おはようございます。
1月18日、朝起きたら、びっくり。すっかり白い世界になっている。あたたかい湘南地方まではこないと思っていたのに。この日は、国技館に行く日。雪道もいやだけど、交通事情が心配だ。チケットは無駄にしないように、なるべく遅く、出掛けようと待った。お昼近くになると、雪のあとの雨まで止んで、東海道線は順調にはしっていることを知り、食事を済ませて、出掛けた。
午後1時過ぎには両国駅に到着。月曜なのに、えど博のレオナルド展が開いている。しめたと、ここを見学。空いていて、最高。感想文はのちほど。二時半には国技館へ。
相撲人気沸騰の功労者、遠藤関の御姫様だっこがいっぱい。でも、今場所休場で来場所十両転落が決定的。もう一人の功労者、逸ノ城も早くも負け越しで精彩を欠く。このふたりが、こんなになるとは夢にも思わなかった。
そして、力士の場所入り風景を見学。2時頃からはじまるが、今日は、2時半頃からだったので、数名の力士の写真を撮るに留めた。華のある遠藤関は来ないし。
熊本出身の新入幕力士、正代が入場。声援が飛ぶ。この日は妙義龍に勝って、5勝目。
松鳳山
豊ノ島。好調、7勝目。
そして、館内に入り、十両の取り組みをみて、東西の幕内土俵入りとなる。
東のしんがりをゆく稀勢の里。さすがに、一番の声援。
西の土俵入り
そして、横綱土俵入り。
鶴竜
日馬富士
白鵬
そして、中入り後の取り組みがはじまる。はやばや五番目くらいに今場所好調の高安登場。稀勢の弟弟子。応援したが、豪風に負け、2敗。ふと、稀勢もかと、不安がよぎる。
正代、豊ノ島と勝って、逸ノ城は力なく、負け越しの黒星。後半戦に入る前に、外に出たら、お月さまが相撲見物に来ておられたのにはびっくり。相撲協会の紋章は桜だったんだ、と、はじめて知る。月と桜、絵になるねえ。
後半戦に入るとあっと言う間に、大関の出場。琴奨菊、余裕の取り口で全勝を守る。こうなったら、日本人、10年振りの優勝を!
そして、いよいよ稀勢の里。ぼくが国技館に行くと必ず負ける(正確にいうと8割くらいかな)というジンクス。この日は碧山だし、まず大丈夫だろうと思った。
ところが、ジンクスは生きていた。完敗!とほほのほ。ぼくの初日での予想、12勝3敗で初優勝は、これで完全に消え失せた。へたすると、二度目の大関カド番も。でも、気を取り直し、すくなくとも白鵬戦だけは圧勝してほしい
。
そして、白鵬登場。な、なんと、栃煌山に対して、猫だまし!実際は猫だましではないが、似たようなもの。なんてこった!観衆から大ブーイング。あとで、すもうは力だけだはないと涼しい顔でのたもうたそうなそれなら、これから、どんな変化をされても、白鵬は文句はいえないゾ。でも、この”子猫だまし”の呪いで、白鵬の優勝はもうないでしょう。
あきれた白鵬につづいて、日馬富士もやるかと思ったが、自重して、なんとか勝利。
一番やりそうな鶴竜だったが、豪栄道戦、行司差し違えの接戦で、勝星を拾う。
この日も満員御礼の国技館だった。これで15日間連日は間違いないだろう。