気ままに

大船での気ままな生活日誌

”裏側の視線”で丸の内散歩

2014-08-13 06:59:27 | Weblog

菩提寺の本堂にお参りして、ふと目を横に向けると、百日紅の銘木が見事な花を咲かせていた。ついカメラを向けてしまった。そして、お盆のお墓詣りを済ませて、寺外に出ると、家内が、あの百日紅じゃない、と指さす方向に、建物の向こうに、”裏側の百日紅”がみえるではないか。あまりに綺麗なので。もう一枚パチリ。これが、この日、”裏側の視線シリーズ”の最初になろうとは夢には思わなかった(笑)。

お寺さんの百日紅、うらおもて。

最寄駅の武蔵小杉駅まで出て、そこから、家内は帰宅コース、ぼくはいつものように東横線探検コースへ(汗)。どこへ行こうかは、いつものように電車に乗ってから決める。まず、頭に浮かんだのは、渋谷まで出て、原宿へ行き、太田のお化けの浮世絵と根津美を観る、そうしようと一旦決めた。でも昨日、新宿、渋谷に行ったばかりじゃないかと、思い直して。途中の中目黒で降りる(汗)。日比谷線乗り換え。恵比寿の山種もパスし、電車は進むどこまでも。決まらなければ上野まで行けばよか、と気楽なもの。

神谷町を過ぎて、あっと思った。ホテルオークラの美術展でも良かった。戻るつもりはないが、次の日比谷駅で降りる。たまたま進んだ出口がホテル・ペニンシュラにつづいている。バンコクツアーで一度、泊まったことがあるので多少の縁がある。ロビーに入ると、”臥龍の門(濱恵泉)”という変わったオブジェ。あとでホームページをみたら、これが表紙に出ていた。ここには85名のアーチストによる1000点の作品があるという。一度、超サービス料金のときに(笑)、泊まって、見物してもいいな。乳がん患者支援を行っており、ホテルの外観をピンク色にライトアップしているようだ。ここでも、偶然、ホテルの内、外の写真を撮っていた。

外へ出て、出光でもと思って、覗いてみたが、展示替えの休館。となりの帝劇のミスサイゴンは当日券がありそうだったがパス。むかし、本田路津子で見たことがある。地下の食堂街で広島焼きを頂く。もみじまんじゅうまでついていて、800円。 ぼくと同じような名前のお店だった。のんきや。

そして、地上に上がったら、まだ雨は降っていない!涼しいし、これなら東御苑もありかな!と丸の内仲通りを丸ビル方面へ歩く。途中の彫刻やオブジェ作品を見ながら歩く。自然と、表から撮ったり、裏から撮ったり。まだ、これらが、”裏側視線シリーズ”に入っているとは気付かないオイラ。

日光浴する女 裏表

裏表のある石●日新聞みたいな石だな。

丸ビル前まできたら、ポツリときた。ここで気が変わった。戻って、三菱一号館美術館のヴァロットン展を観たのさ。その看板に”裏側の視線”(→)の副題が。

そういえば、ここ丸の内仲通りで、ずっと裏側の視線の写真を撮り続けていたな、と思い、館内でも裏側の写真を撮った(汗)

隣のビルの裏表も撮った。

東京駅の裏表も撮った。

八重洲のグランループの風鈴を聞きながら、人生の裏表についてしばらく哲学した。しかし、出てくるのは、咳ばかりだった。(そういえば、夏風邪がまだ治らんですな


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松井冬子の襖絵 ”生々流転” | トップ | ゴーギャンのひまわり、ゴッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事