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気ままに

大船での気ままな生活日誌

朝散歩 月と梅と富士

2012-02-18 08:59:21 | Weblog
今朝の散歩も日の出前。爪のように細くなった月が南東の空に上がっていた。ブラタモリで、タモリさんが男が月を愛でるようになったらおしまいだよ、と言っていたが、もうぼくもおしまいなのだろうか。では、女が朝日や夕陽を愛でるようになったらおしまいなのだろうか。


大長寺に到着。掲示板の箴言はもう、変わっていた。前回は”あなたの元気にありがとう、あなたの笑顔にありがとう”だったが、今回は、”散りてこそ やがて実らん 梅の花”だった。いつまでも咲いているな、実るものも実らないよということだろうか。散るときを知れということかな。それとも、なかなか結婚しない女を戒めているのかな。一度や二度の失敗にめげるなよということでもいいし。いろいろなことを想わせるいい句だ。


境内の梅の花は、1月30日に一輪ほころび、”梅一輪 一輪ほどの 暖かさ”だったが、その一輪がすぼんでしまっていた。そして悲しいのはそれに続く、花がなく、まだ固い蕾だったこと。あれから20日近くたつのに、今年はおかしい。放射能だろうか。どうも雨も少なく、地中水分が足らないらしい。それに寒いし。”咲いてこそ やがて実らん 蕾さん”ですよ。


日がのぼり、富士山がうるわしい姿をみせてくれた。男が富士山を愛でるようになってもおしまいなのだろうか、こんどタモリさんに聞いてみよう。



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休憩ハチ公

2012-02-17 10:56:21 | Weblog
図書館で芸術新潮の最新号をみていたら、”休憩ハチ公あらわる”という見出しで、渋谷区立松涛美術館で開催されていた”渋谷ユートピア 1900-1945”展の”ハチ公伏臥像”のことが紹介されていた。ブログ記事にはしていなかったが、ぼくもこの展覧会を観に行っているので関心をもったのだ。伏せているので”休憩”ハチ公なのだ(笑)。

まず、雑誌記事を要約して紹介しよう。この可愛らしい伏臥のブロンズ小像の作者は、渋谷駅前のハチ公像を製作した彫刻家の安藤照。皇室へ献上する作品として五体、鋳ぬいたうちのひとつである。昭和20年5月の空襲により、代々木の自宅も全焼し、その焼け跡から掘りだされたものとのこと。ちなみに現在の、駅前の忠犬ハチ公像は、二代目で、彫刻家も二代目(笑)の安藤士(たけし)が制作し、昭和48年に建てられた。なお、初代ハチ公は戦中に金属供出で完全に溶かされてしまったとのこと。

展示目録をみると、X章”安藤照とハチ公と塊人社-昭和前期の彫刻家たち”でこの”休憩ハチ公”は現れる。この展覧会は”池袋モンパルナス”に対抗して渋谷にも1900-1945年代にも、”芸術村”があったんですよ、という紹介だ。もう終わった展覧会なので、詳しくは述べないが、以下の展示構成をみていただければ、おっ、おっ、あの有名な芸術家まで、とどぎもをぬかすでしょう(笑)。渋谷もばかにできません(爆)。

序章.逍遙する人―《落葉》と代々木の菱田春草
I章.岡田三郎助と伊達跡画家村
II章.永光舎山羊園と辻永
III章.切通しの道と草土社―岸田劉生の風景
IV章.束の間のユートピア―村山槐多の終焉
V章.竹久夢二のモダンとおんな
VI章.詩人画家富永太郎の筆とペン
VII章.フォービズムの風―独立美術協会の周辺
VIII章.郊外を刻む―版画家たちの代々木グループ
IX章.同潤会アパートメントに住む―蔵田周忠と型而工房
X章.安藤照とハチ公と塊人社―昭和前期の彫刻家たち

