稀勢の里、白鵬破る

いよいよ大相撲春場所が今日から始まりました。いつものように「荒れる春場所」になりました。でも、私の思う通りの、期待した通りの結果になりました。こんな嬉しいことはありません。うはうはの結果に、ついつい、お酒の量もいつもより、ワンカップ多くなってしまいましたね。うふふのふですね。

先場所、よもやの負け越しで三役から前頭筆頭に落ちた稀勢の里、今場所は是が非でも、勝ち越して三役復帰を、できれば二桁勝利で、関脇昇進を果たして欲しいと思っていました。そのためには初日の大関・白鵬戦は非常に重要な一戦でした。

この一戦の前に、先場所、優勝戦線に最後まで残った豊ノ島が大関琴欧州を下手投げで堂々と破りました。これで、次の稀勢も勢いに乗っていくぞと思ったのでした。その通りになりました。見事に突き落としで白鵬を破ってしまったのです。今日は白鵬の誕生日だったそうですが（私、私の母、吉永小百合さん、ディープインパクトと、同じ三月生まれで親近感はあるのですが）、情けは勝負に無用です。稀勢の勝利で私の心は、もう”有頂天土俵”になってしまいました。

”有頂天土俵”はまだまだ続きましたよ。安馬が大関・千代大海を寄り切り、なんとなんと横綱・朝青龍が、新小結・時天空に後ろ向きにされ送り出され、負けてしまったのです。私も、お尻の下の座布団をテレビの前まで飛ばしてしまいましたよ。

今日の結果は、「荒れる春場所」ということだけでは、多分納まらないと思いますね。今日は最近の大相撲界のエポック的な日になるのではないかなと思っています。稀勢、安馬、豊ノ島の若手力士が、このところ少々ふがいない大関陣を破り、近い将来、彼らに取って代わる力を見せつけた日だと思うのです。新入幕栃煌山も良かったですね。豊真将、琴奨菊は今日は負けてしまいましたが、前述の若手グループと同等の力はありますので、今後期待できます。

がんばれ、稀勢の里、そして若手グループ。今の横綱、大関グループを一掃するつもりで、勝ち星を重ね、この中から優勝力士が出て、春場所を盛り上げてくださいね。

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千秋楽にもまたコメントしたいと思います。期待通りに、若手グループが活躍してくれると嬉しいのですが、トホホの結果で、相変わらず、朝青龍がにこにこ賜杯を抱えたりしていて・・トホホのホにならないように願っています。