鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

惣川工臨 DE10がホキを従えて

2009-02-21 | ディーゼル

 きょうはJR宝塚線(福知山線)に、通称「惣川工臨」が走ると聞き、北方貨物線にかかる加島陸橋へ出かけました。
 宝塚線内に入って撮影することも検討しましたが、ふだん乗車することもない線区なので正直、地理不案内です。さらに東海道線の上り貨物1050レにEF66‐27号機が充当されているとのことで、これも撮影したい。岡山機関区のEF65が引く73レ、72レもあわよくば撮りたい。こんな欲張りな思いがふくらんだ結果の選択です。

 惣川工臨もいわゆるネタ列車の一つだろうと思います。したがって、ある程度の人出を想像して出かけたのですが、8時30分に着いてもだれ一人おらず拍子抜け。やはり晴れると大逆光だからでしょうか。
 しかし、しばらくするとSigmaの150-500mmズームを抱えた方が来られ、あいさつして鉄道写真撮影という趣味に対する考え方などを楽しくうかがううちに、ホキを5両従えたDE10‐1562号機の工9771レが走って行きました。その後、EF65-87号機の73レを撮り、いろいろお話をさせてもらった方と別れて、私は反対側の陸橋からEF65-108号機牽引の73レを撮影。さらにJR東西線で尼崎へ行き、返しの工9770レ、1050レと相次いで撮影しました。
 ダイヤが数分乱れていたおかげで1050レはいったん停止ののち、極めて低速で尼崎駅に進入。しかもホームの真ん中あたりで信号待ちのため停車したため、数人おられたファンの方々とともに撮影会状態でカメラに収めることができました。

 1050レ発車のあと、今度は松井山手行き快速に乗って再び加島に行き、工9770レの走行シーンを撮り、またまた尼崎に戻って今度は山崎でEF65‐104の配1974レを撮影。後続の普通電車で同列車を追いぬいて桂川でも104号機を撮ったあと、帰宅しました。山崎から同じ電車で桂川に一緒に行った方、113系の本線試運転を狙うと言われていましたが、大阪駅か塚本駅あたりで無事撮影できたでしょうか。

 話は戻りますが、工9771レ、工9770レをなぜ「惣川工臨」というのでしょうか。実はJR福知山線の宝塚駅と生瀬駅間に惣川採石場があり、この列車はそこへ行くからです。30年前まで惣川駅があって旅客扱いもしていたそうです。

 2009-2-21 北方貨物線 塚本(信)- 尼崎,工9771レ
 Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,66mm,ISO 200
1/640秒,f8,-0.3段,WB:AUTO




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