松涛美術館


その日の渋谷駅前の忠犬ハチ公


今日のカーネーション ”主役”が子供世代になってきましたね




今日の有働さん
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和のよそおい 山種美術館

2012-02-16 18:43:58 | Weblog
”和のよそおい/松園・清方・深水”展が山種美術館で開催されている。タイトルからだけだと、三人展のような印象を受けるが、そうではない。松園が18点とダントツで、清方と深水はそれぞれ4点だけ。でもいいのです。清方は、鎌倉でしょっちゅう観ているし、深水は、昨年、これ以上はないだろうと思われる回顧展を平塚で観たから。美人画御三家の他にも、浮世絵師や近代日本画家などにより描かれた、様々な”和のよそおい”を楽しむことができる。

お出迎えは、清方の”伽羅”。ようこそおいでなすってと、昼寝から起きあがろうとする若妻(笑)。ほのかなお色気と、香枕からは伽羅の香りが漂ってくるようだ。そして、第一幕は、歴史を彩った人々。今村紫紅の”大原の奥”。秋の野に佇む、薄墨の衣をつけた建礼門院。高貴なお顔が印象的。松岡映丘は、”伊勢物語”(合作)と”斎宮の女御”。池田輝方は、”夕立”。輝方は池田蕉園(松園、島成園と共に三園と称された)と結婚するが、すぐ他の女性と共に失踪する、去年のそごうの、福富コレクション展で学芸員さんの話を思い出す。雨宿りしている娘さんがいい感じ。ここに深水の作品も。”吉野太夫”が。江戸初期の京都島原を代表する名妓、才色兼備で情けもあり、多くの文人に讃えられた。そんな雰囲気がよく出ている。

浮世絵コーナーもあり、得した気分。春信の”柿の実とり”。似たような場面をトーハクでもみた。歌麿は”美人五面相/犬を抱く女”。歌麿の美人に抱かれている黒い犬はどちらかといえばブスだった、どこでみたような(爆)。

第二幕は舞妓の美。こんなにまとめて舞妓さん(芸妓さんもいるけど)の絵をみたのは初めてかもしれない。全部で15点も。小倉遊亀の”舞う(舞妓)”と舞う(芸者)の二点。ふたつを二、三十センチ、離して飾れば、ぴたりと合う構図にしたそうだ。なるほどと思った。土牛の”舞妓”はお馴染み。深水は”雪中美人”。森田曠平の”投扇興”。扇子を投げる”競技”に興じてる舞妓さん。ノンおしとやか、うふふ。それに、立体画のようで、手前の舞妓さんは画面から飛び出しそうだった。”きれいですね・・(一拍おいて)・・お着物が”綾小路きみまろのギャグが出そうな、片岡球子の舞妓はん(爆)。

第三幕は”生活の中の女性たち”。ここに清方の”佳日”など三作品、そして深水の”春”など二作品が。そして、安井曾太郎の”パラソルの女”なども。そして、終幕は松園ショー”上村松園と美人画”。松園さん自身が語っているように、”一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである”、そんな絵ばかりが並んでいる。第二展示室には掛け軸の松園美人がずらり。ぼくの好きな”新蛍”はここにあった。山種美術館が千鳥ヶ淵を去るときの、最後の展覧会が”上村松園展”だったっけ。そのときも今回と同じ、全18作品が展示された。だから、今回は広尾時代、初の”上村松園展”ともいえるのだ。

楽しい展覧会だった。次回は、”桜さくらSAKURA”展だという。また出掛けることになるだろう。




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無残やな 頼朝の墓と狛犬

2012-02-15 18:22:39 | Weblog
今日、頼朝のお墓の被害状況を調査に行ってきました(汗)。もう忘れてしまっている人もいると思いますので、当日の、ネットの産経新聞ニュースをまず載せます。

 11日午後0時45分ごろ、神奈川県鎌倉市西御門の白旗神社敷地内で「源頼朝のお墓を壊している人がいる」と男性から110番通報があり、鎌倉署員が墓の上部が倒れるなどして壊れているのを確認した。墓は法華堂跡として、国の史跡に指定されている。同署員は、近くの鶴岡八幡宮で背中に包丁を隠し持った男を発見。銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。
 同署によると、男は同県大和市南林間、無職、T.I(46)。通報した男性がI容疑者とみられる男が墓を壊しているのを目撃しており、関連を調べている。墓は約180センチの石の塔で、最上部が倒れ先端の円柱部分が割れていた。白旗神社のこま犬2体は台座から落ちており、1体は胴体部分で真っ二つに折れていた。逮捕容疑は11日午後1時ごろ、鶴岡八幡宮内で包丁1本を所持したとしている。(産経新聞)
 (実際の記事には実名が入っています)

