気ままに

大船での気ままな生活日誌

平成最後の天覧相撲

2019-01-20 22:06:57 | Weblog

こんばんわ。

初場所中日の今日は、なんと天覧相撲。ぼくも国技館で偶然、遭遇し、うれしかったことを覚えている。あの日は、2007年初場所の13日目。事前に知らされてはいないが、警備等の関係でなんとなく気配はあった。そのときは幕内土俵入り前に入場された。通常であれば幕内力士は土俵をぐるりと回るだけだが、その日は、土俵内に腰を落とし、整列してお迎えするという形式だった。当時、稀勢の里は小結で、時天空に逆転負け、結局はその場所は負け越し、4場所つづけた小結から陥落するというみじめな結果に終わっている。

そして、今日の平成最後となる天覧相撲は稀勢の里は引退で出場していない。横綱稀勢の里での相撲を一度、お見せしたかった。今日は後半戦が始まる前にご入場。

天覧相撲では、いい相撲を見せたい。今日一番の取組は同い年で、勢いのあるライバル、貴景勝と阿武咲対決。短い時間だったが、熱戦。貴景勝が勝った。いずれは東西の綱を張るのでは。

稀勢の里の穴を埋めてほしい高安は松鳳山の注文相撲にはまり、4敗。でも、こんなときに注文相撲とは情けない。

白鵬は一人、8連勝。天覧相撲を締めた。

さて、今日の月の丞変化

満月前夜の小望月。月の出は、まだ、明るいうちに。

西の空が赤くなるころ。

東の空のお月さま。もう、ほとんど満月ばってん、小望月。

雪の丞変化

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

銀座三越の猪

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玉三郎の沓手鳥孤城落月と楊貴妃

2019-01-20 09:39:07 | Weblog

おはようございます。

先日、シネマ歌舞伎で玉三郎の沓手鳥孤城落月ほととぎすこじょうのらくげつ)楊貴妃を観てきました。

まず、はじめに、この映画の編集もされた玉三郎のことばを。生まれた国も時代も異なる、壮絶な運命を背負った二人の女性の物語が、「孤城落月」では坪内逍遥の脚本による新歌舞伎で、「楊貴妃」では幻想的な舞踊で描かれております。私も編集・監修として作品づくりに参加しました。舞台とはまた違った映像作品の特性を生かして、より濃密に二人の女性の物語が浮き彫りになるようにと考えました。作品をより深く理解し、また十分にお楽しみ頂けるよう、深淵な空気が漂う京都・樂家の茶室や歌舞伎座の中などで撮影した特別映像も収録しております

共演した七之助が玉三郎について語る場面がある。玉三郎さんの狂乱した淀の方の演技がすごいですね、目を合わすだけで、引き込まれてしまって、自分(秀頼役)は(演技のことは)何も考えずとも、自然と出来てしまう。こんな素晴らしい役者さんと同時代に一緒にいられ、勉強できることは、とても幸せです、と。

歌舞伎座では、よほどの特等席ではないと顔の細かな表情はわからないが、シネマ歌舞伎ならば、どこの席でも、大画面でばっちり見ることができる。七之助の言う通り、玉三郎の見事な演技に堪能。秀頼に会い、狂気から正気に戻る顔の表情の移り変わりなどは玉三郎ならでは、という感じであった。

あらすじは以下の通りです。

大坂夏の陣、大阪城は徳川家康に攻められ落城寸前であった。大阪方の大将・秀頼の母・淀の方は、秀頼に嫁いだ家康の孫・千姫が城から連れ出されようとするところに出くわし毅然と阻止する。そんな中、いよいよ徳川方の軍勢が間近に迫り、城内は炎に包まれ乱戦となる。糒庫(ほしいぐら)へと避難した淀の方は、千姫が混乱に乗じて城から逃げ出したことを知り、怒りのあまり錯乱してしまう。正気を失った母の姿を見た秀頼は、母を殺して自害しようとするが、豊臣家のために降伏するよう勧められ、涙ながらに開城を決意するのだった。(公式サイトより)

楊貴妃

中国の唐の時代、亡くなった楊貴妃への思いが忘れられない玄宗皇帝は、楊貴妃の魂を探すように方士に命じた。方士が蓬莱山の宮殿で楊貴妃の魂を呼び出すと、在りし日の美しい姿で現れる。楊貴妃は永遠の愛を誓い合った皇帝との思い出の数々を思い返しながら舞うのだった。(公式サイトより)

 

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

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