●彼岸花いちりん。

いつもの散歩道を歩きました。
9月も中旬。




もうそろそろお彼岸なんですね。
彼岸花をいちりんだけ見つけました。









いつものように猫のエサを持って行ったら
新顔さんに会いました。




この日、散歩道の途中にある花水木に
すこしだけルナの骨を埋めました。
赤い実がきれいでした。

まだため息ばかりついています。

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●秋海棠と水引草。

心を配ることができなくて
ずいぶんたくさん枯らしてしまいました。
それでも咲いてくれた古株たちです。

庭のすみっこでひっそり咲いていました。
まだ心にフィルターがかかっているのですが
光のなかできれいでした。

【秋海棠】（シュウカイドウ）　シュウカイドウ科の多年草





▼水引草も。








▼薮蘭も。

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●花になれ。

この一週間。
ここにいない、そこにいない
そんな思いですごしました。

9月6日土曜日、最後の夜をすごし
数年前に先代の犬、ユニコを荼毘に付した
ペット霊園に家族で行きました。

山の中の霊園につくと
周りの山は、葛葉におおわれて
今までみたこともないほど
お花が咲いていました。
甘い香りがいっぱいでした。

お骨になるまでの40分、葛の花の匂いのなかにいました。













▼前にはなかった立派な納骨堂がありました。



お墓もたくさんあり、お参りに来る人でにぎわってました。



前に来たのは、春。
この桜が花を散らしていたころでした。




煙突から淡い煙りがのぼり、ルナのからだは空気のなかに溶けていきました。
小さな小さな骨は、ぜんぶ家に帰り一緒にいます。


いろいろかんがえて、ひとつ決めたことがあります。
また家に犬を迎えたいということです。
めぐりあえる日まで、ゆっくり探し求めることにしました。
いつあえるかな。
そうおもうと、胸のなかに光が灯ったような気がします。

娘は、最初の犬ユニコはお母さんがいちばん好きで
二番目のルナは、お父さんが好きで
だからこんどは、わたしにいちばん懐く子を
と言います。



ブログを休んでいるあいだ
ほんとうにたくさんのコメントをいただきました。
そしておいでいただいたみなさま
ありがとうございました。

この一週間、なんどもよみかえしました。
ルナにもお気持ちが届いたと思います。
心から感謝しています。

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●最期の日に。

2008年9月6日
ひとりでとおくへいった
犬のルナに。

5年前の夏の終わり
糖尿病を発症してから
毎日朝10時、夜10時にインスリン注射をがまんして（そうだよね）きました。

あのときは、3年生きようね。
そして3年後には、10歳までがんばろうね
そうつぶやいた飼い主の気持ちを知ってか
10歳7カ月でした。

前夜。
苦しくて眠れない様子を見ていたわたしは
息をとめようとするルナに
もういいよと言いましたが
オットはドンドン身体をたたきながら
もうちょっとガンバレと言いました。

ルナは困ったのでしょう。
少しの間、いったんとめた呼吸を戻しました。
そしてもういいよねと眠りました。

このところ眠ってばかりいたのは、
永い眠りの練習だったのでしょう。

ね、ルナ。
あんなにたくさん買い込んだ
ペットシーツ、どうしよう。

家のあちこちにある水入れは、
やっぱりまだ新しいお水に入れ替え続けています。

犬は
シッポを持つ天使
だそうです。
もう本物の天使になったのかな。

それでは、ルナ
いつか逢えるときまで。
あなたが居るなら、こわくないような気がします。


愛をこめて。


　みなさま、たくさんのコメントありがとうございました。
　これからルナを荼毘にふすためにつれていきます。

　　
　初七日ぐらいまで、ブログをお休みしようと思っています。
　

●大豆の祖先、ツルマメ。

野原で最近よく見かけます。
これがダイズの祖先なんだそうです。

【蔓豆】（ツルマメ）マメ科ダイズ属のツル性一年草
本州から九州、朝鮮・中国・シベリアに自生。

小さなお花です。
もうすぐできる実もほんとうに小さい。

この小さな実が今のダイズになるまでに
どれだけ歳月をようしたでしょうか。
そして今では、遺伝子まで組み換えているのですよ。
ご先祖さま。








▼先日、お花を見ることができた河原決明（カワラケツメイ）マメ科の実が
熟してきました。お花はコチラ→●河原決明。 ケツメイシ。2008年08月27日

熟した実まで端正です。










▼葛原は、季節労働者たちが大忙し。












実は
8月お盆すぎから、犬のルナの容態が急に悪化し
手の施しようがないと獣医さんから言われています。

胸にできていた腫瘍は乳がんだったのです。
ここ1週間ほどかなり苦しそうにしており
わたしは胸に黒い石がつまったようです。

少しでも長くいっしょにいたいのですが
苦しみが長く続かないようにともねがっています。

心穏やかならぬ、秋です。
暗いことを書いてごめんなさい。


追記
本日、2008年9月6日午後1時
ルナは、いちばん好きだった夫の腕の中で息をひきとりました。
10歳7カ月でした。

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