湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

2012のきゃらめるのその3

2013-01-02 | キャラメルボックス辺りのこと
『無伴奏ソナタ』
東京公演@グローブ座 5/25~30
神戸公演@新神戸オリエンタル劇場 6/2~4
 キャスト:多田直人 大森美紀子 岡田さつき 岡内美喜子
       畑中智行 左東広之 小多田直樹 原田樹里 石橋徹郎

芝居というか、舞台で観るもの、ものすごく偏ってるので順位つけるのおこがましいけど。
それでも2012に観た中で、ダントツ一位だった。本当に好きだった。
一番印象的で、生で観ることが、その場にいることが出来て嬉しいと思う作品だった。
あの喝采の中に身を置けて、その場で拍手を送れることが嬉しかった。
びっくりしたなぁ。小説読んだだけでは、到達できない感動だった。
まぁ、それは私の読解力のなさとか想像力のなさでもあるだろうけど。
そんな私にも目に見える、音に聞こえる、そして語れる形の感動がそこにあったんですよ。
めでたくDVDになるようだけど、ぜひとも、再演して欲しいと思う。
本当に生で観たい、観て欲しいって、心から思う作品だった。

そして、これはキャスト変更のお知らせが舞い込んでからが大変だった。

元々日程がいろいろ重なってて、後半の平日行けたら行こうという心持ちでいたので
チケット全く取っていなかったから。
畑中さんの客演終了後、何日だろう? とりあえずその週に
仕事早く終わったので他の芝居を見に行こうかなと思いつつメールチェックしたら
友達から「無伴奏」に畑中さんが出るというお知らせが来てて、
平日トークショーのとか、ベリクリーズのサイン会とかイベント目白押しで
その場でいろいろチェックして、ペリクリサイン会の日だけチケット取ったり
調べたり、調べたりだったので、見に行こうかな~の芝居は吹っ飛んでしまった。
これもこれで惜しいことしたんだよな。ホントにタイミングって、はぁ。

そんなこんなで頑張って初日に駆けつけた「無伴奏ソナタ」
正直、畑中さん出てくれてありがとうって思った。
この芝居、最初の予定通り、後半に一回だけ観てたらものすごく後悔してた。
行くの楽の前の日のつもりでいたから。
そしたら、もう一回観たいって思っても、もう観られない状況だったから
初日観た時からすごく好きで、観られるだけ観たいって思って、
結局、神戸まで観に行けたのは、私の中では畑中さんが出てるっての、大きかったものな。



あと、グローブ座が好きなので、あそこで最初に観たのも大きかった。
あの会場全てが彼の音楽に満ちているようなうつくしい空間だった。
シンプルで、強い、宙に浮いた五線譜、きらきらとしたクリスチャンの音楽、
なつかしいラブソング、それから、風の中に聞こえるシュガーの歌。
音楽がいつでもあふれてた気がする。
無伴奏のサントラ出なかったので残念。ダウンロードできるようになったと思ったけど
CDの個体で手元においておきたい音楽だった。
パンフレットもなくて、バックとクリアファイルと
観終わってから聞いてくださいのネタバレトークCDのセットのみのグッズ販売でしたね。
バックの絵柄、音楽の森の絵でしたのね。♪が飛んでるのずいぶん後になって気付きました。



多田さんがともかく、とてもよくてね。
彼の演じるクリスチャン。そして彼に出会った人達がクリスチャンを愛してた。
そんな風に感じる舞台でもあったな。
絵的に印象的なシーンも多くて、冒頭の波紋のようなハンドベル演奏
途中の赤いリボンの再教育センター。この2個所が特に強く残ってる。
カーテンコールで多田さんが普通に話すのをみてほっとしたり緩んだりもした。

平日限定イベントでトークショーとサイン会がありました。
初日は成井さん、有坂さんとゲストの石橋さん。そして多田さんが司会進行でした。
多田くんそつなくこなしてた気がする。
石橋さん! 身長高くて、威圧感あって、見栄え良くてスパイシーというか
ぴりっとした存在だったなぁ。
トークでは役と違い穏やかというか、ぼんやりさんな印象だったような。
月曜日がガールズトーク。大森さん 岡田さん 岡内さんと 樹里ちゃん。
恋愛についてだらだらと展開していて、楽しかった。もっと聞いてみたかったな。
ウェイターとして左東さんが登場してたのも楽しかった。
29日の昼がボーイズトーク、見られなくて残念。
夜がペリクリサイン会。2011年に惜しまれつつも解散したベリクリラストだったので
駆けつけられて良かった。サインもいただきました。
くりーな多田さん、一枚目の時とサイン変わってたんですね。



