修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

「NPOと行政の協働について」のセミナー、の感想

2015-02-20 00:25:54 | Weblog
早瀬昇さんの講演で、「ワールドカフェ」の手法で市民と行政マンの交流プログラムを持たれました。なぜ協働なのか、から入ってワールドカフェに持っていかれましたが、講演の中でも触れられていたのですが、時間が少ない中で「ワールドカフェ」の展開が人数が多かったので説明に時間が掛かってしまって、肝心のテーブルごとの会話に時間が取れなかったのが残念でした。ワークショップ(以後WS)が成立するには、最終的に参加者の参加への納得感がどの程度あるかが大きなポイントです。今回は、協働で何か話をしたという成果があったのですが、さて何のためにその話をしたのだろうかという点で不満が残るところだったと思います。会場の大きさからすると、テーブルが邪魔をしていましたね。中野民雄の円卓段ボールの「ワールドカフェ」の膝詰会議的な方法が有効だったと思います。短いアイスブレイクタイムにも関わらず、必要な会話はできていたと思います。今日の参加者と人数でしたら休憩をはさんで4時間はほしいところです。特に、ポストイットや模造紙を使ったWSでは、WS慣れしていないメンバーであることを考慮すると、本日の倍くらいの時間が必要だったと思います。また、時間がないのならば、ワールドカフェの手法を行政マンだけでも事前に講習されておいても良かったと思います。他の時にも使えますしね。今回の講習会の、裏のテーマに、行政マンの市民との接し方の練習の意味もあったかと思いますので、そこら辺の準備不足を感じました。早瀬さんは、そのこともよく理解されたうえで、早い展開に持っていかれていたとおもいますが、参加者の「納得感」が少し削がれていたように思いました。WSの要諦は、参加者に参加してよかったまた来ようとする「納得感」です。そして、書いたり発表したりしたことは、すべてファシリテータが、評価「C」をすることです。少し飛ばされたので、その点があいまいでした。行政マンと市民が直接の利害や立場を乗り越えて「会話」できる機会でしたのでもう一歩踏み込んで、終わるときには、握手をして再会を約束して帰る状況まで作ってほしかったというのが本音です。私は、「景観ワークショップ」「安満遺跡公園ワークショップ」とかを見てきています。そのことからいうと、もう一、二回続けても良かったと思います。例えば「市民○○ワークショップ」という名前で市民と一緒に考える場を作ることは、これからの行政コンテンツを作っていく上で必要な手続きになってくるのではないでしょうか。     
私的には、「高槻まつり」が市民協働事業だと捉えていますし、高槻まつりの事業展開の中には「市民協働」の場面がいっぱい出てくると思っています。
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