Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

2014-07-13 14:42:09 | 70s
臭いものには「蓋」をしろとは言うが

簡単にし過ぎるのも如何なものか。


Kingも最近知恵がついてきて

何かと理由をつけては臭いものに「蓋」をしてしまうようだが

このままだと貯蔵庫が溢れそうなので、ほどほどにしてもらわないと。


もう少し歳をとらないと分からないことかも知れないが

意外と最初は臭いものほど、それに馴れてしまうとクセになったりするからね。


Hall & Oatesの「War Babies」(1974)

01. Can't Stop The Music(He Played It Much Too Long)
02. Is It A Star
03. Beane G. And The Rose Tattoo
04. You're Much Too Soon
05. 70's Scenario
06. War Baby Son Of Zorro
07. I'm Watching You(A Mutant Romance)
08. Better Watch Your Back
09. Screaming Through December
10. Johnny Gore And The "C" Eaters

トッド・ラングレンのプロデュースによる3rdアルバム。

前年発表『Abandoned Luncheonette』の次作という事で期待して聴いたのだが

見事なまでのトッド色(奇抜な展開)に戸惑いを隠せなかったことを覚えている。

(トッドはきっちりと自分の仕事をしているのではあるが...)


正直言えば長い間「蓋」をしてしまって聴く事はなかったのだが

数年前どこかのレコード店で流れて来た「You're Much Too Soon」により

ようやく「蓋」の再開封に至ったのである。




長年の熟成のおかげか、その後は割とすんなりと耳に馴染んで来たから不思議。

これなんて、よく練られた一曲だと今更ながらに思う。




味覚、聴覚、触覚などは当然年齢とともに変わる訳で

かつて無理だったものでも今一度「蓋」を開けて確認してみないといけない。


逆に発酵し過ぎて無理なものも一杯ありそうだけど...
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