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工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

カトーの90年代日産車で遊んでみる

2020年07月01日 | 鉄道・鉄道模型
 前回のブログの最後の方でピギーバックのトラックと共演していたのは、カトーから先日リリースされた乗用車セット2(90年代日産車)のセドリックとパルサーです。
 このセットは同時期に発売されたク5000のトリコロールカラーに合わせて発売されたもので、この塗装の年代に合う自動車ということで、日産のセドリック、パルサーが選ばれています。4ドアセダンばかりでなく、ハッチバックのパルサーがセットされているというのは安価に自動車を揃えてレイアウトに並べたい、というモデラーにとっては形のバリエーションが増えますので朗報です。モールド色のままでもきれいに仕上がっていますので、買ってきてそのまま並べたり、ク5000に積んでもいいわけですが、素性の良い製品ですのでちょっとの加工でさらに良くなります。
パルサーです。左が製品のまま、右が加工後です。フロントグリルを黒に、ホイール部に銀を差し、灯火類は銀を塗った上に、ウインカー、テールライト部はエナメル系のクリアーオレンジ、クリアーレッドを差しました。ナンバー部は白く塗りました。


セドリックも同様に色差しをしています。


カーコレクションのような精密な塗装、印刷にはもちろんかないませんが、1台あたりの単価を考えれば十分な出来です。セドリックなら自家用車でも、公用車でも、タクシーやハイヤーなどにも化けることができますし、パルサーも都会の路地だけでなく田んぼを貫くように伸びる地方の細い道路でも似合うので、レイアウトで活躍することでしょう。
 今回はある集まりに持参するために、ちょっとしたジオラマを作ってみました。100均で買った小さな保存用容器に収めることができるサイズで作っています。車体色は製品のままです。

 セドリックはハイヤーなのか運転手がドアを開けようとしています。

運転手は津川洋行製、和服の男女はカトー製品です。和服の男性の一方後ろを女性が歩くなんて、marcoさんは昔風の男尊女卑な考えなのですか?と批判を浴びそうですね。私なら運転手が開けたドアに自分が先に乗り込まず、相方に乗車を促し、奥に入るように言うでしょう。

 パルサーは若いカップルが乗り込もうとしています。こちらもカトー製です。どうもこの若いカップルや和服の男女については使い道が難しかったのですが、こういった情景なら違和感が無さそうです。
 本来ならガードレールや道路の白線などディティールも再現しなくてはならないでしょうが、あくまでもこの自動車と人形のための習作ですので、ご了承ください。
 ここまでは簡単な加工で済みますが、こんなこともやってみました。



これらのマシンが登場するジオラマはまた後日ご紹介しましょう。




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