鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

朝陽を浴びて 183系A43編成

2010-09-13 | 183系

 JR西日本福知山電車区の183系A43編成です。
 9月11日の朝、桂川駅でワム貨の6170レを撮影した後、移動して京都総合運転所に入区するところを撮影しました。

 ここは当ブログに遊びに来てくださる高校3年生の「しょうちゃん」さんのお気に入りのところです。
 今まで私は行ったことがなかったのですが、ぶらぶらと駅から歩いて行ってみました。とはいっても残暑厳しい朝で、往復歩くと汗まみれになりました。さわやかな土曜の朝なのに汗まみれとは……。

 ですが、よい休日の運動になったのも確かでした。
 183系は本当かどうかはわかりませんが、国鉄色よりこのアーバン色というかJR西日本色というか、こちらのほうが存廃が危ういという噂ですね。
 折々、いろいろなカットを撮影しておこうと思います。

2010-9-11 JR西日本京都線 京都総合運転所付近 183系回3012M A43編成
Nikon D300,Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM,46mm,ISO 200
1/640秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EF200とDD51の配給を狙う方々!

2010-09-12 | 鉄道写真

 まず、携帯電話で見てくださっている方にお詫びです。画像をフォトショップ・エレメンツ7で加工しています。見づらいのではないかと思います。ごめんなさい。
 この写真は携帯電話のカメラで撮影した、JR西日本京都線向日町駅で本日、9月12日の配1975レを撮影される有志の面々です。

 きょうは所用があり、非鉄日でした。家人と京都市内で昼食後、別行動を取り私だけ帰宅するため京都駅から普通に乗車。そうそう昨日、C62重連さんにメールをいただきながら返信できていなかったな、と思い、メールをさせてもらいました。ちょうど梅小路を配1975レが発車する直前でしたので、撮影されるため京都近辺に来られているのではないかと考え、どこにおられますか、と記すと予想通り「向日町」とのお答えです。

 それならカメラは持っていませんが、C62重連さんやご同行の皆さまにごあいさつをと向日町へ。珍しく朝の8865レでDD51が無動力回送されてきたので、配1975レで吹田に届けられます。このため、向日町には10人以上の方々が撮影に来られていました。

 ホーム端より下がったところで集まっておられた皆さんにお会いし、私はそれぞれ構えておられる場所の背後で携帯電話のカメラで撮らせていただきました。
 青き狼EF200とDD51。きょうは珍しく空コキが5両ほど付いてその後ろにヨや配給コキ、トキというこの列車にしては長い編成でした。

 ほんの短い時間でしたが、顔なじみの皆さんとお会いできて楽しい気分になりました。

2010‐9‐12 JR東海道本線向日町で

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桂川で EF66-0番台の6170レを撮る

2010-09-11 | EF66

 ワム貨の6170レにEF66-26が入るというので、JR西日本京都線の桂川へ行って来ました。この日のワム8は27両。前日、kony5711さんが梅田貨物で数えてくださり、けさはC62重連さんが発車を確認してくださいました。
 桂川駅のホーム端で待っていると、だんだん人が増え、京都れいる倶楽部とTEAM3170のメンバーである「シンキト」さんも登場。「明星51号」さんとも、お話をすることができました。

 残念だったのは、きれいな朝日がすぐに東の空を覆う雲に隠れてしまったこと。陽が射さない状況で、ホワイトバランスを晴天日陰で撮ってみました。だいたい、見た感じもこのような色合いだったと思います。


 一週間前の9月4日の土曜日も6170レを桂川で撮影しました。このときは、「ドライモン」さんとご一緒で、EF66-23が牽引でした。
 二週続けての6170レにEF66の0番台が充当されるのは最近では珍しく、うれしいことです。4日はすっきり晴れたのでこのような写真になりました。彫の深い66-0の顔が陰影で一層ひきしまって見えますね!

≪写真上≫
2010-9-11 JR東海道本線 向日町-桂川 紙返空 6170列車 EF66-26
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,102mm,ISO 400
1/640秒,f2.8,-0.3段,WB:晴天日陰
≪写真下≫
2010-9-4  JR東海道本線 向日町-桂川 紙返空 6170列車 EF66-23
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,170mm,ISO 400
1/800秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

183系B63編成 「はしだて5号」

2010-09-10 | 183系

 国鉄特急色の「はしだて6号」を撮ると、急いで山家駅方面に向かいます。日陰もない炎天の田んぼのわきに立っているのは、さすがに疲れました。そこで、駅に戻りつつ、来る時に下見をした林がバックの短い直線区間で撮影することにします。

