まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

大切な預かりもの

2006年08月03日 | にこにこ
 しばしばこのブログに登場する私の娘・・・今日も恐縮ですが、またまた彼女と、彼女のお友達の登場です

 じつは昨日、娘のお友達が我が家にやってきました ちょっとは格好をつけたい私は、2,3日前からいろいろと計画を立て、あちこちを片づけ、夕食のお献立を考え、ちょっぴり緊張 そしてウキウキでした
 何せ、14年間、ひとつの教育環境で育った娘です 来るお友達4人の中の二人は男の子 兄はいるものの、ずっと女の子ばかりの生活をしてきた娘が、初めて男の子のお友達を二人も連れてくるというのです。何だか、このことも不思議で、興味津々
 元気にやってきた4人 全員が東京で一人暮らしです おいしいおいしいと、気持ち良く食べてくれる彼ら・・・
  一人は、東京から2時間の地方都市育ち。よく城址公園を男子生徒と一緒にランニングをしました、と話す笑顔の素敵な女の子
  一人は、私と同郷。「おばちゃん、めっちゃおいしいですー」と陽気に話す愛嬌もの
  一人は、遠く離れた地方都市の名門私立男子校出身 もの知りのしっかり者
  一人は、沖縄本島から、はるか南の離島出身 「久しぶりの家庭料理に感動するばよ!」と、何度もお礼を言っては、ペロリとたいらげる・・・

 私は、彼らといろいろ話ながらも、子供達が大いに話し、大いに食べる様子を眺め、ふっと彼らの今までの歴史を思いました・・・

 今でも我が家の廊下には、子供達のお宮参りや七五三、入学式や卒業式の家族写真を掛けてあります。ダイニングから廊下に出た私は、久しぶりにそれらの写真を眺め、あらためて我が子の成長に、彼ら一人一人の18年間の年月を重ねました

 親元を離れ、今、我が家のダイニングで大いに食べているあの子達・・・親御さん達は、どんな思いで彼らを東京に送り出したのだろう・・・ きっと空っぽになった我が子の部屋をのぞき、昔のことを思い出しながら、遠く離れて生活をする子供の健康と幸せを祈る気持ちで望んでいらっしゃるのだろうなあ・・・

 私はダイニングに戻り、彼らを親御さんから4年間、預かったような気分になり、本当に彼らを愛おしく眺めました

 今日、そのうちの2人は、私の自宅から、直接帰省していきました 残りの二人も、まもなく帰省するとのこと 今、お父さん、お母さんは、どんな気持ちで、初めての帰省をまっていらっしゃるのでしょうね

 今夜は、半月がくっきり・・・明るい空です 帰省した二人は、5ヶ月ぶりの我が家で、きっと同じ月を眺めていることでしょう

 今はまだまだ幼いみなさんのお子さん達も、こうして親と一緒に日を重ねていくうちに、どんどんと大きくなっていくのです 
 18歳は、決して突然にやってくるのではなく、一瞬一瞬が、一日一日が積み重なり、親子の重くて深い歴史となってやてくるのですよね・・・
コメント (2)
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