歌ったのはシュガーの歌。
今回のCSCの来場記念の歌詞の載ったガイドペーパーを手にみんなで歌いました。
あ、でも。まだぺりくりCD聞いてない ← ひどい。

最後に。畑中さんが出演してくれたことは嬉しかったけど
小笠原くんも好きだったので、とてもとても心配してた。
結局退団してしまって、残念だけど。好きだったのよ。元気でいてね。
どこかでまた観られるといいな。

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2012のきゃらめるのその2

2013-01-02 | キャラメルボックス辺りのこと
『容疑者Xの献身』
東京公演@サンシャイン劇場 5/12~6/3
大阪公演@梅田芸術劇場 6/7~6/12
東京公演@北千住シアター1010
 キャスト 近江谷太朗 岡田達也 西牟田恵 川原和久 小林正寛
      坂口理恵 前田綾 三浦剛 筒井俊作 実川貴美子 石原善暢

これはねぇ。5/13(日)のチケットを取って
それがまた2列目くらいのセンター席で、ものすごーく楽しみにしてたんだけど。
チケット取った翌々日くらい? 畑中さんの客演が発表されて
日程がまるっと被ってしまったものだから、
慌てて一緒に行く友達に連絡してごめんねって言って、
さらに引き取り手探したりという、ばたばたした思い出が強い。

しかも、客演終了後、友達が行く日に合わせて見に行くはずだったのに
この後始まる「無伴奏ソナタ」に畑中さん出ること決まっちゃって
さらに日程がかぶり、またもやごめんねと言う羽目になったものだった。
どうにか一回行けて良かった。近江谷さんの石神見たかったんだ。

それにしても同時期に違う劇場で同じ芝居って
嬉しいような、もったいないような、気持ちが致しました。
時間と場所がちょっと微妙だったんだよね。

この時のCSCの来場記念品はクイズ付きポストカードだった。
表が岡田さんと近江谷さんの2タイプで裏面のクイズが数独と他2種くらいあった。
確か週変わりでポストカードの絵柄もクイズも変わってたのよね。
数独が好きだったんだけど、もらえなくて
友達からクイズのとこだけ写真送ってもらって楽しんだりしたのだった。
そして肝心の自分のもらったポストカードは湯川の岡田さんだったのだけど
チケットを引き取ってくれたオトモダチにお礼代わりに差し上げてしまったのよね。
写真も撮ってなかった。

終演後のロビーで飲めるコーヒーが愉快な企画でした。
舞台上で湯川の飲むコーヒーと同じブレンドを
自分で、紙コップにコーヒー入れて
自分で、(ポットから)お湯を注いで、飲む。100円也。
白衣の湯川のポストカード付きは200円。
ポストカード単品売りはなし、というものでした。

  


舞台がまわり舞台だったんだけど
結構それを回す音が大きかったのが気になったなぁ。

お芝居については、内容的にきついのわかってたけど、やっぱりきつくて。
やりきれなさ、みたいなもの。ラストの西牟田さんの靖子の涙、
泣き崩れる近江谷さんの石神と、それを見つめる岡田さんの湯川の苦しみ。
どうにかならなかったのか、見過ごせなかったのか。なぜ気付いたか。
という湯川に対する憎しみみたいなものが自分の中に残ってる。
見逃したらいけないんだけどさ。
見逃していたら靖子は後々もっと苦しかっただろうけどさ。

そんな辛さをしばし忘れさせてくれる存在だった刑事チーム。
筒井君のころころ加減と川原さんのかっこよくておとぼけな雰囲気
小林さんと岡田さんの絡みもテンポよくて面白かった。
相棒ネタ見られなかったので残念だったなぁ。
(見に行った時ビデオ撮り近くてネタを外してたらしい)

石原さんの嫌ないい男っぷりがまた、よくてね。
殺される直前の娘に対してあれこれ言う時が、にくたらしぃーって感じで。
あれはそうしたくなってもしょうがないよっていうところが、いいです。

その娘役だった、じっきー。2012ってこれ一本だけだったんだねぇ。
母娘が隣に越してきた時の石神の回想シーン。
華やかな香りのような、やわらかな風のような存在と笑い声。
部屋に飾られた花。忘れがたいシーンでした。

