【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

香りの魔力

2007-03-21 21:04:59 | ハーブと香り雑学
   昨日の空も 
  “こんな空は久し振り・・” と、
  記したものですが、
  今日も同様となりました。
  それは、“雲一つない空”。

   今年の2月は、かつてないほど、
  どこを見渡しても、何もない空・・
  という日が多く、それは、
  ある種の驚きでもありました。

   ところが、3月に入った途端に、
  例年の冬空に逆戻り。

   “やはり・・” という思いと、
  あの空は今年だけのものだったのか・・
  と、思いかけていた矢先の今日の空です。

   ちょっと薄い水色でしたが、
  一日中、雲一つない快晴でした。


   香る水と書いて香水。
  香る油と書いて香油コロン

   これらは何より人々を
  虜にする、魔法の水ですね。

   と言っても・・私は普段、
  香水は、ほとんど付けません。

   従って自分で買った事は
  ありません。

   頂き物ばかりで、中には
  もう随分古くなった物もあります。

   ですからポプリ等にも、抵抗なく使えるのかも知れません。
  取りあえず、手近に置いていた物を寄せ集めてパチリ。
  ミニボトルの物はトイレにも置いています。


   でも、香水の持つ優雅さは
  大好きです。

   様々な意匠が
  施されている瓶などを
  眺めるのは、
  楽しいものです。

   香水の原料は、
  ありとあらゆる花々、
  香味料スパイス、木の葉や根、
  樹脂ややに
  果ては苔まで・・
  と言われています。

   それらのエッセンスが、
  調香師達によって細心の
  注意を払ってブレンドされ、
  複雑精妙な芳香を
  かもし出すのですね。

   映画や文学の中にも様々な香水が登場して来ます。
  マリリン・モンローの 『シャネルNO5』 は、
  その最たるものでしょう。

   又、カトリーヌ・アルレーの 
  <わらの女> で、悪女、ヒルデガルデ・マエナーが、
  付けたという 『ロオシャ』 の香水・・。

   悪女が好んだこの香水が、
  一体どんな物なのか無性に知りたくて、
  ネットで検索したのですが結局、分かりませんでした。

   このように、香水も、ハーブティーなどと同様に、
  映画や文学の中に見つけるのも又、
  違った楽しみ方がありますね。

   その意味でも丁度今、封切り中の映画、
  『パヒューム』 は、絶対に見逃せませんね。  

香りの調べ

2007-03-20 23:43:58 | ハーブと香り雑学
   久し振りに快晴で迎えた、
  今朝の空ですが、
  朝の冷えたこと!! 

   日中は陽射しがあった分、
  昨日よりはましでしたが、
  それでも外は北風が吹き、
  寒かったです。

   しかしながら、どうやらこの寒さも、
  今日で峠を越したようで、
  明日は暖かくなるそうです。
  “暑さ寒さも彼岸まで” ですものね。



   今日は近所の友達の所で、
  お茶して来ました。

   写真は、「使わないから何かに利用して・・」 
  との事で、頂いて来た香水です。

   それには 『五都旅香』 の名が・・・。
  この素敵なネーミングが、まず気に入りました。

   左からカサブランカの香り、ニューヨークの香り、
  シドニーの香り、京都の香り、最後にアテネの香りと
  5つの都市の香りが詰まっています。

   私は、ポプリなどの香り付けは、
  基本的に自然の物を使います。

   でも香りが飛んでしまった時など、
  ほんの少し、フレグランスを加えると、
  香りが生きて来ますからある意味、重宝しています。

   そうそう、この5つの香りの中で、
  真ん中のグリーンのシドニーの香りは、
  フルーティーな香り。一番のお気に入りです。
  “爽やかな風” をイメージしたとあります。

