関弥城(クワンミソン)攻撃から撤退すると見せかける百済軍を見送るモドウル副将
公開土太王 vol35 第70話
七重河(チルチュンハ)の河口で百済軍を撃破した高句麗軍は国道城に戻り軍会議を開くが
興安城(フンアンソン)の兵糧庫を奪われて、兵糧が10日しかない。
ハムジ軍師:慰礼城(ウイレソン)は一朝一夕で落とせる城ではありません
今は兵たちの腹を満たし少し休ませるべきでしょう
タムドク王:兵たちに食事と休息を与えよ
慰礼城(ウイレソン)に戻ったアシン王:
慕容雲(ボヨウウン)の作戦は悪くなかった。
タムドクが一枚上手だっただけだ。
これは百済(ペクチェ)と高句麗(コグリョ)の問題だ。
慕容雲皇子(ボヨウウン)は、もう口を出すでない。
この戦は百済(ペクチェ)と高句麗(コグリョ)、両国のものだ。
プヨホン(アシン王の弟):
かず関弥城(カンミソン)を取り戻すべきです。
あの城が敵の手にある限り不利な戦いは続きます。
城を得れば東普(トウジン)と後燕(フウヨン)に援軍を請えますし、海を制することで陸地戦に集中できるでしょう。
高句麗の伝令:モドウル将軍!高句麗軍が国道城(ククドウソン)で大勝利を収めました。
タムドク王:いつまでここに足止めしているつもりだ。兵糧は興安城(フンアンソン)だ。
ハムジ軍師:興安城を取り戻すのは至難の業です。我らが奪おうとすれば燃やしてでも渡さぬでしょう。
下手すれに動けばすべての兵糧が灰になる。万全な策を練って一気に取り戻さねば
高句麗の伝令:吉報です。新羅(シルラ)のシルソン殿(ゴン)が兵糧を積み、こちらに向かっています。
タムドク王:今から大魚を釣るためにエサをまくぞ。
ハムジ軍師:成功すれば兵糧すべてを得られますが、失敗すればその痛手は計りしれなぬでしょう。
タムドク王:今の状況では最善の策と言えるでしょう。
高句麗の伝令:シルソン殿(ゴン)へ。兵糧を国道城(クコドソン)ではなく興安城(フンアンソン)に運ぶようにと。
シルソン太子:興安城(フンアンソン)は敵に奪われたはずだが。
プヨホンの策略で、百済軍が軍船を引き上げて、安心するモドウル将軍。
高句麗の関弥城:兵は疲れ切っています。皆を休ませていいでしょうか?
モドウル将軍:今夜は肉と酒を振る舞って兵たちの働きをねぎらい十分に休ませてやれ。
新羅(シルラ)のシルソン殿(ゴン)の運ぶ兵糧を興安城(フンアンソン)に運ばせる策略を練るタムドク王。
百済の興安城主は、シルソンの運ぶ兵糧を奪い興安城に持ち帰るが、高句麗の兵も一緒にいた。
兵糧と一緒に、興安城に捕虜として潜り込んだ高句麗軍に襲撃に遭い、あえなく興安城から逃げる百済軍だった。
興安城(フンアンソン)を奪還した高句麗軍は兵糧4ヶ月分を確保した。
その直後。
高句麗の伝令:関弥城(カンミソン)が百済(ペクチェ)に落ちました。
ハムジ軍師:関弥城ではなく、慰礼城(ウイレソン)に向かうべきです。
アシンのいる慰礼城(ウイレソン)さえ落とせば関弥城も戻ります。
タムドク王:では、確かな策があるのか? では、出陣(シュッチョン)はいつだ。
ハムジ軍師:できる限り急いでも3日はかかるでしょう。
モドウヨン将軍:モドウルは私の実の弟です。
助ける必要はありません。自分を助けるために高句麗軍が犠牲をだすことは決っして望まぬでしょう。
関弥城を奪還した百済軍
アシン王:この城にはチンム大将軍の魂が宿っている。関弥城は、チャンゴザン副将に任せる。
プヨホン(王の弟)軍師:東普(トンジン)と後燕(フウヨン)に援軍を請いましょう。
アシン王:東普(トンジン)には、内臣佐平(ネシンジャピョン)が行け。
そして我らと同盟を結ぶ後燕には、兵官佐平(ピョングアンジャピョン)が行くように。
慰礼城(ウイレソン)に居るトヨンは、アシン王に会いに行く。
アシン王に、高句麗と百済の戦争を止めるように諫めるが、聞き入れないアシン王だった。
☆トヨン(タムドク王の元皇太子妃(テジャビママ)
次に、興安城(フンアンソン)にいる、タムドク王に会いに行くトヨンであった。
