昨日、久しぶりに娘と話す時間がありました。とは言っても、電車の中で3駅ほどの間だったのですが
娘は、大学入学当初から、外資系のコーヒーショップ?でアルバイトをしています
昔は、コーヒー好きの私を見て「ママ、こんな真っ黒な飲み物、何がおいしいの?」と言っていたものですが、今では時々、日頃の親不孝の罪滅ぼしか、私好みのコーヒー豆を買って帰ってきたりしてくれて、「いや・・・これはおいしいよー
」などと、わかった口をきくようになっています

その娘・・・おもしろいことを言うのです。
「あのね、毎日、うちの店に来てくださるお客様なんだけど、時々、午後の時間には、子どもを連れてくるのね
幼稚園くらいかなあ・・・
その子がね、いつも○○○○(普通の大人向けの飲み物、スイーツ系メニュー)を飲むのよ。最近は、自分で注文してね
すごくかわいい子なんだよ
でもね・・・何て言うのかなあ、私、上手く言えないけど、どうもそれって違うって気がするのよねえ・・・
うちのお店には、12歳以下の子ども向けのメニューが用意されていて、価格も抑えられてるし、年齢を考慮したメニューなわけ。だから、私達は必ず、子ども連れのお客様には、こういうものがありますってお勧めするのね
私ね、小さい頃、ママには絶対、子どもだからダメよ
ってきつく言われていたメニュー、あったじゃない?
コーヒーも、お紅茶もダメだったし。「あなたはまだ子どもだからダメです!」って、いつもビシって言われたら、そうなんだね、仕方ないね、子どもだもん、って思っていたわけ
電車だって、座ったことなかったでしょう?よほど空いた電車でないと、私は座ったとしても、いつもママのお膝の上だったこと、よく覚えているの。
だから、私の中では、子どもが大人と同じものを飲む、とか、平気で一人分のスペース使って親と座る、とか、ものすごく違和感があるのよねえ・・・
だから私ね、中学の頃だったかなあ・・・ちーちゃんとレク(彼女が熱心だったキャンプリーダー養成のボランティア活動)で先輩達と一緒に○○○○を注文して初めて自分でお金を払って食べた時、二人で感動したんだよ
いやー・・・世の中に、こんなおいしいものがあるんだーって。
でも、不思議にママ達はこんなものをいつも食べられて狡いなあ、って思ったんじゃなくて、何て言うのかなあ・・・大きくなって、こんなものを食べて・・・がんばらないといけないんだなあって言うか・・・
まあ、とにかく、子どもは子ども、これは、子どもが食べてはいけないもの、って、あらためて感じたっていうか・・・
きっと、またあの子、うちの店に来て、○○○○を注文するんだろうなあ・・・何か、違うんだよなあ・・・
あの子は、大きくなったら、何に感動するんだろうね・・・はっはっは
私には関係ないか
」
じつは、私は娘のこの話しには、かなり驚いたのでした。
このブログにも、結構、頻繁に登場する娘ですが、そのたびに彼女は「ドライな現実派・冷静なリアリスト」として登場しているはずです
その娘が、こういうことを語るなんて・・・
私は、彼女と別れてから、かなり感激していました
3つ子の魂、百まで・・・
私が、母親として、毅然と示した態度の数々は、何と20歳になった娘の体と心に染みつき、彼女の一部となっている・・・母親冥利に尽きる事実です
私が示した持論は、決して教育的見地から語られたり、示されたりしたものばかりではありません
単なる私の好み、だったものもあったのです。 コーヒーやお紅茶を飲ませなかったのも、実際には「カフェインの子どもの身体への影響」を考慮したものでも何でもなく、私が幼い頃には飲ませてもらえなかったという経験と、大学生時代にアメリカかぶれをしていて、ホームステイ先の家庭では、絶対に子どもにカフェイン入りの飲み物を飲ませないと決めていた・・・という真似っこの部分もありました
けれど・・・昨日の娘との会話で、あらためて実感したこと。
それはやはり、子どもが幼い頃の、親の、特に「母親の影響の大きさ」です。
親が揺れると、子どもも揺れ・・・
親にポリシーがないと、子どもにもポリシーがない・・・
私とはかなり違う個性を持った娘ではありますが・・・私が母親として実践し、仕事の立場でも提唱し続けている持論は、ある意味、我が娘によって証明されたかな?そんな気がして、ほのぼのとした私です

娘は、大学入学当初から、外資系のコーヒーショップ?でアルバイトをしています




その娘・・・おもしろいことを言うのです。


その子がね、いつも○○○○(普通の大人向けの飲み物、スイーツ系メニュー)を飲むのよ。最近は、自分で注文してね


でもね・・・何て言うのかなあ、私、上手く言えないけど、どうもそれって違うって気がするのよねえ・・・
うちのお店には、12歳以下の子ども向けのメニューが用意されていて、価格も抑えられてるし、年齢を考慮したメニューなわけ。だから、私達は必ず、子ども連れのお客様には、こういうものがありますってお勧めするのね

私ね、小さい頃、ママには絶対、子どもだからダメよ

コーヒーも、お紅茶もダメだったし。「あなたはまだ子どもだからダメです!」って、いつもビシって言われたら、そうなんだね、仕方ないね、子どもだもん、って思っていたわけ

電車だって、座ったことなかったでしょう?よほど空いた電車でないと、私は座ったとしても、いつもママのお膝の上だったこと、よく覚えているの。
だから、私の中では、子どもが大人と同じものを飲む、とか、平気で一人分のスペース使って親と座る、とか、ものすごく違和感があるのよねえ・・・

だから私ね、中学の頃だったかなあ・・・ちーちゃんとレク(彼女が熱心だったキャンプリーダー養成のボランティア活動)で先輩達と一緒に○○○○を注文して初めて自分でお金を払って食べた時、二人で感動したんだよ

でも、不思議にママ達はこんなものをいつも食べられて狡いなあ、って思ったんじゃなくて、何て言うのかなあ・・・大きくなって、こんなものを食べて・・・がんばらないといけないんだなあって言うか・・・
まあ、とにかく、子どもは子ども、これは、子どもが食べてはいけないもの、って、あらためて感じたっていうか・・・
きっと、またあの子、うちの店に来て、○○○○を注文するんだろうなあ・・・何か、違うんだよなあ・・・
あの子は、大きくなったら、何に感動するんだろうね・・・はっはっは


じつは、私は娘のこの話しには、かなり驚いたのでした。
このブログにも、結構、頻繁に登場する娘ですが、そのたびに彼女は「ドライな現実派・冷静なリアリスト」として登場しているはずです

その娘が、こういうことを語るなんて・・・
私は、彼女と別れてから、かなり感激していました


3つ子の魂、百まで・・・
私が、母親として、毅然と示した態度の数々は、何と20歳になった娘の体と心に染みつき、彼女の一部となっている・・・母親冥利に尽きる事実です

私が示した持論は、決して教育的見地から語られたり、示されたりしたものばかりではありません


けれど・・・昨日の娘との会話で、あらためて実感したこと。
それはやはり、子どもが幼い頃の、親の、特に「母親の影響の大きさ」です。
親が揺れると、子どもも揺れ・・・


私とはかなり違う個性を持った娘ではありますが・・・私が母親として実践し、仕事の立場でも提唱し続けている持論は、ある意味、我が娘によって証明されたかな?そんな気がして、ほのぼのとした私です
