気ままに

大船での気ままな生活日誌

ブルー・ハワイ

2007-03-01 18:47:31 | Weblog
この写真は、ハワイ・オアフ島のハナウマ湾です。1961年に日本でも上映され、大ヒットしたエルビス・プレスリー主演の「ブルー・ハワイ」の舞台になったところです。サウンドトラック・アルバムも空前のベストセラーとなりました。”ブルーハワイ”の代表に選ばれるだけのことはあります、ハナウマ湾は、目もくらむようなブルーの美しさでしたよ。・・白い珊瑚礁の上をやさしく、行き来している波の色の美しいこと、淡緑色に近い水色で、そしてどこまでも透明、高い見晴台の崖の上からでも、熱帯魚みたいなきれいな魚が泳いでいるのがみえる・・

1週間ほど、ハワイで遊んできました。ハワイといえば、やっぱりブルーの海ですね。ワイフも私もマリンスポーツはしませんが、海をいつまでも眺めたり、浜辺で遊ぶのは好きです。泊まったホテルはワイキキビーチに直に繋がっていて、部屋から、ゴムサンダル履きで浜辺に出られます。私は毎朝、ビーチの砂浜を往復4キロぐらい、サンダルもぬぎ、裸足で歩きました。

・・前方にはダイヤモンドヘッドの嶺がそびえ、そして太平洋の水平線が、白い雲を浮かべた青空を区切っている、朝早くからサーファーたちが波と戯れている、浜辺にはもう、ビキニのお嬢さんが背中を干している、自然とむかしの歌をハミングしてしまう、ラララ・・・ビキニのお嬢さん♪ 足の下をくすぐるように波が行ったり来たり、ときどき立ち止まり海をみる、ときどきうしろを振り返り、目の保養もする・・

そして、浜辺とつながっているレストランで、毎日、ゆっくりブランチをとりました。同系列ホテルの、となりのピンクパレスの愛称で人気のロイヤルハワイアンや、そのとなりの伝統のモアナホテルも自由に入れましたので、毎日違った雰囲気のレストランで、海をみながら、波音を聴きながら、さわやかな海風に吹かれながら、食事をしました。そして夕方には、浜辺でのハワイアン演奏とその前で優雅に踊るフラダンスを鑑賞しながら、食べたり、呑んだりしました。

すばらしいブルー・ハワイは他にもありましたよ。ハナウマ湾を抜けて、少し先に行くと、ハロナ潮吹き穴という名所があります。波が打ち寄せ、岩場の穴から鯨が潮を吹くように、時々海水が飛び跳ねます。また、今の時期、アラスカから鯨がお産にくるので、運がよければ本物の潮吹きも見られますよ、と言われ、目を凝らしましたが、ホエールウオッチングには失敗しました。

ここから、もう少し先の海も、とてもきれいでしたよ。水平線の近くが群青色、そして、次第にその群青色が薄められ、だんだん水色になっていきます、そして浜辺に近くなると、ハナウマ湾でみたような、淡緑色に近い水色になり、そして白砂に打ち寄せるおわりのしぶきは白と、見事なブルーのグラデーションです。ここの海では群青色が印象的でした。ふと、有島武郎さんの名作「一房の葡萄」の少年を思い出しました。きっとこんな海の色をみてしまったんですね、ジムの群青色の絵の具が欲しくなってしまうわけですね。

約1週間、ブルー・ハワイにすっぽり包まれて、幸せな気分(ブルーな気分でなくてね)で帰って来ました。でも顔は日焼けして、すっかりブラックになってしまいましたよ。私はいいのですが、ワイフはそれでブルーな気分みたいですよ。あと、体重計にもしばらく、のりたくないと言っていました。

・・・・・
次回以降に、もうひとつふたつ、ハワイの話題をと、思っています。

コメント
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