loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本 情報楽園会社

2015-07-30 | 

「情報楽園会社」

というこの本

蔦屋社長

増田宗昭氏が書かれた本です。

 

代官山 蔦屋には

私は

しょっちゅう入り浸っておりますが

本好き

カフェ好き

の私には

正に楽園と言うに相応しいかと思います。

 

そこここに置いてある

本を何冊かカートに入れて

スタバのコーヒーを飲みながら

椅子に座って

心行くまで試読できる。

 

買った本は

1000円以上から

無料で配送してもらえる。

 

しかも

代官山という立地の良さも

蔦屋さんの建物のモダンさも

楽園と呼べる

それであると思うのです。

 

そこで

蔦屋を動かしている方は

どんな方かと

以前から興味をいだいていました。

 

たまたま

新聞か何かで

この本を知り

二子玉蔦屋さんに行った時

買って来た物です。

 

そもそも

この蔦屋という店名

実は

増田さんのおじい様は

裸一貫から土建業で成功された方で

一方

何故か置屋もやっておられたのだそうです。

その屋号が「蔦屋」

古典的な名前を探し求めていた

増田さんが

これだ!

と思われたと言います。

 

ところが

後で知ったのだそうですが

この蔦屋という屋号は

江戸 日本橋大伝馬町にあった

地本問屋

通称は蔦喜

蔦屋重三郎の本家なのだそうです。

 

それこそ

もってこいの縁

というわけです。

 

増田さんは

早くから

本屋は本だけのものではなく

広い意味での情報提供の場

と考えておられた様で

今の様な

様々な形態コラボのお店が出来上がっていったのだと思います。

 

私は

昔から

本屋さんでの立ち読みが

なんか

イマイチ居心地悪い

だいたい

何故か

私は本屋さんで立ち読みを始めると

トイレに行きたくなるのです。

それで

そこそこ見て

欲しい物があれば買うわけですが

なんか

不完全燃焼のまま

お店を後にする

ということが多かったのです。

 

蔦屋さんの様に

ゆっくり吟味して

本が買えるということは

私には

至福のひと時となります。

 

増田さんは

ディレクTVを

日本に取入れて

広めようとして

これは大きな失敗に終わってしまったのですが

その後

あの

代官山蔦屋を立ち上げた様です。

 

踏まれても

へこたれない精神というものが

宿っている方だと思われます。

 

この本を読むと

今の会社経営の形やら

アイディア

ああ、あれとあれが結びついていたのね。

という発見などが

見えてきます。

 

文字も大きく

読みやすく

(私には経営のノウハウはありませんので

 ちょっと理解できない部分もありましたが)

興味深い

1冊でした。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 収穫(?) | トップ | 本 あの家に暮らす4人の女 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事