気ままに

大船での気ままな生活日誌

横浜山手 うさぎの散歩

2011-11-05 18:12:50 | Weblog

横浜山手でうさぎの散歩をみた。可愛いうさぎで、サンタの赤い帽子をかぶっていた。うさちゃんを連れている若いお嬢さんも美人だったが、ブログに出すわけにはいかないので、うつくしい黒いブーツの先だけを撮らしてもらった。はからずも、”赤と黒のブルース”になった。できれば、うさちゃんの耳をたてて欲しかったが、お疲れぎみだったようだ(笑)。

横浜山手の邸宅のわんちゃんは、散歩ができず、不満そうだった。身も心もグレー色だった。


バラ色に輝く洋館。

岩崎ミュージアム。明治・大正期、ゲーテ座があったところ。はじめて入ってみた。時代衣装だけのミュージアムと思っていたら、アール・ヌーボーの旗手、エミール・ガレ、ドーム兄弟のガラス工芸品、アルフォンス・ミュシャのポスター絵などがずらり。百を超す、所蔵品があるとのことだから、時々、展示替えがあるだろう。”夢みるパリの画家”と呼ばれたルイ・イカールの作品も。”純血の馬”なんか、とても良かった。また、入ってみよう。ゲーテ座の名は、”ギョエテと は俺のことかとゲーテいい”、のゲーテからではなく、gaiety(喜ばす)の意味だとのこと。

いったい、何しに来たの、横浜山手に?実はこの人の講演を聞きにきたのです。”没後60年記念 いま輝く林芙美子展”の記念講演会、川本三郎”映画の中の女性たち/放浪記、浮雲、めし”。とても面白かったです。成瀬巳喜夫監督の話が中心ですが、”やるせなきお”(爆)の異名があったほど、”貧乏”を愛した監督だったことを知りました。詳しくはのちほど。

昨日、円覚寺でみたヒメツルソバが山手でも。おまけに山茶花の花びらも添えて。



 




 

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宝物風入れ 円覚寺

2011-11-05 08:52:06 | Weblog

我が家には宝物がないので”風入れ”する必要はないが(笑)、国の重要文化財はじめ宝物が山のようにある円覚寺は毎年、この時期に風入れして、ついでに一般公開する。ついでに、国宝の舎利殿も公開する。ここは公開といっても、舎利殿の内部までは入ることはできない。どうしても観たい人は、横浜の歴史博物館に行けば、舎利殿の実物大のレプリカがあります。おまけの、ついでに、ほかの、普段閉じている塔頭でも、オープンしているところがあることが、はじめてわかった。

第一展示場では、まず重文、五百羅灌図(伝張思恭筆)が33幅が御出迎えくださる。そして仏涅槃図。工芸品もずらり。まるでミニ正倉院展だ。法衣類、法具、色鮮やかな大袱紗も。そして第二会場では開山国師である、夢窓国師像から始まり、歴史的著名人の書や書状・・・と書いていくときりがないので、最後の部屋に一気に飛びます。応挙の虎図がある。先日、出光で観て来た長谷川等伯の(左隻の)虎より、さらに可愛い猫みたいな虎だ。雪舟は”山路行”。そして等伯が私淑していた牧谿(もっけい)の”岸樹遊猿図”、あっ、あの可愛いお猿さんだ、と、水墨画フアンも満足させてくれる。

大袱紗と抜陀婆羅(ばつだばら)像(宗淵作)

舎利殿はいつものように、お坊さんが説明してくれる。我が国有数の唐様建築物で、屋根の傾きがその特徴だと教えてくれた。屋根は銅板のように見えるが、さわらの板だそうだ。

舎利殿はこの塀の向こうで屋根が少しだけみえる。何故か、舎利殿の写真はとらせてもらえない。


ついでにオープンしていたのは如意庵。庭も拝見でき、扉も開けてあるので、室内の、うつくしい襖絵や屏風も観ることができる。


漱石が逗留した帰源院も開いているかな、と寄ったが、そこはいつものままだった。ただ、脇道が開いていたので、そこから、いつもと違う角度で山門を撮った。

いつもこの時期に咲く、のぼたんとヒメツルソバがとてもきれいだった。

のんびりした秋の一日だった。

 

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