まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

母親の空回り?

2006年08月18日 | にこにこ
 ここ1ヶ月、ずっとずっとトライしながらも、うまくいかないことがあります それは、タイミング良く、アゲハチョウとお花の写真が撮れない・・ということなんです

 我が家のベランダに、ささやかな花壇を作っていることは、すでに何度かお話をいたしましたね 今は、どんどんと増えたポーチュラカと、サフィニア、ミリオンベルが満開です
 中でも、ペチュニアの品種改良種のミリオンベルは、ハンギングプランターから溢れるようにして咲き、マンションの中庭からでも、濃いピンクの花が美しく咲き誇っているのが見えています
 そのミリオンベルは、どうもとっても蜜の多いお花のようで、梅雨が明けた頃から、毎日毎日、アゲハチョウがやってきては、ホバリングをしながら、長い間、蜜を吸っているのです 時には、大きな大きなクロアゲハも来るのですよ

 じつは・・・我が家のじゃじゃ馬娘は、大のアゲハチョウ好き メールのアドレスや、いろいろなところに、アゲハ、swallowtail などの言葉を使っています
 そのことを良く知っている私・・・何とか、そのハンギングプランターにやってくる美しいアゲハチョウと、きれいに咲いたミリオンベルの写真を撮りたくて、リビングの中からアゲハがやってきたことを確認すると、携帯電話を持って、すぐにベランダに出ます
 なぜか、そんなにすてきなアゲハチョウとお花が見られるとき、決まって娘は家にいないのです
 本当にきれいな写真、すてきな写真を撮るには、カメラで写すのが良いのでしょうが、最近の携帯電話の内蔵カメラも精度が良いと聞いていますので、とにかく、手軽なほうがタイミングを逸しない

 ところが、外に出たとたんにアゲハチョウはたいてい逃げてしまいます
たまたま今朝は、お洗濯を干しにベランダに出ていると、ふっと気づいたらそこにアゲハチョウがいるのです 私は這うようにしてリビングに戻り、また這うようにして携帯電話を手にベランダへ

 たぶん、10分くらいは、ナイスなシャッターチャンスを待ち、汗をダラダラと流しながら携帯電話を構えていました
 しかーし 残念ながら、今日も写真は撮れませんでした
 汗だくになってリビングに戻り・・・エアコンの効いた部屋の中から、ミリオンベルを眺めながら思ったのです・・・

 「私は、いったい、何をやっているのだろう???

 もし、私がすばらしいシャッターチャンスに恵まれて、納得のいく良い写真が撮れたとして?
 私が得々とした様子で、娘の前に携帯電話をさしだし、アゲハの写真を見せたとして?
 果たして、娘は「わあ、何てきれい! ママ、この写真、すごいじゃない いつ撮ったの? 私のために撮ってくれたの??」・・・・ そんなことを言って、満面の笑顔で喜ぶのだろうか?

 そんなことを考えているうちに、何だかおかしくなって、笑えてきました
 もしかしたら、娘は、私も驚くくらいに喜んでくれるかもしれません でも、もしかしたら、「へえ、家にもこんなふうにアゲハチョウが来るんだねえ」あっさり言うだけで、さっさと携帯電話をパシンと閉じて、返してくるかもしれません

 ふふふ、私には、どちらともよめません

 でもね、やっぱり明日になったら、私は携帯電話を側に置いて、家事をするでしょうね そして、時々気になって、リビングからハンギングプランターをチェックするのです また汗だくになって、携帯電話を構えて、アゲハチョウに声をかけるのです。「ねえ、もう少しこっちに来てよ ああ、そんなに向こうのお花に行っちゃったら、写真が撮れないじゃないの・・・」

 娘が喜んでくれようと、くれまいと・・・私は、アゲハチョウ好きの娘に見せてあげたい!という一心で、携帯電話を構える 
 それが、私の満ち足りた時間であり、幸せであり、我が子への愛情なんです

コメント
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