気ままに

大船での気ままな生活日誌

ぞろめイチの日に、東京タワーからスカイツリーをみる

2011-11-03 09:54:37 | Weblog

’11年11月1日11時11分に浜松町駅に降り立った。ぞろめイチの記念すべき日に何をみるか、人生の一大事である(汗)。駅ホームの小便小僧?ちがいます。これは小便小像の誕生日、10月14日にみます。この日は日本一のものをみなければなりません。浜松町といえば、もちろん、東京タワー。そして特別展望台から、次代の日本一、スカイツリーを眺める。これが、ぞろめイチの日に最も相応しい眺めなのでありんす。

東京タワー。333メートル。昭和33年公開。おっ、おまえも、(三の)ぞろめだな。三丁目の夕日(また三だ)の時代。さあ、がんばるぞ、これからだ日本。東京タワーは、上昇日本のシンボルだった。展望台にはじめて登った日は覚えていない。たぶん大学生のころだったと思う。それ以来、もう一度、登ったことがあるくらい。たぶん、今回は三度目で33年と33日振り(また三のぞろめだ)くらい。

浜松町から増上寺へ。秀忠とお江のお墓にお参りして、その少し先が東京タワー。第一展望台の上の特別展望台へ。ここは地上200メートル。ここからは東京一望。西には日本一の富士山(これはその日の朝散歩でみて、当日ブログ記事にしている)。そして、東には、スカイツリー。

東京スカイツリー。634メートル。2012年2月竣工予定。おまえはぞろめではないな。でも、ムサシ(634)、二刀(20)流で、人生はワンツー(12)パンチ、汗かきべそかき歩こうよ、あなたがつけた足あとに・・なかなか2が出てこないな(汗)・・だから歩いて ゆくんだね 一日一歩 三日で三歩(何で2を抜かす;怒)・・三歩進んで 二()歩さがる(やっと出た)。

さて、スカイツリーは半世紀後、どんな映画ができて、どんな内容になるだろうか。”三丁目の夕日”の時代と違って、今は”下り坂日本”。でも、登り、下りと言ったて、ただ経済を基準にしていただけ。物差しを変えれば、今までの半世紀が急坂ころげ落ちに過ぎず、これからが(まともな国になるための)上昇日本なのかもしれない。”さあ、がんばるぞ、これからだ日本”は変わらない。スカイツリーも”上昇日本”のシンボルにきっと、なる。

増上寺と東京タワー

秀忠とお江のお墓

東京タワー真下から

昇る途中から

展望台からスカイツリー

 

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芹沢介展 松濤美術館

2011-11-03 06:45:42 | Weblog

芹沢鴨は新撰組の筆頭局長です。芹沢介は柳宗悦民藝組の筆頭染織局長です。先日の”柳宗悦展”に引き続き、渋谷の松濤美術館で開催されている”芹沢介展”をみてきました。

芹澤介はワイフのお気に入りで、この展覧会も婦唱夫随だった(汗)。大震災前に行った、静岡市立芹沢介美術館のときもそうだった。芹沢介というと、沖縄の伝統的染色、紅型(びんがた)。それを基本に、さまざまな独創的な型絵染が生みだされていく。どれもが、明るく、楽しく、うつくしい。これが、嫌いという人は余程の変わりものだろう(笑)。

蒲田で工房を構えていたが、1956年に人間国宝に指定され、身辺が騒がしくなったので、翌年から10年余り、鎌倉市津村の農家の離れに仕事場をもち、静かな雰囲気の中で構想をねった。その頃の作品がいくつも展示されている。”津村小庵文帯地”、鎌倉の山々に囲まれてた離れの部屋に作務衣を着た男がねそべっている文様の帯地だ。”津村小庵文着尺”なんていうのもある。もちろん、定番、紅型いろは文屏風、四季文づくし屏風、沖縄笠、団扇文部屋着なども製作年からして、メイドインカマクラであろう。ちらしに採択された作品は、”みのけら図屏風”。庄内地方(たぶん)の農民が使う蓑がモチーフ。印象に残る作品だった。

ぼくは、暖簾(のれん)が好き。”なわのれん”、がある、居酒屋の暖簾ではない。大きな縄が結ばれている文様なのだ(爆)。ねじり文があったり、窓文では窓から人がのぞいているところだ。ついクスクス笑ってしまう。ユーモアがいっぱい。介工房の暖簾部会はお笑い部会。

そして、なななんと、ガラス絵、板絵(絵馬など)まで。介さんのコレクションかと思ったら、ご自分の作だそうだ。57年ごろから始め、数百点もあるらしい。とても魅惑的な作品ばかり。モチーフは静物、本、リンゴ、仏像、おもちゃ等、多岐にわたる。身近なものを、ガラスに描いた。きっと幼児が、白い紙にいたずら描きして嬉しがるように、彼の本来の仕事の合間に描いたのではないだろうか。”趣味”だったに違いない。もちろん、趣味の域は越えているが。

なお、これらの作品は、ご自身も染織家であり、芹澤介を師とあおぐ宗廣陽助さんのコレクションである。展示作品の裏で、どうでい、オレの眼は、と得意そうにしている宗廣さんの笑顔が目にみえるようだった。

 

 

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