マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

米国はグァムに迎撃ミサイルを設置!北朝鮮の挑発に対応!

2013-04-04 22:15:54 | 政治(国内・海外)
韓国の聯合ニュースは4日、複数の政府筋情報として、北朝鮮が中距離ミサイルを日本海側に移動させる動きを米韓の情報当局が補足したと伝えました。ミサイルは射程3000キロ以上で米グァム島に到達する(ムスタン)級と言います。消息筋は「実際に発射するためなのか示威目的なのか、注目している」と話しています。ただ北朝鮮はこれまでに、車両に乗せた移動式の(ムスタン)を公開したことがありますが、試験発射したことはありません。

グァムまで射程距離に入るミサイルとなると日本は当然射程距離圏内であり、日本にとっても脅威となる動きです。北朝鮮の最近の核やミサイルに対する技術の進歩は、相手が相手だけに心配になります。いくら日本が迎撃ミサイルを持っていると言っても、その命中精度がどのくらいのものか分からなだけに、万が一日本に対する攻撃をされた場合、北朝鮮と日本の距離が近いこともあり、判断は瞬時に行わなければ間に合わず、その性能にも疑問符が付くだけに心配になります。それに複数のミサイルを同時にたくさん打ち込まれれば防ぎようがなく、それだけ北朝鮮の軍事脅威が増大しているのです。

米国においても、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対処するため、米領グァムに最新鋭の迎撃ミサイルシステムを数週間以内に配備すると3日に発表しています。グァムへの配備は初めてで、西太平洋地域の戦略拠点の防衛能力を高め、挑発を続ける北朝鮮をけん制するつもりです。一方、北朝鮮は核兵器による作戦の決定を米側に通告すると表明。両国の駆け引きが一段と激しくなってきています。

配備するのは「戦域高高度防衛ミサイル」と呼ばれるシステムで、弾道ミサイルが軌道の最高点を過ぎ、着弾する最終段階に入った時点で撃ち落とすと言うもので、日本に配備されている地上配備型のPAC3よりも命中精度が高く、地上への被害が少ないと言います。米国防総省は今回の配備について「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対する地域の防衛能力を高める予防措置」だと説明しています。

その上で「米国は北朝鮮の挑発行為から自国の領土と同盟国、国家の利益を守るために万全を期す」と強調しています。米国防総省は3月、北朝鮮が進める核・ミサイル開発を念頭に米本土のミサイル防衛能力を50%増強する方針を発表しました。欧州のミサイル配備計画を縮小する一方で、アラスカ州に迎撃ミサイル14基を追加で配備するそうで、2017年までには完了するそうです。

片や北朝鮮は「小型化、軽量化、多様化した核攻撃による作戦が最終的に決定された状態にあることを米国に通知する」と表明しています。北朝鮮の目的はあくまで米国ですが、日本ではないとは言い切れず、いつどんなことでミサイルのボタンが押されてもおかしくない状況に入ったとも言え、日本ももっと防衛能力を高めなければならず、暴発的にミサイルが撃ち込まれないとも限らない状況に入ってきたようです。