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気ままに

大船での気ままな生活日誌

”アンパンマン大研究”をケンキュウする

2007-07-10 07:33:32 | Weblog
やなせたかしさんのアンパンマンの絵本が、2,3才の赤ちゃん世代に受けるという話を聞いてから、ボクはどうしてもその絵本を一度みてみたいと思いました。そして、できたら、その理由をカイメイできたらいいなと思いました。逗子図書館(蔵書量が多く、こうゆう本を見つけるのには最適なのです)で、絵本ではないのですが、「アンパンマン大研究」という本をみつけました。この本をケンキュウした結果、いろいろなことが分かりましたので、ご報告したいと思います。

この本の主な著者は鈴木一義先生という中学校の理科の先生です。アンパンマンが大好きで、教え子たちと一緒に、アンパンマンやその他のキャラクターたちについて、いろいろ”共同研究”した結果を本にとりまとめたのです。やなせさんも共著者として各項ごとに”適切な”コメントとカットを付け加えています。とても楽しい本になっています。まず、3000もいるというキャラクターのうち、主な登場人物(?)の容貌や性格が分りましたので紹介したいと思います。

アンパンマンの顔(写真の右側)はおいしいパンの生地でできていて、頭には脳みその代わりに、おいしいあんこがいっぱい詰まっています。鼻も小さなパンで出来ていて、はずして投げることも出来ます。お腹を減らした子供がいると頭のアンパンを食べさせますが、うちに帰るとジャムおじさんがいて、新しいアンパンの顔をつくってくれます。

アンパンパンの誕生秘話も分りましたよ。ジャムおじさんが世界一おいしいアンパンをつくろうとしていた時、パン工場の煙突から命の星が落ちてきて生まれました。アンパンマンの誕生日は”それいけアンパンマン”の放送が始まった10月としていますが、やなせさんは、自分の誕生日の2月6日にしたいらしいです。

アンパンマンは正義の味方で、仲間には、カレーパンマンとショクパンマンがいます。3人協力して悪をこらしめます。カレーパンマンは口から激辛のカレーを”華麗”に吹き付け敵を攻撃します。顔を食べさせたことはありませんが、頭の中のカレーを口から出して、ご飯にかけて子供に食べさせてあげたことはあります。しょくぱんまんの得意技はしょくパンチですが、普段はとてもおとなしい、まじめな学者肌の性格です。

仲間うちの、メロンパンみたいな顔をしている、ロールバンナちゃんとメロンバンナちゃん姉妹は仲が良いです。でも、お姉ちゃんのロールちゃんは人間みたいに正邪ふたつの心をもち、いつも心の中の矛盾に苦しんでいます。それはジャムおじさんが、まごころそうのエキスを入れてパンを焼こうとしたときに、バイキンマン(後述する悪者)がばいきんそうの花粉を入れたため、正義の心と悪い心が同居してしまったのです。ロールちゃんの心が鬼になっているときも、メロンちゃんの声を聞くと正義の心に戻ります。メロンちゃんのメロメロパンチでいろいろな子をまごころの心に戻しています。

一方、悪のグループの親分がバイキンマン(写真の左側の子です)です。バイキン星からたまご製UFOに乗ってやってきました。ハエの羽根みたいなものを背中につけて(次第に退化しているようですが)、触覚のような角をもって、ちょっと出っ歯です。”正義の敵”がモットーで、アンパンマンに対抗して、悪行をはたらきます。でも可愛らしい悪行なので、みんなに意外と人気があります。バイキンマンの弱点は”清潔”とか”消毒”で、石鹸で洗われると小さくなってしまいます。またハミガキマンが吹き出す歯磨き粉も苦手です。

バイキン星から来たドキンちゃんというキューピーのような顔をした子がいます。とっても可愛い顔をしていますが、わがままなところがあります。バイキンマンが可愛いがっているのですが、最近、どうもドキンちゃんは、敵側のショクパンマンに恋しているようなのです。この前の戦いのときにも、危なくなったショクパンマンを助けてしまい、バイキンマンの怒りをかっています。やなせさんは、わがままな女の子は、なぜかマジメな優等生タイプを好きになることが多いのですよね、とあきらめ顔です。

こんなふうに、魅力的なキャラクターが山のようにいます。まだ、たとえば、バタ子ちゃんと愛犬チーズ、ハンバーガーキット、オムスビマン、カツドン・タマゴドン兄弟とかたくさんいるのですが、今、それぞれ説明する時間はとてもありません。ボクはこれから、東海道線に乗って、ワイフとアンパンマンの国に一泊プチ旅行に出掛けなければなりません。帰って来てから、このつづきを2回か3回にわけてもう少し説明して、それにボクのコウサツもちょっと入れたいと考えています。この”アンパンマン大研究”は、それくらい価値のある大ロンブンであるとボクは思ったのでありんす。 (つづく)









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