ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその231-宇多田ヒカル

2016年06月02日 | J-POP
彼女の代表曲になりうる楽曲。

私はNHKの「朝の連続テレビ小説」を20年以上見続けている。
それは、玉石混合の歴史とも言え、良い作品は欠かさず見ていたが、自分自身で駄作と思った作品は、殆ど見ていない。
最近では、以前もこのブログで紹介した「あまちゃん」が傑作で、ユニークなテーマ曲と伴に、毎日欠かさず見ていた。
現在放送されている朝の連続テレビ小説は「とと姉ちゃん」三人姉妹の長女が家長として、家族を支えてゆく内容である。
これが私的には結構気に入って、毎日見ている。
そのなかで、一番驚いたのが「テーマ曲」である。
「宇多田ヒカル」の作詞・作曲による「花束を君に」がそれだ。
私は宇多田ヒカルについては、何の知識もない。母親が故藤圭子だったと言うことぐらいしか知らない。
彼女のデビュー曲の「オートマティック」も聴いたことはあるが、既存のJ-POPの何ら変わらない印象しか受けず、特段注目してはいなかった。
しかし今回は違う、この「花束を君に」とても良い曲である。
私は早速この曲をフルコーラス聴きたくなり、その機会に恵まれたので聴いてみた。
ドラマのテーマ曲と実際発表されている曲とは、若干アレンジが違う。
ドラマテーマ曲では、サビの部分からドラムス等が入り、アンサンブルが広がるが、実際発表されている曲は、もっと遅いタイミングでドラムス等が入ってくる。
この曲の「きも」はこの「ドラム」である。
普通、ミックスダウンの工程で、ドラムのハイハットはほぼ「オフ」に近い状態にされる。
しかしこの曲では、しっかりドラムのハイハットの刻みが録音されている。
ここが良い。
何が良いのか説明はできないが、兎に角このハイハットの刻みとスネアの音が良い。
この曲にしっかり合っていて、聴いていて心地よいのだ。
今までの、彼女の史跡を追うつもりはないが、今後新アルバムが発売されたら、是非聴いてみたいと思う。
この「花束を君に」は、彼女の代表曲になるような気がしてならない。