 あいにくこの時期の太陽は、ほぼ線路の上にあるようなもので、正対する列車は顔にしか陽光が当たりません。そこで、なるべく危険のない範囲で線路に寄って撮りました。
 夕方のやや赤みを帯びた光線を受けて輝く「はしだて5号」の先頭車。国鉄特急色はやはり、どう考えてもよい塗り分けですね。

 振り返って見送ると、稲がたわわに実った田んぼの上をたくさんのアキアカネが陽の光に羽をきらめかせながら飛び回っているのが非常に印象的でした。

2010-9-4 JR山陰本線綾部-山家 福知山電車区183系B63編成 特急「はしだて5号」
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,62mm,ISO 200
1/1000秒,f4.5,-0.7段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

183系 稲穂と国鉄特急色

2010-09-09 | 183系

 JR西日本福知山電車区の183系電車撮影シリーズの続きです。
 雲に魅せられて、あえて逆光での撮影に挑んだ「きのさき6号」。今度は黄金の稲穂とからめて撮影しようと考えました。

 そばの刈り取りを終えた田んぼで作業されていた農家の方に「あぜ道に入って写真を撮ってもいいですか」と尋ねて許可をもらい、まず「たんば3号・まいづる5号」を撮影します。ワイドで引きつけてシャッターを切りましたが、さすが特急ですね。1000分の1秒でも微妙に流れてしまいました。
 今度は再び逆光になりますが、京都行きの「はしだて6号」がターゲットです。この列車は、国鉄特急色です(本当を言えば、窓を彩る赤い帯の下に余分なラインが一本入っていますが)。

 逆光に色づく稲穂を大きく入れようと、今度はあぜ道を出て細い道路からやや見下ろし気味に狙ってみることにします。
 うまい具合に線路際の田んぼが刈られているので、編成前半の足回りは見えます。これがすべて刈り入れ前であったら、少し中途半端な写真になったかもしれません。

 下りの普通電車で練習しようと構えていると、やって来たのは湘南色の113系2連でした。結果は露出を少しオーバーにし過ぎて、雲が白飛びしてしまいました。空の部分が間抜けな感じです。そこで、ISOを400に上げて被写界深度を稼ぎつつなんとか雲の形も写るようにしてみました。それがこの写真です。

 このような日本的風景の中を走る国鉄色の車両をいつまで見ることができるのでしょうか。

2010-9-4 JR西日本山陰本線綾部-山家 福知山電車区183系B編成 「はしだて6号」
Nikon D700,AF-S NIKKOR24-70mm F2.8G ED,48mm,ISO 400
1/800秒,f9,+0.3段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲に魅せられて 183系特急「はしだて」が行く

2010-09-07 | 183系

 JR西日本舞鶴線での撮影を終えると、青春18きっぷを使って綾部に出て今度は山陰線の山家に出かけました。
 山家の駅から炎天下の道を20分歩いて有名撮影地へ。カバンのテルモスにアクエリアスは入れてありましたが、これは非常用と考えていたので、途中で見つけたコーラの自動販売機が本当に砂漠のオアシスに見えました。ここでお茶やアクエリアスを買い込み、ポイントに着くと一気に飲み干してようやく一息つきました。

 はじめからわかっていたことですが、大逆光です。撮影ポイントの確認も兼ねていたので、それはそれでよしとします。
 望遠で色づく稲穂をサイドに配し、山バックの構図にしようかと考えました。しかし、ふと空を見ると入道雲が出ています。刻々と雲の形は変っていきますが、輪郭が光を受けて輝いています。順光の入道雲も存在感があって美しいのですが、逆光の雲というのも悪くありません。この雲を入れて撮ろうと縦に構えます。

 遠くでタイフォンが聞こえ、しばらくするとJR西日本色の183系7連による京都行き「きのさき6号」がやって来ました。厳しい残暑を感じさせる絵が出来上がったと思います。

2010-9-4 JR西日本山陰本線綾部-山家 福知山電車区183系7連「きのさき6号」
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,135mm,ISO 200
1/640秒,f11,-1.0段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のどかな田園風景と223系5500番台

2010-09-06 | 電車たち

 秋の丹波を行く223系5500番台。JR西日本舞鶴線のひとこまです。

 クモハ183-200番台が先頭の特急「まいづる」を撮ったあと、綾部に出る電車の時刻まで余裕があったので、普通電車を撮ってみることにしました。223系5500番台の2連が、稲刈りの始まった里の光景にどうマッチするのかなと思いながら、アングルを決めてしばらく待機します。