さて、ぼくの調査結果の報告です

頼朝の墓。裏側から撮った写真。矢印の、五段重ねの石塔の最上部にある円錐形の石がなくなっています(現在、修復中だと思います)。それに、石灯籠の上部が倒れています。


それぞれの被害写真です。




この石段の上に頼朝の墓所があり、登り口、左側に白旗神社があります。その鳥居の前の狛犬がなくなっています。可愛い狛犬でした。




無残な姿でした。犯人やろうは許せん、あんぽんたんのあほやろう、おまえのかあさんでべそ。イカリ軍団総動員ナノダ。こんなアホは、市中引き回しの上、狛犬・石抱きの刑だ。

さて、明るいニュースも。鎌倉宮の河津桜と荏柄天神社の紅梅が咲き始めました。 ♪もうすぐ春ですねちょっと気取ってみませんか♪











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佐々木壮六展 茅ヶ崎美術館

2012-02-15 11:18:41 | Weblog
茅ヶ崎美術館で”詩情の画家・佐々木壮六”展が開催されている。佐々木は1936年、大阪市で生まれ、京都の美大を出て、明星学園、大谷学園の教諭をしながら画業を続けていたが、1971年、上京し、画業に専念することとなった。藤沢に居を構え、2000年、64歳で亡くなるまでこの地で製作をつづけた。

はじめは超写実主義の絵ばかり描いていたが、1977年に欧州9ヶ国に取材旅行して以来、感じるところがあり、あらたな画風へと”進化”した、という。今回の展示作品は、1980~1990年の、その”進化”した絵が中心となる。

あれ、藤田嗣治風だなと思った。藤田は白を基調としているが、佐々木はベージュだ。どの絵もベージュ色の空気の中に同色の女が佇んでいたり、建物や橋の景色があり、草花が咲いていたりする。それが、何とも言えない、やさしい、しずかな、雰囲気を醸し出している。ひとことでいえば、”詩情”だろうか。

顔を向こうに向けた裸の女が大きな岩の横で寝そべっている”ミューズの杜”。女と岩、どちらが主役なのかわからないかんじ(笑)。その対面には200号の大作”ミューズの園”が飾られている。ここにも裸の女が立っているが、目をこらすと、彼女の回りにはライオンやら豹、猿、兎、鳥やら、様々な動物たちが浮き上がってくる。そして、どのいきものたちも穏やかな眼差しだ(もちろん目はほとんど描かれていないが、そうみえる)。逆に大きな岩の絵かなと思って、しばらくみていたら、突然、女が浮き出てきた絵もあった。ちらしを飾った”コルトナ紀行”なんかもそうだった。また、人影は、みえないけれど茫洋とした古い街並みを描いた”トスカーナ”。すべてが自然の中に溶け込んでいるようだ。どの絵も、ヒトは自然の中の小さな影にすぎないということを示しているように思えた。


第二展示室には、橋の写生画がずらりと並んでいる。紹介ビデオの中で彼はこんなふうに語っていた。空と川は自然ですよね、そして橋だけが人工物。自然と人間の接点みたいな風景が好きなんですよ、と。それに、大阪生まれ。浪速八百八橋という言葉があるように、子供のときから慣れ親しんだ風景なのだ。

