2015年5月14日、10時過ぎに摂津峡公園の西側の山の上にある「青少年キャンプ場」に桃園小学校の5年生が飯盒炊爨をしに出かけました。西の口バス停から10分ほど山道を歩くとキャンプ場に着きます。5年生のみんなは、この後林間学舎に出かけるのですが、今日はそのための準備で飯盒炊爨を体験します。キャンプ場に着くと、山崎さん、甲斐さん、吉本さんの3人の指導員のかたがおられました。甲斐さんから「すずめ蜂に気を付けるように」と言われ、山の中に来たことを実感しました。子供たちは8つの班に分かれて、カレーライスをつくりました。薪で火をつける係、お米を研いで水加減をする係、カレーの材料を切ってカレーを作る係、と3つの係に分かれて始まりました。なかなか薪に火が着きません。新聞紙には火が付くのですが薪に火が着いてくれません。お米の水加減はたいへん難しいでした。カレーの材料を切るのも手を切らないかとはらはらしました。でも何とか12時過ぎにはおいしく食べることができました。子供たちの手で飯盒炊爨をする時間としては早くできたと思いました。子供たちも自分の役割を良く理解できていたと思います。さわやかな5月という季節に、キャンプ場で飯盒炊爨もいいもんだと思います。山の中は今の季節が一番だと思います。
キャンプ場の指導員さんの動きは、素晴らしいものがありました。甲斐指導員の説明は、こどもたちにとてもわかりやすく、はじめてきた子供も安心して取り組めていたと思います。飯盒炊爨の手順にそって、段階をおって説明をしていただきました。先生方との打ち合わせもきちんとされているなと思いました。何よりを、子供たちと一緒においしいカレーをつくろうという意欲が伝わる指導でした。後片付けも一緒にしていただき、火の始末など子供たちにとって初めての作業も安全にできました。全部で4時間余りのプログラムでしたが、山の中の楽しいひと時でした。
先生方も、適格な引率と指導で子供たちをあわてさせることもなく、良い校外学習をされたと思います。綿密な計画をご苦労様でした。突然、参加させていただいた私も楽しかったです。森の木々たちはとても大きくなっています。青少年キャンプ場はあらためていいところだと思います。昭和32年ごろの開設ですが、やはりキャンプ場は「人と自然」が出会うところです。キャンプ場の教育力は、指導員の力によると感じました。摂津峡青少年キャンプ場はいいところです。
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