公開土太王 vol35 第70話
七重河(チルチュンハ)の河口で百済軍を撃破した高句麗軍は国道城に戻り軍会議を開くが
興安城(フンアンソン)の兵糧庫を奪われて、兵糧が10日しかない。
ハムジ軍師:慰礼城(ウイレソン)は一朝一夕で落とせる城ではありません
今は兵たちの腹を満たし少し休ませるべきでしょう
タムドク王:兵たちに食事と休息を与えよ
慰礼城(ウイレソン)に戻ったアシン王:
慕容雲(ボヨウウン)の作戦は悪くなかった。
タムドクが一枚上手だっただけだ。
これは百済(ペクチェ)と高句麗(コグリョ)の問題だ。
慕容雲皇子(ボヨウウン)は、もう口を出すでない。
この戦は百済(ペクチェ)と高句麗(コグリョ)、両国のものだ。
プヨホン(アシン王の弟):
かず関弥城(カンミソン)を取り戻すべきです。
あの城が敵の手にある限り不利な戦いは続きます。
城を得れば東普(トウジン)と後燕(フウヨン)に援軍を請えますし、海を制することで陸地戦に集中できるでしょう。
高句麗の伝令:モドウル将軍!高句麗軍が国道城(ククドウソン)で大勝利を収めました。
タムドク王:いつまでここに足止めしているつもりだ。兵糧は興安城(フンアンソン)だ。
ハムジ軍師:興安城を取り戻すのは至難の業です。我らが奪おうとすれば燃やしてでも渡さぬでしょう。
下手すれに動けばすべての兵糧が灰になる。万全な策を練って一気に取り戻さねば
高句麗の伝令:吉報です。新羅(シルラ)のシルソン殿(ゴン)が兵糧を積み、こちらに向かっています。
タムドク王:今から大魚を釣るためにエサをまくぞ。
ハムジ軍師:成功すれば兵糧すべてを得られますが、失敗すればその痛手は計りしれなぬでしょう。
タムドク王:今の状況では最善の策と言えるでしょう。
高句麗の伝令:シルソン殿(ゴン)へ。兵糧を国道城(クコドソン)ではなく興安城(フンアンソン)に運ぶようにと。
シルソン太子:興安城(フンアンソン)は敵に奪われたはずだが。
プヨホンの策略で、百済軍が軍船を引き上げて、安心するモドウル将軍。
高句麗の関弥城:兵は疲れ切っています。皆を休ませていいでしょうか?
モドウル将軍:今夜は肉と酒を振る舞って兵たちの働きをねぎらい十分に休ませてやれ。
新羅(シルラ)のシルソン殿(ゴン)の運ぶ兵糧を興安城(フンアンソン)に運ばせる策略を練るタムドク王。
百済の興安城主は、シルソンの運ぶ兵糧を奪い興安城に持ち帰るが、高句麗の兵も一緒にいた。
兵糧と一緒に、興安城に捕虜として潜り込んだ高句麗軍に襲撃に遭い、あえなく興安城から逃げる百済軍だった。
興安城(フンアンソン)を奪還した高句麗軍は兵糧4ヶ月分を確保した。
その直後。
高句麗の伝令:関弥城(カンミソン)が百済(ペクチェ)に落ちました。
ハムジ軍師:関弥城ではなく、慰礼城(ウイレソン)に向かうべきです。
アシンのいる慰礼城(ウイレソン)さえ落とせば関弥城も戻ります。
タムドク王:では、確かな策があるのか? では、出陣(シュッチョン)はいつだ。
ハムジ軍師:できる限り急いでも3日はかかるでしょう。
モドウヨン将軍:モドウルは私の実の弟です。
助ける必要はありません。自分を助けるために高句麗軍が犠牲をだすことは決っして望まぬでしょう。
関弥城を奪還した百済軍
アシン王:この城にはチンム大将軍の魂が宿っている。関弥城は、チャンゴザン副将に任せる。
プヨホン(王の弟)軍師:東普(トンジン)と後燕(フウヨン)に援軍を請いましょう。
アシン王:東普(トンジン)には、内臣佐平(ネシンジャピョン)が行け。
そして我らと同盟を結ぶ後燕には、兵官佐平(ピョングアンジャピョン)が行くように。
慰礼城(ウイレソン)に居るトヨンは、アシン王に会いに行く。
アシン王に、高句麗と百済の戦争を止めるように諫めるが、聞き入れないアシン王だった。
☆トヨン(タムドク王の元皇太子妃(テジャビママ)
次に、興安城(フンアンソン)にいる、タムドク王に会いに行くトヨンであった。
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