マックンのメモ日記

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ネットバンキングのパスワードを盗む新手口が多発!

2013-04-26 22:12:45 | ネット、ビジネス、IT
インターネットバンキング利用者の口座から無断で現金を送金する事件で、パスワードを盗む新しい手口による被害が多発しているそうです。不正送金を防ぐため内容を毎回変えている「ワンタイムパスワード」を、犯人がコンピューターウイルスで入手したと見られています。という事でこうしたものを利用している人はより注意が必要になっています。

今年確認された不正送金の被害は9000万円を超えたそうで、昨年の約4800万円を上回り、過去最悪だった2011年の約3億8000万円と同じペースになっているそうです。ネットバンキングの不正送金では、固定のIDとパスワードが盗まれて使われる事件が多発したため、一部の金融機関はワンタイムパスワードを導入しています。アクセスした客に内容を毎回変えて送り、入力しないと取引ができないようにしたことで被害が激減したのです。

ところが今年に入って、パソコンのメールでワンタイムパスワードを受け取っていた客の口座から不正送金が相次いだのです。被害にあったパソコンを解析中だそうですが、警察庁は「犯人がウイルスを使い、ワンタイムパスワードを得たとしか考えられない」としています。同庁は対策として、ウイルス対策ソフトを常に更新するほか、携帯電話などネットバンキングに使うパソコンとは別の端末でワンタイムパスワードを受け取るよう注意を呼び掛けているそうです。

インターネットバンキングとは、コンピュータを使ってインターネット経由で銀行などの金融機関のサービスを利用することで「インターネットバンキング」「オンラインバンキング」などとも呼ばれています。預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、振替えなど、ATMで対応しているサービスが利用可能なほか、複数口座の一括管理や電子メールによる相談の受付など、独自のサービスが利用可能な銀行もあります。

銀行側も、窓口の維持管理にかかるコストを削減できることから導入に積極的なところが多く、都市銀行・地方銀行のみならず、一部の信託銀行でもネットバンキングサービスを開始しています。サービスの利用方法で分類すると、Webブラウザを使うものと、専用のソフトウェアを使うものの2種類があります。

使い勝手から言えば、専用のソフトを使った方がセキュリティを高めやすく、操作性も向上させることが容易なのですが、専用ソフトウェアを導入するための新たな負担が生じるため敬遠されることが多いのです。現在ではWebブラウザを使って利用できるサービスが主流になりつつあります。最近では、「Iモード」などの携帯電話のインターネット接続機能を使ってネットバンキングが利用できる「モバイルバンキング」サービスも登場しているので、携帯電話などネットバンキングに使うパソコンとは別の端末でワンタイムパスワードを受け取るようすることが、ウイルスに感染するのを防ぐには有効だとしています。大切なお金がある日突然消えていたという事のないようセキュリティにも注意を払う必要があります。