 定刻より数分遅れて、踏切の警報機が鳴りだしました。光の関係で、後追い撮影に決めています。結構なスピードでファインダーに現れました。後追いは躊躇すると、ここぞというタイミングを外しやすいので、狙った位置に車両が来る前から連写を始めます。
 都会でみると味もそっけもない銀色のボディですが、ご覧のとおり2両という短さもあって里の光景に違和感なくおさまってくれました。

 青い空と白い雲。色づく水田、刈り取りが終わった田んぼ。絵だけ見たら秋の風情……。しかし、現実は猛暑。近くにコンビニがあったのが幸いでした。撮影後、駆けこんで冷たい飲み物を買い込んだのは言うまでもありません。

2010-9-4 JR西日本舞鶴線 淵垣-綾部 337M 223系5500番台2連
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,35mm,ISO 200
1/640秒,f8,-0.3段,WB:晴天




にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞鶴線で特急「まいづる」を撮る 183系C32編成

2010-09-05 | 183系

 JR西日本湖西線で4002レ「日本海」などを撮り終えると、ドライモンさんと私は近江中庄駅から敦賀に向かいました。ドライモンさんは敦賀で乗り換えて北陸線をさらに北へ、私は小浜線を通って舞鶴線に福知山電車区の183系を撮りに行きます。青春18きっぷ利用なので、小浜線の景色も楽しもうと思ったのです。

 敦賀10時発の125系2連による快速は軽快に若狭湾沿いの線路を走り、定刻に東舞鶴に到着。乗り換え待ちをしていると、やって来たのは113系国鉄色2連でした。できれば乗車するより撮影したかった、と少々残念に思いました。

 淵垣で下車してポイントへ。初めての場所なので、できるだけ早く着こうと急ぎます。
 着いて確認すると200ミリでは左の家の庭先に停まった軽トラが邪魔になります。こんなこともあろうかと70-300ミリズームを持ってきていたので、付け替えます。それでも微妙に気になり、いろいろ試しているうちに踏切の警報機が鳴り出しました。撮影しようと思っている特急「まいづる6号」は私の乗った113系の続行です。「もう来てしまったのか」と三脚を使うのはあきらめ、手持ちで構えてみます。でも、まだ時刻になっていません。すると、背後から223系5500番台が来ました。東舞鶴行きの普通電車の存在をすっかり忘れていました。もちろん安全な場所で撮影していますので、背後から来ようがまったく問題ありません。これも手持ちの後追い撮影ですがシャッターを切り、改めて「まいづる」用にセッティングします。結局、縦で撮るとサイドの余分なものが気にならないうえ、空も入れることができお気に入りの写真になりました。

 今回、舞鶴線にやって来たのは、485系「しらさぎ」増結用だったクモハ183系200番台を撮るためです。モハ485から、増結用のクモハ485系200番台に改造されて運転台が設けられ、その後683系の増備で福知山に転属し、183系200番台になった前面切り妻の先頭車。舞鶴線内では京都行きの先頭車となって元気に走っています。しかし、なかなかこのユニークな先頭車のみを撮るために出かけることはなく、今回、青春18きっぷを使ってならと、湖西線から転進した次第です。

 9月に入ったとはいえ日中の猛烈な暑さは丹波でも変りありません。土曜日といえども強烈な暑さの日中にこれを狙うファンは他にだれもいませんでしたが、明るい日差しを受けてきれいな姿の編成を撮ることができ、大いに満足しました。

2010-9-4 JR西日本舞鶴線 淵垣-綾部 3046M「まいづる6号」 フチ183系C32編成
Nikon D700,AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF),260mm,ISO 200
1/800秒,f8,-0.7段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村

鉄道コム
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴れ渡った湖北を駆ける 寝台特急「日本海」

2010-09-04 | 寝台列車

 9月4日は青春18きっぷの残り1回分を使い切るため、JR西日本の湖西線や小浜線、舞鶴線、そして山陰線に出かけました。
 まずは手近な桂川駅で、臨時特急「おわら2号」とワム貨の6170レを撮り、次は近江今津-近江中庄に移動。ここで4002レ「日本海」などを撮ったあと、敦賀経由で舞鶴線と山陰線で183系特急電車を中心に記録しました。

 桂川から敦賀まで、TEAM3170メンバーのドライモンさんが同行してくださり、楽しい時間を過ごせました。

 さて、この写真は先日、工臨撮影の時にパーイチファンさんと一緒に見つけたポイントです。あのときは薄曇りのような天候でしたが、きょうは晴れ渡り青い空と白い雲が鮮やかです。山もくっきり見え、ローズピンクのEF81と青い24系客車が美しい姿を見せてくれました。

 3日に松任工場に入場していたEF81-101がぴかぴかになって出場したと聞いていましたので、早速運用に入らないかとドライモンさんともども期待して待っていたのですが、結果は106号機でした。最近、トワイライト釜の入ることも多い「日本海」なので、101でなくともローピン釜で何の不足がありましょう。

