橋由伸は菅野を出すだろうから、広島の連敗だと決めつけていた。するとどうだろう、その通りになってしまった。正直なところ、読売の投手のローテーションなどは知る由もないので、菅野が中4日だとは中継放送が始まって知ったほどだった。

4日に出てきた読売の田口麗斗(カズトだそうで、キラキラの一種か)は不思議な投手で、何処にそれだけの威力があるのかと思わせるような投球だが、防御率が菅野を上回ってリーグ1位だし、昨年でも10勝もしていた。投球フォームも独特だが、テレビ中継のカメラの角度の為に、私には球筋がハッキリとは見えないのだが、兎に角打たれない。失礼を顧みずに言えば「あの無骨なご面相で打者を圧倒するのか」と疑っている。

昨夜も、菅野が出てきたこともあったが、広島が明らかに調子が谷底に落ち込んでいただけではなく、チャンスにこれという当たりが全て田口の真っ正面に飛んだだけではなく、彼の見事な反応で処理されたので遂に1点も取れずに終わった。この辺りは読売も田口も運を力で味方に付けたのだと見た。

だが、昨夜はPrime Newsが北朝鮮のICBMを話題にした議論が白熱していたのでそちらに関心が行っていて野球は二の次だった。試合の結果はCMの間に知った次第だ。司会の反町が例の金慶洙東海大教授の発言を最小限に止めたのも良かった。

そのPrime Newsでは「対北朝鮮の制裁」は抜け穴ばかりで実効に乏しく、中国とロシアは完全に北朝鮮の側に立っていることが明らかだと確認されたので、野球観戦を犠牲にしただけの価値が十分にあった。それ以外にも「なるほど」と感心して聞いたことは「金正恩は習近平よりも早く国家主席に就任しているので、習近平よりも上にあると思っているし、彼は自分こそがナンバーワンだと信じている」と聞かされたことだった。

何となく、広島に14ゲームも離されたビリから2番目の読売が、未だに球界の盟主だと思い込んでいるらしいのと、似ているような気がするのだが。読売がオールスター戦の前までにこの大きなゲーム差を何処まで詰めて後半に盛り返さないと、セントラルリーグの野球が詰まらなくなるかも知れない。だが、DeNAは宮崎辺りが打ちまくって調子が上がってきているのも面白いのではないか。

都民ファーストの会の資金源は何処

2017-07-06 07:43:25 | コラム
都民ファーストの会の資金源は:

5日にジムの論客の方が言われたことが「小池都知事の資金源が何処にあり、その資金力がどれだけのものだろうか」だった。その方が言われるには「都知事選の頃に既にその豊富な資金力が見せつけられていた」由だった。正直なところ、非小池支持派としてはほとんど考えてみたことすらなかった。不明を恥じるべきかと反省した。だが、何処にどれだけあるのかには興味はある。

その都民ファーストの会はあれほどの人数の当選者を出して、これから都議会の第一党としての活動を始めるだけに止まらず国政への進出も噂どころか、急速に現実味を帯びてきたようだ。そうであれば、小池都知事はそれだけの行動を起こす資金と資金源を何処にどれほど持っておられるのかが気になってくる。

私は関心がなかったこともあって都民ファーストの会の本部が何処の如何なる建物にあるかすら知らない。60人を超えたと聞く議員とその政党を運営する職員の数などを考えれば、プレハブを建てれば済むようなものではないだろう。活動費、賃料、人件費等を考えれば、かなりの金額が必要になるだろう。都議会の政党には政党交付金はでないだろうと思う。

そういう資金を小池さんが一手に負担されるのだろうか。希望の塾だったかで塾生が拠出したお金が何億円かに達したと報じられたりしたが、あの選挙戦を賄った資金はどこから寄付でもされたのだろうか。私は既に「小池マジック」に魅了されたと疑う多くの都民が、都民ファーストの会ではなく小池百合子さんに一票を投じたと疑っている。都民は一票は投じたが、金一封も投じてこれから先も支援するのだろうか。

野党連合とマスメディアの共同作業に幻惑された多くの都民が小池さんを支持してしまったので、安倍政権と自民党があの無様な大敗となってしまった。小池さんがこの好機を利用して何処まで都民ファーストの会を「国民ファーストの会」にまで持っていく気かは要注目だ。だが、東京都の職員の中には「都政には余り関心をお持ちではない様子」と批判しているのを、賢明な小池さんはご存じだろうとは思うが。