●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●春は、くるくる。

2011年02月18日 | 番外編<植物>




いつ、春が来るの?
とたずねるのは、やっぱり園芸店のお花じゃなくて、
野原の緑のほうが確かやね。


【烏野豌豆】(カラスノエンドウ) マメ科の越年草
地面にへばりついていた葉が立ち上がり、
巻きひげが、すぅっと伸びてきました。









しっとり散歩道。


ここに来ると、一年中、春です。モネ。






▼タンポポの花数も増えていました。




▼それから、もぐら塚も。
もぐら地下街は、にぎやかそう。






▼もぐらスコップが耕したあとのやわらかな土に、
葉葉葉。








先日、久々に映画を観てきました。
オットが希望した「RED/レッド」です。
アクション映画なんだけど、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチなどが
出ているのでお付き合い。

引退した元CIAのエージェントが、かつての仲間たちとチームを再結成して
大活躍という、スカッとする映画。
頑張るおじさんたち、カッコイイ。

ブルース・ウィリスの若い頃のファンですが、
(大昔、NHKで放送してた「こちらブルームーン探偵社」の頃)
ああ、年とらはったなぁと。
向こうが年とっただけ、こっちも、なんだなぁ。


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●木の気持ちを知ること。

2011年02月17日 | 番外編<植物>



あれれ、誰かが食べた。お口ぱっくり。

【梔子】(クチナシ)アカネ科の常緑低木
純白のお花と香りがすばらしい木ですが、
オオスカシバの幼虫にねらわれやすく、丸坊主の木をよくみます。
あのイモムシ君たち、びっくりするほど大きいものね。

この鮮やかなオレンジの実は、お料理の着色剤としてよく利用されます。


▼春のお花、馬酔木。
【馬酔木】(アセビあるいはアシビ)ツツジ科の常緑低木

紅花


白花



▼ここでは葉蘭も光の中で映えていました。
【葉蘭】(ハラン)ユリ科の常緑多年草

和の庭によく似合う。
静かでゆっくりゆったり。






▼大きな枝垂れ桜が一本。
4月だろうか、花の頃。





先日も書きましたが、本「木と語る」


図書館で借り、ええなぁと感じたから、
アマゾンで買うことに。
もう新しい本は販売されてなかったので、
古本ですが、綺麗な本でした。

京都の桜守として知られる佐野藤右衛門さんが
温かで軽快な話し言葉で。


【目次】
一、庭師の仕事
  庭づくりは自然と語ることが大切なんや

二、土を知る
  土は生きている自然物。わしらの仲間なんや

三、道具を選ぶ
  道具は、使いこなしてはじめて応用が利くんや

四、生け垣と遊び心
  「遊び心」は持ち主の心。それで樹木も決まるんや

五、木を植える
  庭は水はけが第一。それで樹木も決まるんや

六、木の手入れ
  木の手入れは、木の気持ちを知ることや

七、木を生かす
  庭は、枝やなく自然に帰して生かすもんや

八、庭の見立て
  今回はわしの手掛けた庭を見て貰おうかい

九、ガイドブックの落とし穴
  ふだん否定しとる"マニュアル本”に触れとこか

十、庭づくりの基本要素
  庭師の検定試験に庭づくりのコツを学ぼうかい

十一、山に入りて木を見る
  庭づくりの感覚を磨くのやったら、山が一番や

第一章から。

 今なぁ、自然破壊やら地球温暖化防止やら、
 いろいろと声を上げておる人がようけおるやろ。
 それも大事や。わしもだいぶ前から、自然がおかしくなってきとる、
 と思うてたんやから。
 木を育てる仕事をやっとるとなぁ、
 自然ちゅうもんがどんどん壊れていくのを、肌で感じんのや。

 けど、そうしたのは、人間やで。人間が勝手に人間だけの都合で、
 ものを進めてきたからなんや。
 もう人間は、自然との接し方がわからんようになってきてる。
 というより、「人間は自然の一部」という基本を忘れてしもうてんねん。
 で、大上段に言葉だけで自然保護を叫ぶのはあかん、と思うんや。