北千住のシアター1010、会場の評判良かったので行けなかったの残念だった。

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2012のきゃらめるのその1

2013-01-02 | キャラメルボックス辺りのこと
2012年もほぼキャラメルの舞台に予定を占領されていたワタクシ。
たまにはいろいろまとめてみようとチケットだしたり
CSCの来場記念品とかもろもろ出してきてみたりして眺めてみました。
畑中さんのことは別にまとめる予定。たぶん。

『トリツカレ男』
東京公演 @赤坂ACTシアター 2/16~29
名古屋公演@名鉄ホール 3/10~11
大阪公演@サンケイホールブリーゼ 3/15~20
 キャスト:畑中智行 星野真里 西川浩幸 坂口理恵 岡田さつき
       三浦剛 筒井俊作 左東広之 阿部丈二 渡邊安理
       小多田直樹 鍛冶本大樹 林貴子 原田樹里 小笠原利弥
       市川草太 小林春世 笹川亜矢名奈 鈴木秀明
       金子貴俊
 
CSCの来場記念品のフォーチュンクッキー。
    

なかに出演者の一言メッセージが入ってたのだけれど
なかなかに畑中さんが出なくて切なかった。
大阪千秋楽のみ一人3箇の大盤振る舞い!!! その時に一個でて嬉しかったー。
みんなで誰が出たー? って見せあうのも楽しかったな。



キャラメル春のパン祭りってことで、東京公演は7チケット分。
名古屋、大阪は(公演数が少ないので)4チケット分でお皿と交換してくれるというものでした。
個人で回数行っても、お友達誘ってその分でもOKというモノだったので
友達に声かけたり誘い合わせたりしたものです。
無くなり次第終了っていってたのに、大阪公演千秋楽、前日かな?
お皿なくなってしまったのだけど、後で引き換えますっていうチケットと交換になってた。
こういうところの、お客さんをがっかりさせないキャラメルボックスってすごいと思う。

写真は友達の撮らせてもらったー。

それから、ペチカのパン。劇中ラストに登場するパンを終演後ロビーで販売。
お話に出てきたパンをそのまま手に出来るような気にさせてくれる。
おかげで公演中やたらとパン買って帰ったものだった。
もともとパン好きなので普段の公演中もあちこちで買ってるけど
この時は赤坂ACTシアターと、いつもと違う会場だったので新規開拓に勤しんだものでした。

そしてそして、復活祭。レッドとグリーンの両キャストの初日を復活祭と銘打って二日間、
いろいろ楽しいことをしてくれたもの(東京と大阪のみ)



その1 初演体験者プレゼント。
初演のチケットかパンフレット持っていくと今回のパンフプレゼントというもの。

その2 席番号抽選会。
終演後、ロビーに当たりの席番が貼り出されてたのだけど
かすりもしない感じだったなー。当たる人は当たるのよね。

その3 オープニングイベント開催。
初演の映像流したり、今回出てない役者さんが出て思い出とか語ってたり。
これ、残念ながら二日とも間に合わなくて見られなかった。
トリツカレのDVDに入れてもらえないだろうか。

その4 カーテンコールでびっくりイベント
しおり配り。終演後役者さんがステージ下りて客席ねり歩いて配ってくれた。
私は両日とも当日券で参加観劇したので結構後ろの席だった。
最初の初日は2階席で、小多田さんから。
次の初日は1階後方上手で、亜矢奈ちゃんからいただきました。
亜矢奈ちゃんの衣装間近で見られて嬉しかったー。

その5 客席退場
初日は2階席だったから途中で見えなくなっちゃって淋しかったもんだ。
二日目はそばを畑中さん通ってくれて、一番後ろだったから扉から引っ込むとこで
後ろの列のみんなでわぁーって手振って、わぁーって応えてもらって大喜びしてたんだった。

その6 風船プレゼント(数量限定)
もらって帰ったなぁ。電車で難儀したけど。ふくらませたまま持ち帰って。
夏ごろには破れちゃったりしたけど、部屋に飾って楽しんでました。



観客動員250万人達成とかもあったなぁ


この時も記念品ということで、会場出る時にしおりプレゼントされた
森めぐみちゃんからだったかな。渡された時に気付いてびっくりした。
東京千秋楽は行けなかったけど雪が降ったりしてた。
行きたかったなぁ。2012は平日の昼間の楽が多かったような気がするぜぃ。
帰り道、天下一品でラーメン食べて友達見送ってハンカチ紛失に気付いて
劇場戻ったりとかもしてた。←当然、閉まってた。お気に入りだったのに。
あの時なくしたハンカチ、同じ柄見つけて買い直したのに
この間のライブでまた無くしたんだよね。うー。

