Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

切り捨て

2013-04-10 09:02:46 | 70s
当たり前のことに手をつけずして

あれやこれやと策を講じていることって良くあると思う。


取り分け若い頃は当たり前のことを敢えてやらないことが

是だと考えてしまうことも多い。(実際ぼくもそうだったし。)



Brinsley Shwartzの「The New Favorites of Brinsley Shwartz」(1974)

01. (What's So Funny 'Bout) Peace Love And Understanding
02. Ever Since You're Gone
03. The Ugly Things
04. I Got The Real Thing
05. The Look Tha'ts In Your Eye Tonight
06. Now's The Time
07. Small Town, Big City
08. Trying To Live My Life Without You
09. I Like You, I Don't Love You
10. Down In The Dive


1974年リリースのラストアルバム。

バンド末期のサウンドという事で賛否両論分かれるとは思うが

よけいな物を「切り捨て」

良い曲、良いメロディにこだわった壮快な一枚。


冒頭のコードストローク一発で目が覚める

「(What's So Funny 'Bout) Peace Love And Understanding」


はやる気持ちをなだめるようにゆったりと始まる

「Ever Since You're Gone」

いつも本作を聴くと二曲目のこの曲でニヤリとしてしまう。

間奏のギターもサックスも粋な味付けである。


パブロックの雄とされる彼らの魅力満載。

酒の飲めない僕でも十分に酔いしれる事ができる

「I Got The Real Thing」「Small Town, Big City」「Down In The Dive」


カヴァーもOtis Clayの「Trying to live my life without you」と

選曲の良さにも抜かりはない。



あさはかな知恵やこだわりで考えたものなんて

良くないと思ったら自らばっさりと「切り捨て」るべき。

人からああだこうだと言われると

どうしても抵抗心が芽生えてしまうものだし。


たまには偉そうなことも言うが

ぼくらもそれを繰り返して今にたどり着いたのだから。
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