 線路際の田んぼの稲が刈り取られていたのは誤算でした。けれど刈った後の田んぼの茶色、そして緑に空の青と白、機関車と客車の色も加わって美しい写真になったと思います。

 相変わらず猛暑の中での撮影でしたが、色づく田んぼや空を見ていると、秋は着実に近付いているようです。

2010-9-4 JR湖西線 近江中庄-近江今津 4002レ「日本海」 EF81-106
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,92mm,ISO 200
1/800秒,f8,-0.7段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村

鉄道コム

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびり瀬戸内の幸と温泉を楽しむ 播州赤穂の旅

2010-09-02 | いろいろなこと



 夏の名残りの小旅行として出かけた赤穂御崎。のんびりと温泉につかり、夏の瀬戸内の幸を堪能するのが目的です。
 8月22日、京都駅を13時前の「ひかり」に乗り相生へ。ここで播州赤穂行きの新快速に乗り換え10分余りで到着。迎えに来てもらっていた本日の宿、赤穂御崎温泉「潮彩きらら 祥吉」のバスに乗り込みます。静かな城下町を抜けると海辺の町の風景が広がったかと思うと、もうそこが宿。案内された広縁付き10畳の部屋は、南と西の2方が海に面した明るく気持ちのよい部屋です。南側には家島の島影が見えています。
 
 夫婦ともに日ごろの疲れをいやそうと、特に目的を持たず、のんびりするために来た旅行です。家内はさっそく、この海に面した部屋でお昼寝を決め込み、私は温泉の大浴場へ。露天風呂から海が間近に見えるのは当たり前ですが、内湯も大きな窓が開放されており、こちらも半露天風呂のようなもの。景色がよいと言いながら、実は立ち上がらないと外が見渡せないと言う風呂も結構多いのですが、ここは湯船につかったままで海と空を見渡すことができます。文字とおり、のびのびとしました。

 夕食は、お食事処でいただきます。それぞれの部屋ごとに仕切りがあって、大広間で食べるのではありません。それぞれのグループごとの空間はきちんと守られています。部屋食がよいという方もおられるかもしれませんが、食べたあとの残骸が部屋に残っている(もちろん、すぐに下げてもらえますが)ような感じより、いっそ別の場所で食べる寝食別途のほうが気持ちがよいと思います。それはともかく、今回、楽天トラベル経由で「播磨の膳 宿泊プラン」を選んだのですが、地物を中心にとてもおいしい魚介がふんだんに出てきました。
 お刺身はひとり一人、氷を張ったガラスの器に盛られており、伊勢海老丸ごと1匹、ウニ、カンパチ、タイ、マグロ=写真上。渡りがにの炭火焼やアワビの天ぷら=写真下、も絶賛したくなるおいしさです。加えて兵庫県産の和牛のステーキがこれまた絶品。ちゃんと焼き加減も聞いてくれ、地元丹波の酒「小鼓」が進みます。

 この日は夕方になるにつれ、雲が出てきて残念ながら瀬戸の夕陽は見ることができませんでした。もし、晴れていたら瀬戸内の幸に舌鼓を打ちつつ燃えるような落日を見られたことでしょう=写真中・部屋から見た暮れゆく瀬戸の海。

 部屋に戻ると、布団が敷かれているのはいうまでもありませんが、枕元に鶴の折り紙が。こういう配慮が心憎いですね。
 翌朝もよい天気で、早速、露天風呂につかり、朝食をいただきます。湯豆腐をはじめ、あたたかで焼き加減抜群のアジの干物など、朝からご飯のおかわりをしてしまいました。
 そうそう、忘れるところでしたが、夕食前にはロビーで地酒の利き酒を自由にできますし、夕食後は無料で塩ラスクとコーヒーを楽しむことができました。

 何より、部屋の係「ひとみ」さんや他のスタッフの方々の応対が明るく、穏やかで、とても心地よく過ごすことができたのです。

 2日目は宿を出てから赤穂城までバスで送ってもらい、大石神社や歴史博物館を見学。播州赤穂始発の野洲行き新快速で、帰途につきました。相変わらずの猛暑だったので、観光はほとんどしませんでしたが、塩田開発などに興味があり、また気候のよいころに訪問したいと思いました。行きは新幹線を使いましたが、京都-播州赤穂は直通の新快速で約2時間。気軽に訪れることができます。そのときは、また「潮彩きらら 祥吉」で、温泉と瀬戸内のさかなを楽しみたいものです。


にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村

鉄道コム
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする