こんばんわ。
川越まつりの第二弾でござりまする。このまつりは江戸の天下祭(神田明神、赤坂日枝神社の各祭礼の総称)の影響を強く受けて発展し、祭の山車の形も天下祭の流行を取りながら変化していったそうだ。平成17年には国指定重要無形民俗文化財となり、また、平成28年には、”川越氷川祭の山車行事”として、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録された。川越には何度も足を踏み入れているが、この素晴らしいお祭りは初めて。では、つづきを。
蔵造りの大通りを進むと右側に見慣れた”時の鐘”が現れる。創建された江戸時代の初期から、「時」を告げてきた小江戸・川越のシンボルである。
先に進み、”時の鐘”を振り返る。
その先に、山車を引いている一団が。今日、初めての曳行(えいこう)風景を見る。
岸町の山車で人形は木花咲耶姫
曲がり角を曲がる(祇園祭風に云うと)”辻回し”。ここではわりと簡単に方向転換する。
無事、方向転換がおわり、市庁舎目指して、曳行。
川越市役所前に到着。
市役所前にある山車は?
平成2年に市内のデパートから市に寄贈された山車とのこと。
記念撮影。
そのとき左方向から新富町の山車がひかれてきた。
三代将軍徳川家光を飾る。家光は川越で生まれた。喜多院に生誕の間が残されている。
市役所前は大混雑で長居はせず,往きとは別の道を通り、駅へ向かう。途中でいろいろな山車や色とりどりの法被を楽しむ。
川越まつり最大のみどころは”曳っかわせ(ひっかわせ)”とのこと。向かい合う数台の山車が、囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競演し、まつり人たちは提灯を高々と振り上げ、歓声を上げる。とくに夜の「曳っかわせ」は最高潮の盛り上がりを見せる、とのこと。今度は夜に。
ぼくは遅いお昼をこのうなぎ屋さんで。二階に案内され、窓の開いている席へ。
この窓から、山車と囃子の川越まつりを楽しむ。うな重とビールがおいしかったこと!
素晴らしい2022年の川越まつりでした。来年も是非!
(完)
。。。。。
今朝の散歩で金木犀の香りに気づき、どこからと探してみると、二週間振りに”二度咲き”していた。で、午後、東慶寺のキンさんギンさんを訪ねた。キンさん(金木犀)は前回以上に咲いていたが、銀木犀の方はほんのわずか咲いているだけだった。
東慶寺のキンさんギンさん。左の小さな木がギンさん。
キンさんはよく咲いて、前回より香ばしく。
ギンさんは数輪ほど。二年振りに咲いてくれたが、”二度咲き”分はちょっぴり。でも、よくがんばった。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
(川越の小便小僧)