気ままに

大船での気ままな生活日誌

朝散歩 月と梅と富士

2012-02-18 08:59:21 | Weblog
今朝の散歩も日の出前。爪のように細くなった月が南東の空に上がっていた。ブラタモリで、タモリさんが男が月を愛でるようになったらおしまいだよ、と言っていたが、もうぼくもおしまいなのだろうか。では、女が朝日や夕陽を愛でるようになったらおしまいなのだろうか。


大長寺に到着。掲示板の箴言はもう、変わっていた。前回は”あなたの元気にありがとう、あなたの笑顔にありがとう”だったが、今回は、”散りてこそ やがて実らん 梅の花”だった。いつまでも咲いているな、実るものも実らないよということだろうか。散るときを知れということかな。それとも、なかなか結婚しない女を戒めているのかな。一度や二度の失敗にめげるなよということでもいいし。いろいろなことを想わせるいい句だ。


境内の梅の花は、1月30日に一輪ほころび、”梅一輪 一輪ほどの 暖かさ”だったが、その一輪がすぼんでしまっていた。そして悲しいのはそれに続く、花がなく、まだ固い蕾だったこと。あれから20日近くたつのに、今年はおかしい。放射能だろうか。どうも雨も少なく、地中水分が足らないらしい。それに寒いし。”咲いてこそ やがて実らん 蕾さん”ですよ。


日がのぼり、富士山がうるわしい姿をみせてくれた。男が富士山を愛でるようになってもおしまいなのだろうか、こんどタモリさんに聞いてみよう。



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