とてもいい展覧会だった。近いので、もう一度、訪ねてみたい。
。。。。。

ミューズの園


ミューズの杜


トスカーナ


シエナ紀行


ロンドン


コルトナ紀行
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バレンタインデー 日比谷公園

2012-02-14 21:51:04 | Weblog
バレンタインデー 日比谷公園

日比谷花壇です。



日比谷公園の鶴べえは、ギリチョコをもらったのだろうか。


日比谷公園を歩いていた赤い傘の女は、”虚礼廃止”、バレンタインチョコを禁止している会社の抜け駆けOLらしい。


建物くんにもバレンタインデーがあるらしい。若返った”日比谷図書文化館”(むかしの名前は日比谷図書館)は、本命チョコが殺到してるらしい。ミュージアムの機能まで付け加えた新しいタイプの図書館に生まれ変わっていた。特別研究室というところでは、明治期以前の洋書や和装本を手にとってみることができる。図書つき喫茶店やレストランまである。一度、行ってみてね。





この建物くんには義理チョコもこなかったらしい。ぼくも、駄妻からダサイ、義理チョコをもらっただけでやんす。

日比谷公会堂。


懐古趣味だった。むかしを懐かしんでいるだけでは、もてないだろう。


それにしても、松井秀喜選手はヤンキースに行けるのだろうか。心配になってきた。


山種美術館にも行ってきました。明日、報告します。では、おやすみなさい。


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京都・細見美術館の名品が横浜に集結

2012-02-14 09:28:29 | Weblog
ぼくは京都によく出掛ける方だが、目的が祇園祭だったり、紅葉だったり、桜だったりするもんだから、美術館ははずすことが多い。高名な細見美術館も訪れたことがなかった。そこの名品たちがわざわざ横浜までにおいでくださるという。二期に分け、前期は”都の遊び・王朝の美/美を愛でる、京を知る”展だ。

入場すると江戸前期の六曲一隻の”洛外図屏風”がようこそと迎えてくれる。そして、第一幕は”王朝の雅/和歌と物語”。重要美術品の貫之集下断簡、石山切(藤原定信書)から始まり、女流歌人同志の対決の”時代不同歌合絵巻断簡”、そして、金地に二列に咲き乱れる、”撫子図屏風”(六曲一隻)が見事。ずずずいと進んで、岩佐又兵衛の”歌仙絵「源順」が現れて、喜んでいたら、おおっ、光悦・宗達のコラボ作品が四幅もつづく。さすが細見さん。そうそう、美貌の小督局(こごうのつぼね)も出てきましたよ。”小督局月下弾琴図”(冷泉為恭作)。嵯峨野に隠れ住む小督局 の琴の音を頼りに、高倉天皇の使いの源仲国が訪ねる場面だ。

第二幕は”都の四季/遊びと飾り”。ここは屏風がいっぱいで、豪華絢爛。”祇園祭礼図屏風”や”北野社頭図屏風”。賀茂社競馬図屏風”と”東山四条河原遊楽図屏風”も。”蝶々踊図屏風”は天保十年の春、京都で大流行した仮装踊りとのこと。天保の大飢饉がようやく収まりかけて、豊作を祈念して踊ったという。動物や野菜の仮面をつけたり、よくみると、勢い余っておっぱいをぽろりと出して踊っている女もいる(笑)。お祭り好きなぼくにはこたえられない屏風たちだった。合間に、菊蒔絵徳利(桃山時代)と遊楽図高杯(江戸前期)などみかけ、豪華な酒器でいっぱいやったような気になったりして(笑)。

そして、どどどーんと現れた、ちらしを飾った”花車図屏風”。六曲一双だ。絢爛に咲き誇る牡丹や藤の花々が大きな籠に活けられ、車に飾られる。左右、ひとつづつ大きな花車、左隻には、小さな花車も添えられる。そして、江戸琳派、鈴木基一、酒井抱一もひょいと顔を出す。ぜいたくなことでやんす。

そして終幕は”京の絵師/若冲から雪佳まで”ここでは、円山応挙が登場、そして、後期展示の主役となる若冲がちらりと顔見せ。萬歳図と伏見人形図。ぼくにはあまり馴染みのない神坂雪佳の作品がずらり。慶応2年(1866)、京都に生まれで、昭和17年(1942)没。”光琳の再来”と呼ばれる作風をのこした、とのこと。大正時代のうるわしい作品群に見送られて、外に出た。

