ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその237-枡添問題

2016年06月15日 | 日記
堕ちた偶像。

私は正直あまり政治に興味が無い。
しかしその私でも、先日以来世間を騒がせている「桝添要一」の問題には興味津々である。
彼は本日、辞表を都議会に提出し、今月21日で今の職を辞することが決まった。
しかし問題はこれで終った訳では無い。
彼は辞表を提出したことにより、退職金も貰えるし、湯河原の別荘を売却することも、反故にするかもしれない。
辞めればそれで全てが解決する訳など無いのだ。
様々な疑惑は、全て明らかにされなければいけないし、是非「百条委員会」を設定して、真偽を問いただすべきである。
「厳しい第三者の目」を持ってつくられた「報告書」は、全くその効果を示していないし、ただ自分の「弁護」資料としての価値しかない。
とんだ茶番である。
彼の過ちは最初の段階であったと思う。
高額出張の弁明で「トップリーダーが二流ホテルに泊まりますか」などど発言したのがいけなかったと思う。素直に「様々なご意見があるので、真摯(この様な場面でこそ使う言葉)に受け止め、改善すべきところは、改善します。」と答えていれば、二の矢、三の矢等飛んでこなかったのではないか。
人間に大切なのは、このような「謙虚」な姿勢である。
特に人を指導するような、偉い立場の人間には必ず必用だ。

人間の感情は複雑である。
単に「法律に触れておらず、合法と認められれば良い」と言う回答が、どれほどの日本人を怒らせたか。
政治資金規正法は「ザル」法である。入る資金に厳しく、出てゆく資金には何の規制もない。
そのことを「雑」に利用した桝添は、当然のことながら「馬脚を露わす」こととなった。
さすがに、政治にあまり興味の無い私も、今回の件については許せないことばかりだ。
「辞めるなら潔く」全ての疑惑に対する回答をし、職を辞するべきだ。
百条委員会が設定されるか否か、今後もこの問題を注視してゆきたいと思う。