マックンのメモ日記

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サイバーストーカー増殖中!交流サイトのリスクをもっと知って利用を!

2013-04-02 20:29:47 | ネット、ビジネス、IT
フェイスブックなど交流サイト(SNS)の書き込みなどを悪用した「サイバーストーカー」と呼ばれるインターネット上の付きまとい行為が増えているそうです。新たな出会いが増える季節を迎え、専門家は「SNSに様々なリスクがあることを理解して利用して」と呼びかけています。

「今考えてもぞっとする」。東京都内に住む30代の女性は声を震わせて言っています。女性はビジネス関係の会合で30代男性と名刺交換したのです。そして軽い気持ちでフェイスブックの「友達」になったのですが、それから男性の態度が急変したのです。「結婚しよう」と一方的に好意を伝えるコメントを書き込んでくるようになり、女性が以前書き込んだ近況や写真までにも「いいね!」ボタンを連発するようになったのです。交流する意思のないことを伝えても止まらず、男性がページを閲覧できないように設定すると、約4か月続いた被害がやっと収まったのです。

これならまだいい方で、現実の世界の事件につながる例も少なくないと言います。神奈川県逗子市で昨年11月、女性が元交際相手の男に刺された事件は、典型的なケースだったと言います。県警によると、事件後に自殺した男はフェイスブックの写真や書き込みから住まいを特定しようとしたほか、女性の生活ぶりを探っていたそうです。神奈川県では昨年1年間で認知したストーカー被害が782件となり、統計を取り始めて以降、最多を記録したそうです。このうちネットを悪用したのは60件で、SNSが絡む被害が増えているのです。

「フェイスブックが危ない」の著者で、SNSのリスクに詳しい日本IBMの守屋英一さんは「新しい交流サイトに飛びつかず、利用目的をきちんと考えることが大事」と強調しています。被害を避けるためには1、最低限のプロフィール入力。2、公開設定を確認する。3、自宅を特定されるよう地名や習慣的に行くような場所は載せない。4、過去の投稿は一定期間で非公開にする。などを挙げています。

そして被害にあったら、ためらわず警察に相談すべきだとも言っています。このように専門家はSNSの「リスクを知って」と言っているのです。しかし現実にはサイバーストーカーは増える一方です。不用意に個人情報につながりかねないものをためらいもなく書き込むことは、自身を危険に晒すという事をもっと認識しないと、こうした被害は減っていかないでしょう。