朝の散歩の途中、道ばたのドクダミ(じゅうやく)に、4つの白い花弁(本当は総包片だそうですが)をつけた、清楚な花が咲き始めているのに気づきました。じゃー、あの大巧寺の八重咲きのドクダミも開花しているかもしれないと、出掛けてみました。
鎌倉駅を降りて、すぐのところにこのお寺はあります。山門をくぐって、細い小径を通って、本堂前の庭を目指します。小径の脇には、いくつもの山あじさいが美しい清楚な花を見せてくれます、そしてむかし小さな試験管を洗うときに使ったような、白いブラシのような、コバナズイナの花、黄ショウブ、ユキノシタ、ハクチョウゲ、そして、先日行った光則寺にもあった、ちょっと匂いがきつい、ニオイバンマツリの白と紫の5弁の花が迎えてくれます。「小さな草花も精一杯生きています、みんなで大切にしましょう」の立て札が草花の中で目をひからせていました。ほんとにそうですね、とボクもあいずちを打って、ちょっと歩いた先に、その、ドクダミの小群落があります。
その小群落はドクダミの葉っぱばかりが目立っていましたが、よくみると、3つ、4つ、白い花が咲いているではありませんか。一重ではない、まさしく八重の花でした。万歳!桜でも、標準木の3,4輪が開花すれば開花宣言です。ボクもここで、ドクダミちゃんの開花宣言をしたいと思います。
桜やバラですと、開花すると朝日新聞でも取り上げてくれます。でもドクダミちゃんの開花は、神奈川新聞はおろか、湘南のミニコミ紙さえ載せてくれません。ドクダミちゃんがかわいそうになり、ボクのブログには必ず載せてやるからね、とそのとき、約束したのです。
大巧寺は安産、子育てのお寺として有名で、よく、お腹の大きな若奥さんや、お礼参りの赤ちゃんを抱いた若いご夫婦をみかけます。地元では「おんめさま」として慕われています。ドクダミちゃんが「おんめさま」のお庭にご奉公するのは、適材適所だと思います。というのは、ドクダミちゃんはどんどん増えますし(安産)、そして自分が薬の原料になるくらいですから、とても丈夫で、よく育つ(子育て)からです。
ドクダミちゃんをみていると、まるで昭和2~30年代の子供達のようにみえます。みんな貧乏だったけど、明るい、元気な子ばかりでした。いたずらして、先生にぶん殴られたり、ちゃんばらごっこして傷だらけになったり、ばーかば-か、おまえのかあさんでべそ、と言われても、みんな、そんなことあたりまえで、平気な顔をしていました。
でも、ここの八重のドクダミちゃんはちょっとおしゃれですね。クローバの首飾りや野菊のかんざしをつけているオシャマな女の子といった感じでしょうか。しばらくそこにしゃがみ、白い八重の花を触ったり、のぞいたりしていました。
そして、この6月が予定日の、甥夫婦の赤ちゃんが元気に生まれてくるように、おんめさまにお参りしました。6月はあじさいとショウブの季節ですので、いい子が生まれてくると思います。女の子ならアジにうるサイ、お料理じょうずな、そして食べ歩きの好きなこに育つでしょう。男の子ならショウブごとに強いこに育ち、宝くじをあて親孝行することでしょう。
そんなわけで、今日、ボクは、いつもの倍のお賽銭をおんめさまにあげたのでした。
鎌倉駅を降りて、すぐのところにこのお寺はあります。山門をくぐって、細い小径を通って、本堂前の庭を目指します。小径の脇には、いくつもの山あじさいが美しい清楚な花を見せてくれます、そしてむかし小さな試験管を洗うときに使ったような、白いブラシのような、コバナズイナの花、黄ショウブ、ユキノシタ、ハクチョウゲ、そして、先日行った光則寺にもあった、ちょっと匂いがきつい、ニオイバンマツリの白と紫の5弁の花が迎えてくれます。「小さな草花も精一杯生きています、みんなで大切にしましょう」の立て札が草花の中で目をひからせていました。ほんとにそうですね、とボクもあいずちを打って、ちょっと歩いた先に、その、ドクダミの小群落があります。
その小群落はドクダミの葉っぱばかりが目立っていましたが、よくみると、3つ、4つ、白い花が咲いているではありませんか。一重ではない、まさしく八重の花でした。万歳!桜でも、標準木の3,4輪が開花すれば開花宣言です。ボクもここで、ドクダミちゃんの開花宣言をしたいと思います。
桜やバラですと、開花すると朝日新聞でも取り上げてくれます。でもドクダミちゃんの開花は、神奈川新聞はおろか、湘南のミニコミ紙さえ載せてくれません。ドクダミちゃんがかわいそうになり、ボクのブログには必ず載せてやるからね、とそのとき、約束したのです。
大巧寺は安産、子育てのお寺として有名で、よく、お腹の大きな若奥さんや、お礼参りの赤ちゃんを抱いた若いご夫婦をみかけます。地元では「おんめさま」として慕われています。ドクダミちゃんが「おんめさま」のお庭にご奉公するのは、適材適所だと思います。というのは、ドクダミちゃんはどんどん増えますし(安産)、そして自分が薬の原料になるくらいですから、とても丈夫で、よく育つ(子育て)からです。
ドクダミちゃんをみていると、まるで昭和2~30年代の子供達のようにみえます。みんな貧乏だったけど、明るい、元気な子ばかりでした。いたずらして、先生にぶん殴られたり、ちゃんばらごっこして傷だらけになったり、ばーかば-か、おまえのかあさんでべそ、と言われても、みんな、そんなことあたりまえで、平気な顔をしていました。
でも、ここの八重のドクダミちゃんはちょっとおしゃれですね。クローバの首飾りや野菊のかんざしをつけているオシャマな女の子といった感じでしょうか。しばらくそこにしゃがみ、白い八重の花を触ったり、のぞいたりしていました。
そして、この6月が予定日の、甥夫婦の赤ちゃんが元気に生まれてくるように、おんめさまにお参りしました。6月はあじさいとショウブの季節ですので、いい子が生まれてくると思います。女の子ならアジにうるサイ、お料理じょうずな、そして食べ歩きの好きなこに育つでしょう。男の子ならショウブごとに強いこに育ち、宝くじをあて親孝行することでしょう。
そんなわけで、今日、ボクは、いつもの倍のお賽銭をおんめさまにあげたのでした。