９・６（金） 曇晴 水滸伝 ＶＬＯ２７～３０

ＶＯＬ２７

第５３話　梁山泊、秘策で連環場を破る

梁山泊の呉用軍師は、呼延灼（こえんしゃく）の連環馬を破るために

除寧（じょない）を梁山泊に引き入れようと画策する。

除寧（じょない）の家宝の甲（よろい）を盗ませて誘き出す。

除寧（じょない）の連環馬を破る槍で勝利するが呼延灼（こえんしゃく）に逃げられる。






第５４話　宋江、清州三山へ向かう

呼延灼（こえんしゃく）を追って清州へ来た宋江は、

桃花山の山賊、白虎山の山賊、二竜山の山賊のろちしんと力を合わせて、ぼよう知府を攻める。

ぼよう知府は呼延灼（こえんしゃく）を使って山賊討伐して、手柄を自分のものしようと企む。




ＶＯＬ２８
第５５話　呉用、楊志に忠義を証す
第５６話　宋江、三山を集結させる

ＶＯＬ２９
第５７話　晁蓋（ちょうがい）、曾頭市（そうとうし）を攻める
第５８話　晁蓋（ちょうがい）、毒矢に死す

梁山泊の仲間がやられたので、梁山泊の頭領、晁蓋（ちょうがい）は、自ら兵を率いて

曾頭市（そうとうし）の史文恭（しぶんきょう）を討ちに出撃するが、敵の罠にはまり、

史文恭の毒矢に当たり命を落とす。


梁山泊の詩

兄弟に出会えば三碗の酒を酌み交わし
兄弟と語り合えば二杯の茶を飲むべし
四海のごとく深き絆語る言葉は五車に満ちる
兄弟への思いは三更（さんこう）の夢半天の霞のごとし
生きて分かれるときは二筋の涙を流し
死んで分かれるときは一輪の花を捧げん
兄弟の情は夜空万千の星のごとき輝き
兄弟の情はこの夜に輝く無限の光
兄弟の情は色のない酒のごとし
兄弟の情はへだてのない家のごとし





ＶＯＬ３０
第５９話　呉用、廬俊義（ろしゅんぎ）を占う
第６０話　廬俊義（ろしゅんぎ）、誤って燕青（えんせい）を打つ

廬俊義（ろしゅんぎ）に梁山泊の主になってもらうために、

呉用は、廬俊義（ろしゅんぎ）の使用人の李固（りこ）を利用する。

呉用は、廬俊義の家の壁に謀反の詩を書く。

廬花のしげみに一艘の船
俊傑にわかにこの地で遊ぶ
義士もこの理を知れば
身に反って難を逃れ

義士、三尺の剣を提る
反く時は逆臣の首を切るべし

呉用：
貴公の主人は謀反を起こすぞ。その証拠が壁の詩だ
貴公に野心があれば

李固：
奥様、この件が成功すれば私たちは栄華を謳歌できるぞ