loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本 わたしの美しい庭

2022-01-06 | 

久々

ほ~~んとの久々のジャンル

本です

大分前から白内障が進んでいたのですが

ここのところ富に見難くなっており

本を読むのが辛くなっています。

そこで

なるべく読み易い本

そして

ハードタイプでなく文庫本が多くなっています。

目に近づけないと読みにくからです

重い本ですと

もうそれだけで

途中でギブアップになりそうです。

 

今回は

「わたしの美しい庭」 凪良ゆう著

まず登場人物から

統理

百音

路有

この三人は同居しています。

その関係は赤の他人同士

百音はまだ小学生。統理の元奥さんとその奥さんが再婚した男性との子供です。

この二人は亡くなってしまい一人残った百音は統理に引き取られます

統理と路有は学生時代の友人

そして路有はゲイです

統理との間にそういう関係はありません。

なんとも複雑な関係なのですが

この三人はうま~く和を作って共同生活をしています。

この三人が主たる物語の主人公となるわけですが

そこに統理のマンションに暮らす桃子

桃子が結婚する相手であった亡くなってしまった人物の弟

基などが物語に加わります

統理は翻訳家を職業としていますが

統理のひいお爺さんが

戦中に焼かれてしまった神社を投げ出すわけにいかず

さりとて

戦後のどさくさの中での再建は大変でした

お爺さんの代になって

引き継ぐ時にマンションを建て

その屋上に神社を祀ったのです

その屋上はオープンカフェのごとき

美しい庭になっており

縁切りのお祓いがあるのですが

色々な人物が訪れます

統理は住職も立派に兼務するようになっています

 

統理・百音・路有・桃子・基などの人々が織りなす人間関係

何が人を傷つけない事なのか

何が本当のおもいやりなのかを探りながら

物語が進んでいきます。

 

平行して今読んでいる本

「アルバの二十三日」

という本が

しっかり読んでいないと

内容を失いそうになりますので

少々疲れ気味

そこで

この本を手に取ったのですが

文章としてはとても読み易く

登場人物が気持ちよい人々でしたので

さらっと

後味の良い1冊となりました

 

因みに

「アルバ・・・」

は私の小学校時代の幼馴染が翻訳しておられるので

手にした本で

海外ものは苦手なものですから

進みが悪いのです

 

 

 

 

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