 そやのうて、わしらひとりひとりが、土と語り、水と語っていくことが大切なんや。
 それが自然を知ることや。
 



gooブログの投稿、新バージョン、
写真をUPするとき、右に写真窓があるのですが、
数が少ないため、
(わたしは、たくさんドッと画像フォルダに入れ、
書きながら、あちこちから、ばらばらに写真選ぶので)
写真探すのが大変です。
慣れるかな~。





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●しっとり、うっとり。<松花堂庭園その3>

2011年02月16日 | 番外編<植物>




▼和の庭には、苔。 松花堂庭園つづきです。 雪の翌日やったので、水気たっぷり、いきいきと。 ほうぅっ。美し。



▼池には錦鯉が。





▼しのぶ苔だと思われます。





▼ハイ苔と杉苔。



▼ゼニ苔か蛇苔。



▼なに苔?




▼松花堂の門。



▼杉苔。


▼庭園の山桃の大きな木。



▼流れのなかで。


苔玉のよう。


gooブログ、2月いっぱいで編集バージョンの古いのが終わるので

新バージョンで練習中。

う~ん、うまく行きません。
困った。
新しいものに馴染むのに時間がかかる年頃です。




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●まっすぐ静か。<松花堂庭園その2>

2011年02月15日 | 番外編<植物>




松花堂。
和の庭、つづきです。
黄金色したこの竹は、金明孟宗(キンメイモウソウ)




さりげなくすうっと並ぶ竹も
かしこに切り株が。
選んで、計算された景色です。







▼辣韮矢竹(ラッキョウヤダケ)



▼亀甲竹(キッコウチク)



▼黒竹(クロチク)



▼笹も



▼冬の庭にハッとする。



隈笹(クマザサ)







▼そして、梅。







▼受付にあった紅梅。
根元がお洒落でした。



松も見つけて、松竹梅、そろいました~。




今、読んでいる本「木と語る」佐野藤右衛門 著
たいへんおもしろい。
そのなかに、松についてこんな粋なことが書かれていました。

 昔はな、主木には、ほとんど松を使うたんや。
 松はめでたい常磐木やから。

 ほして、松葉は落ちてもふたり連れ、ちゅうてな。
 ほれ、細い棒のような松葉は、2本の先っぽがくっついたままで落ちるやないか。
 ええやろ、仲良くて。





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●はや、椿。<松花堂庭園その1>

2011年02月14日 | 番外編<植物>


京都府南部の松花堂庭園です。
ここは、椿と竹の庭として知られています。

椿には少し季節がはやいのだけど、ちらほら。

【松花堂】
 石清水八幡宮の社僧だった松花堂昭乗が
 1637年 (寛永14)、隠棲用に建てた草庵の茶室。
 もとは八幡宮近くにあったが明治の神仏分離令で書院、庭園とともに現在地に移された。
 6600坪の広大な庭には、3棟の茶室がある。
 2002年に昭乗作の書画などを展示する美術館・ミュージアショップがオープン。
 また一角にある京都吉兆では、松花堂弁当発祥の地であるこの場所にちなんだ松花堂弁当も。


▼水琴窟です。
竹筒に耳をあてると、妙なる調べ。


↑ここに落椿を置いたのはワタシデス。木の下にあった花をもって <どこがいいやろう> とウロウロ。
やっぱり苔のうえが似合う。




▼早咲きの椿、山茶花、あちこちで。



















▼椿「聖(ひじり)」京都


▼薮椿「一子侘助(いちこわびすけ)」中部


▼椿「西王母(せいおうぼ)」中部



【椿】(ツバキ) ツバキ科ツバキ属の常緑樹の総称


庭園の一角にある椿園も今はひっそりしていました。
あとひと月ほどで、にぎやかに。

恒例の椿展は、4月1日(金)~3日(日)に開催されます。
切り花の椿が800種ほど展示されます。
 昨年の椿展はこちら→ ●竹とあそぶ椿。松花堂つばき展(1)2010年04月5日
            ●京都の椿。松花堂つばき展(2)2010年04月6日
            ●黒椿&白椿。松花堂つばき展(3)2010年04月7日
           







▼金子みすずの詩。











冬の和庭の静かさ。
春への高まりをじっと待つ。

静けさと水と苔と木々の深緑。
わずかにのぞくお花。
和の庭のいちばん際だつ頃かもしれない。



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ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
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