マーケットを見てからロッジ近くの民家でのお食事タイム…先生および理事は大はしゃぎですが、昨夜のジュースを飲む根性の無かった三人娘(私、YさんとMさん)は家に上がるとちと嫌な予感

まず甘い物を出すのがおもてなしの風習とのこと。
中央の緑の物はでんぷんに何かの葉で色付けをしたもの。白玉見たいで美味しい
上の黄色いものはお芋か、バナナかを団子にして揚げたもので、これも美味しい
けど…やっぱり衛生面が気になり食が進まない私たち若手

お食事はお米、葉物の炒め物、カレー、川魚の煮物等…
一口づつ食べてみると、しつこいようですが味はやっぱり美味しい
(川魚だけは現地の泥川で採れたものらしく、ちょっと臭みが強烈でした)
でも食器類、調理場、食材の衛生面からまたギブ
で、私は子供たちと遊び、時間を潰す

やっと食事時間も終わり

おうちの方々と共に、皆で記念撮影
その後は今回のメインイベントである椰子の木農園の視察



椰子の実です。実と種の両方からヤシ油が摂れます
小雨が降り、足元もぬかるんでいたので、残念ながら椰子の木の植樹はありませんでした
その後は夕方のリバークルーズへと向かい


吊り橋の上にいるサルを発見
数種類のサルや鳥を見ることができましたが、何よりもすごかったのは野生のオランウータンをみられたこと
しかし…
私は望遠レンズを持って行くのを忘れてしもうた
こんな大事な時にバカだ
クルーズの後はロッジにチェックイン。私は知人の会社の女の子と同部屋です。ここのロッジは最高級のロッジで素晴らしいと聞いていたので、楽しみにしていたのですが、何せ、私たちが停まるロッジの部屋まではジャングルのぬかるんだ道を上がらなければならない
漸くたどり着いた部屋は埃、虫、蜘蛛の巣だらけ。トイレは便座が壊れ、トイレットペーパーで吹いても真っ黄色…これが超一流のロッジなの?でもボルネオだから、こういうこともあるさ!と私は思うようにしたのですが、Yちゃんの顔が青ざめており「私、絶対に無理です」という。私も確かに厳しいけど今夜一晩寝るだけだから頑張ろうかと思いつつ、オーナーに事情を説明し「私たち車で寝ていいですか?」と聞いたら、「あぁ掃除が行き届いてなくて悪かった。今、部屋を変えるから」と言って通されたのが

う~ん、悲しいかな…どのように撮ってもきれいに写ってしまう、私のカメラ
とりあえずは先ほどの部屋よりかはマシな感じだけど、タオルはしみだらけ、ベッドには虫がいる、相変わらず埃だらけ
あぁ~昨日がハイアットだっただけに、いきなり崖から突き落とされた気分
果たしてここで本当に寝られるだろうか?寝袋を持ってきたらよかったと思いながら、さらに山を数メートル上がった食堂へ夕飯を取りに行きます。
この時点で、足元は暗いわ、疲れているわで、転ぶと怖いので、私はカメラを部屋に置いていく。
そして食堂で私たち軟な女子が隅に坐る中、オバちゃんたちはまたもやガツ食い…私たちはお味見程度に食べ、コーラでおなかをいっぱいにした。だって、カウンターの裏側では下げたお皿を洗わずに、紙で拭いて、棚に戻しているのがついつい目に入ってしまったんだもの。到底、食べられる状態ではない
食事の後は地元の人たちの踊りを見て、我々も参加し、宴会が始まる。ここでまたカメラを持ってこなかったことを後悔するが、あまり食べてない私たち三名は暑いし、疲れてもう限界…ということで、早々に部屋へ戻る。
そこでYちゃんが「まりっぺさん、先にシャワーをどうぞ」というので
「ごめん、無理。私は今日一日履いていた汗だくのズボンと靴下をはいたまま、シャツだけは明日着る分を着てもう寝る。」
Yちゃん「あぁ~それは私もまりさんと同様にします。でもその前にちょっとシャワーを浴びてきます!」とシャワー室へ入った途端に、悲鳴が聞こえます。しかも何回も奇声を発する。
どうやらお湯は出ないで、水のシャワーだった上、虫が出まくったらしいです。
シャワー室を出て開口一番彼女の放った言葉は「まりさん、正解です。入らなければよかった
」と半べそをかく。
そして私はいつもより多めの睡眠導入剤を飲んで、やっと長い一日を終えたのでした。

隣の部屋にはネズミとヒルが出現。写真だとかわいいんだけどねぇ~