みき丸、東京のTBSくんと、名古屋のななちゃんと、大阪は撮り忘れたみたいでなかった。
全会場行けて楽しかった。

  

お芝居については、Wキャストが印象的かな。ビアンカの春世ちゃんと亜矢奈ちゃん。
どっちも好きだったけど、初代ビアンカに近いなと思ったのが春世ちゃんで
亜矢奈ちゃんはカエルのぬいぐるみ使いが高得点だったように思う。
どっちも好きだったんだよなぁ、この二人。
名古屋も大阪もグリーンの亜矢奈ちゃんしか見られなくて残念だった。

アメデオ役の市川くんと鈴木くん。
賢治島探検記でのどんぐりが好きだったので市川くん贔屓目で見てたんだけど
鈴木くん声がよくってなあ、この二人はどっちがいいとかではなく
特に差がなかった気がする。アルデンテのとこくらい?
鈴木くんはとにかく声が大きくて、それが面白いと思えてた感じ

そして、ニコライとピエトロ先生の鍛治本くんと小笠原くん。
小笠原くん、まさかこれがキャラメルでラストの舞台になっちゃうとは。
前の年の夏への扉で演ったロボット好きだったのに。
気の弱い神経質そうなピエトロ先生すきだったのに。
ニコライの手紙読むシーンはかじもんの方が好きだった気がする。
前説のニコライは小笠原くんの方が好きだったけど。

後は樹里ちゃんが良かったのよね。片思いしてる切なさとか
プライドの高い女性の焦りや苛立ちがとても等身大な感じでかわいらしかった。

客演の星野真理ちゃんのペチカはかわいくて溶けそうだった。
ダンスの時のチャーミングな笑顔も仕草も。
タタン先生がジュゼッペと気付く時の動きの何もかも。
金子さんのトトも愛すべき可愛らしさでそこにいたなぁ。
ジュゼッペとセットな二人でよかった。チーズのやりとり大好きでした。

オープニングの風船キャッチ失敗というか、
風船が自転車に引っかかって飛ばない回にも遭遇してしまった。
私、アクシデントに縁のない観客として自負していたのでちょっとびっくりした。

ブータンシボリアゲハの名を覚えたのもこのお芝居でした。実物はチェックしてないけど。
アベジョーのロミオボスも悪くていい人だった。
(キャロリングでは畑中さんと立場が入れ替わってたなぁと思ったりしたけど)
今でもこの芝居の中に自分が入れるなら
やっぱり岡田さつきさんの演じたフィオリーナになりたいな。と思う。
いろんなことをちゃんと見て、わかってて、素敵な大人だったなぁ。
坂口さんと酔っぱらってぐるぐるしてるとこも好きだったし。

楽しいことがはじまりそう、そんな予感に満ち満ちた舞台でした。
次に再演することがあるなら、やっぱり、畑中さんで観たいと思う。
そんな「トリツカレ男」でした。

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心機一転っぽい。

2013-01-01 | キャラメルボックス辺りのこと
去年のことを振り返りつつまとめたりなんだりしようと思っていたのに、
もう、次ですよ。早いね。←自分が遅いんだけどね。

今年はあけましておめでとうできましたね。
去年は寒中お見舞いでしたからキャラメルボックスからのはがき。
しかも例年と違って新作のお知らせできた。
今までは前年のお芝居の公演チラシとか舞台写真並べてたのに。
ハーフタイムの主役の二人の着物姿で新春ぽい。
ちょっと嬉しい。

さらにお年玉セールのぞいてみたら
「無伴奏ソナタ」と「広くて素敵な宇宙じゃないか」がもうDVDなっちゃうんですね。
かなり、嬉しい。
申し込みは1/8からでしたね。ふふふー。
久々にお年玉セール申し込みしちゃう予定。

今年も楽しみにしてます。

今年もいろいろがんばろう。
がんばってみようと思う。
おみくじはさんざんでしたよ。
結んで来たけど。うむ。

楽しいこと、嬉しいこと。良かったなぁて思うこと
いっぱいありますよう。

去年お世話になった皆様。
今年お会いする皆々様。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

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