午前中、悪天候であったこともあり、会場内は人影もまばらで、ゆっくりと観ることができた。こうゆう日が狙い目かもしれない。今日もあまりぱっとしない天気だ。そうだ、山種に行こう(汗)。





蝶々踊図屏風







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田口雅巳カイコ展/アノ世とコノ世と湘南と

2012-02-13 10:16:41 | Weblog
茅ヶ崎美術館でふたつの美術展が開催されている。まず、楽しさいっぱい夢いっぱいの田口雅巳カイコ展から紹介しよう。1936年、東京生まれだが、片瀬に疎開しそのまま住みついた。鎌倉高校を出てから画家になる。寒川町に転居し、2010年に他界するまで、地元で活躍した。

色彩豊かな作品群を前にすると、いきなり、こちらの心まで、ぱあっと薔薇色に染まってしまう。何が描いてあるんだろうと覗きこむと、その絵の中にはいろんな古今東西のヒトやら、いきものやらお化けやらが踊っていたり、さまよっていたりする。ぷっと吹き出してしまう。うふふ、誰かみたいだなと、思っていたら、耳元でささやく声がする。おれだよ、おれ・・国芳だ! 本当に、先日、観て来たばかりの国芳だ、それも、まじめなのでなく、天保の改革後のユーモア溢れるというか世相風刺の戯画の方だ。

たとえば、”昭和平成お化け盛り合わせ図”、”あら!木又エ衛門三十六番斬り”がある。そして、ぼくの好きなお相撲を題材にした”むすびの一番”では日の丸と星条旗のまわしをつけた、おむすびがしこをふんでいる(爆)たしかに外人力士に占拠されている。”名作による駄作”では、北斎、広重やら(国芳もいたような気がする)それれぞれの名作があちこちに貼り付けて”駄作”にした。”富三十六景祭”では、のむ、うつ、かう関係の絵が36枚はりついていて、わるいことをすると地獄行きだと忠告してくれる(汗)”へいせいののっぺら某女”もおかしかった。平成の女子をこ馬鹿にしているのだろう(爆)。”ネコこねくしょん図”、”はんじものがくつくし”も国芳風だ。

展示室が変わると、一転、おだやかな風景画がずらりと50近く並んでいる。寒川三十六景そして寒川昔日十五景の詩情あふれる絵画。田口雅巳の、心の奥に漂う風景だ。心の多様性の芯になっている部分だともいえるだろう。

最後を飾るのが、真徳寺の襖絵。完成半ばで他界したので遺作ともいうべき作品だ。ちらしを飾っている”遊行寺の四季”。

”カイコ展”は、回顧展、怪個展、懐古展などいろんな意味をもたしているようだが、楽しい展覧会だった。

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ビューテフル サンデー

2012-02-12 22:15:18 | Weblog
ビューテフル サンデーの一日だった。

また、出掛けてしまった、二宮の吾妻山。朝、マンションからの富士山が、あまりにきれいだったから。今回はふたりで。

今年一番の富士山だった。







富士を楽しむ人々


菜の花を楽しむ人々


わんこは富士より菜の花だった。


帰りに茅ヶ崎に寄った。高砂緑地の紅梅が咲き始めた。今年一番の梅だった。


茅ヶ崎美術館の展覧会もとてもよかった。


ビューフテル サンデーだった。

でも、今夜、真央ちゃんは銀メタルにおわり、完璧なビューフテル サンデーとはならなかった。


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真央、佳菜子 & JAZZ IN 鎌倉

2012-02-12 09:04:58 | Weblog
昨晩のフィギュアスケートの4大陸選手権のSP。浅田真央、村上佳菜子が、それぞれ1位、3位と順調な滑り出しだった。今日のフリーでも、頑張ってほしい。

真央ちゃん





佳奈ちゃん




鎌倉芸術館で、この人はすべって転んでいました。佳奈ちゃん気をつけてね。


きのうここで、 第15回JAZZ IN 鎌倉 が開かれたのです。2000人の大ホールが満席。今日もあります。阿川泰子さんも出演の予定。
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通路での演奏。ワインも飲めます。


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