気ままに

大船での気ままな生活日誌

大暑の日はモネの睡蓮で涼みました

2018-07-23 22:25:21 | Weblog

こんばんわ。

今日は二十四節気のひとつ、大暑。文字通りの大暑でしたね。熊谷で、な、なんと、41.1℃!日本最高記録だそうです!。大暑に日本最高気温ということで、記憶にも残る記録となりました。

おお、暑っ(大暑)の日は、モネの睡蓮で涼みましょうと、横浜美術館へ行ってきました。



では、展覧会場のモネの睡蓮をご紹介いたしましょう、といきたいところですが、撮影禁止ですので画像は、モーネー(もうない)です。

それでは、あまりにも悲しいので、撮影可能な常設展の作品を載せましょうか。

ちょうどモネと同時代に活躍した芸術家たちの作品から

初代宮川香山

渡邊幽香(幼児図) 

五姓田芳柳(外国人和装)

小林清親

突然ですが大カラスの登場。お久しぶり。

”モネ、それからの百年展”では”(モネの)イメージの引用と変化”という視点で現代作家が紹介されている。常設展でも、そいう視点でつくられた作品が展示されている。

荒木経惟 (複写美人、清方など)

福田美蘭(風神・雷神図、山水図)


森村泰昌(神とのたわむれ、私の中のフリーダ)



お口直しに日本画をどうぞ。

山村耕花(謡曲幻想/隅田川・田村)

下村観山(小倉山)

松林桂月(四季山水図)

松尾敏男(風雪)

荘司福 (原生)


帰り際、玄関口に本物の睡蓮があるのに気付きました。

。。。。。

上弦の月プラス3のお月さま。満月は28日。火星大接近は31日。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

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ぼくの名古屋場所、星取り予想は大外れ

2018-07-23 10:28:35 | Weblog

恒例の(笑)、ぼくの星取り予想はどうだったか、の報告をしたいと思います。結果を先にいいます。大外れです。

でも、今場所は、ぼくだけではなく、誰もが大外れだったと思いますよ。まさか、三役に上がってから、二桁勝利を一度もしていない御嶽海が優勝するなんて、誰が思いつくだろうか。とにかく異例ずくしの場所だった。まず、4日目に白鵬が休場、そして、鶴竜が6日目、さらに、その翌日に新大関・栃ノ心まで、驚きの休場3連発。なんと、稀勢の里を含め、3横綱休場というのは、19年振りとのこと。

ぼくの予想では、高安、鶴竜、白鵬、栃ノ心の4強の争いで、千秋楽の優勝決定戦までもつれ込み、高安が初優勝という筋立てだった。ところが前述のように3強が脱落。おまけに高安まで、腰を痛めているらしく不調。その間隙を縫って、優勝したのが御嶽海。でも、運も実力のうち。これがきっかけで、一気にのし上がる可能性もあるのでは。第一、横綱陣が引退勧告したいものばかりだしね。栃ノ心、高安も怪我が多いし、豪栄道はカド番の常習犯。

その代わり、若手が伸びてきた。千秋楽で、御嶽海を大接戦で破った豊山をはじめ、朝乃山貴景勝、阿武咲。さらに遠藤、千代の国、北勝富士正代ら。上位陣と総とっかえしたいくらい魅力的な力士ばかり。秋場所が”新旧交代”の正念場になるのではないだろうか。

では、以下に、ぼくの星取り予想の結果を報告します。

予想の星取り/実際の星取り/ぼくの勝敗。〇は±1、●はそれ以外、△は途中休場

高安12勝3敗/9勝6敗●、鶴竜12勝3敗/休場△、白鵬11勝4敗/休場△、栃ノ心11勝4敗/休場△、逸ノ城9勝6敗/8勝7敗〇、御嶽海9勝6敗/13勝2敗●、豪栄道8勝7敗/10勝5敗●、正代8勝7敗/6勝9敗●、玉鷲7勝8敗/8勝7敗〇、貴景勝7勝8敗/10勝5敗●、阿炎6勝9敗/6勝9敗〇、勢6勝9敗/8勝7敗●、松鳳山5勝10敗/3勝12敗●、琴奨菊5勝10敗/休場△、千代の国5勝10敗/休場△

ぼくの成績; 3勝7敗5分(引き分けが異常に多い)
ぼくの番付け; 前頭東7枚目に降格 
(今場所から番付けもはじめました。スタートが前頭筆頭ということで)

秋場所は好成績を取り、番付をあげたいと思います。

 

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鎌倉で相撲絵 雷電もちらり 

2018-07-23 09:05:44 | Weblog

おはようございます。

大相撲名古屋場所も御嶽海の初優勝で幕を閉じたが、14日目、御嶽海が優勝を決めた日の昼間、ぼくは偶然、相撲絵をみていた。おまけに、御嶽海の郷土(長野県)の大先輩である、史上最強の力士、雷電が描かれている浮世絵もね。

鎌倉の小町通りから若宮大路方面へ少し、入ったところに、吉兆庵美術館がある。小さな美術館であるが、魯山人の常設展示のほか四季折々、特別展も開催する。今回は明治維新から150年を迎えた記念に、同館コレクションの中から幕末・明治に関連する浮世絵、書、工芸品などが展示されている。題して、”幕末から明治の人々と工芸品”展である。

その一画に明治の画家が描いた相撲絵の浮世絵コーナーがある。三枚続の大型のものばかりで、それが20ほど並ぶという豪勢なものである。なかなか見られない規模である。では、冒頭に述べた、雷電も出ている相撲絵から。これは、相撲の歴史がはじまって以来の強豪力士を並べたもので、その中央に名横綱・谷風らを差し置いて、大関・雷電がいる。横綱にはならなかったが史上最強とここでも評価されている。

大日本大相撲・勇力関取鏡 蜂須賀国明


江戸時代は雷電をはじめ名力士が続出し、大変な相撲人気で、力士も帯刀を許されるなど身分も高かった。それが、明治に入ると、西洋文化さまさまの時代になり、古きよきものが次々と壊されていった。相撲も例外ではなかった。1871年、”裸体禁止令”が出され、相撲は野蛮なものとされ、人気も下火となってきた。しかし、それを押し戻してくれたのが相撲好きだった明治天皇だった。相撲保護のため尽力され、1884年に天覧相撲がはじめて行われた。そのときの絵も展示されている。

延遼舘天覧相撲横綱之圖 尾形月耕 (横綱土俵入りは初代梅が谷。化粧まわしは伊藤博文が用意したという)

勧進大相撲土俵入り図 蜂須賀国明

相撲絵のほかにも、いろいろ。撮影禁止なのが残念。

初代宮川香山の真葛焼が四つが展示されていたが、その中に、めったに見られない琅玗釉(ろうかんゆう)の花瓶があり、うれしかった。また、大木平蔵(五世)の、明治天皇・皇后、元勲人形や明治大嘗祭の儀式などの作品も興味深かった。大木平蔵は京都の老舗人形店の当主で、現在は七世だそうだ。

ほかに、三舟(高橋泥舟、山岡鉄舟、勝海舟)の軸や、明治の呉服店の図なども。

大丸屋呉服店繁栄圖(井上探景)

それでは、みなさん、大暑にも負けず、お元気で!

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