   視覚は、美しい絵を脳裏に焼き付ける事が出来ますが、
  香りは形がないだけに、ある瞬間の香りの追憶は、
  強烈だと言います。

   確かにある香りを嗅いだ事により、
  その時々の情景を思い出し、
  懐かしさに浸る事ってありますものね。


   ところで昨日、外出したついでに、
  そろそろ残り少なくなった
  薔薇のお香を買って来ました。

   薔薇のオイルは大変高価で、
  なかなか手が出ませんが、
  お香なら・・。

   このお香、薔薇の甘く、
  かぐわしい香りと共に、
  お茶から摂ったサンフラボンが、
  お部屋の匂いまで取ってくれるのです。

   しかもこんなに沢山で、500円ちょっとの
  お値段ですから、大層経済的でもありますね。    

映画 『ステップ・アップ』~一瞬に賭ける夢

2007-03-19 21:32:59 | 映画の香り
   昨日が1月下旬の気候だったと
  言いますから、今日も
  恐らくそうなのでしょう。

   いつも起床時、真っ先に
  東の空を見るのですが、
  一面の灰色・・・。

   時折、薄日は射すものの、
  まさに冬の空の様相で
  写真を撮る気も失せて
  しまったものです。

   そんな真冬の寒さの中、
  今日は、映画 『ステップ・アップ』 を観て来ました。


   実は絶対観ようと決めていた、
  今、封切中のドイツ映画、 
  『善き人のためのソナタ』 が
  来月、我街の映画館でも
  上映されることになりました。

   そんな訳で、急遽こちらに・・と、
  なったのですが・・良かったです。

   ダンスに夢を賭ける男女の
  青春映画ですが、バレエに
  ストリート・ダンス、
  ヒップホップ、オーケストラと。

   全編、迫力ある素晴らしい
  ダンスと音楽で、上映中は画面に釘付け。

   又、その中には友情あり、恋愛ありで、
  飽きさせることがありませんでした。
  特にダンスを勉強している人達は必見だと思います。

   夢を賭けて一つのことを追い求める事の
  素晴らしさも味わえますし、一緒になって、
  ある種の達成感も味わえます。

   最後もハッピーエンドで鑑賞後もいい気分・・・。
  そう言えば、アン の言葉の中に・・

 



   “今日は6月の中で1日だけ
  4月にこぼれ落ちたような日でした。・・・”

 
   


   という件(くだり)がありますが、
  “3月なのに、真冬にこぼれ落ちた今日という日”
  こんな映画に、出会えて良かったです。 

穏やかな時間

2007-03-18 15:56:42 | 音聴箱
 


 



   一度はこんな日の出を迎えたのですが・・何と雪!! 
  3月の雪は珍しくも何ともありませんが、
  今年の2月の気候からは、信じられない
  思いがするのも無理ありません。



   この雪のことを “幸せの花びら”
  ~なんて言ったのは、
  つい先日のことなのですね。

   でも、暦に目を遣れば
  今日からお彼岸なのですが・・。

   こうなると気になるのは、
  「恋待蕾」 のあの薔薇・・。

   気の長くなるような長い時を経て、
  やっと開きかけようとした矢先の雪・・
  と思えない事もありません。
  単なる気のせいでしょうか・・。

   兎にも角にも、その薔薇の
  無事な姿を確認する事が出来、一安心です。

   こうなりますと形を変えた、
  O・ヘンリーの 『最後の一葉』 の心境です。



   こんな日は又々、
  ランプの登場です。

   今年は、いつ春が来たのか
  分からない・・と、
  嘆いた事しきりでしたが、
  ここに来て急に寒の戻り。

   そんな時、今日の新聞記事に
  滝廉太郎の 「花」 や、
  山田耕作の 「さくら」 の文字。

   俄かに日本の情緒に浸りたくなり、
  取り出したのがこのCD集です。

   春の音楽には色々ありますが、
  こんな日本の歌もいいものですね。

   今日は鮫島有美子と島田祐子
  の聴き比べとなりました。

   ランプの灯りと日本の春の歌。
  奇しくも滝廉太郎や山田耕作は、
  ランプの時代の人。
  澄んだ声と共に大いに癒されました。
♪♪♪♪♪♪♪♪   

早春の午後は薔薇色気分・・

2007-03-17 16:33:41 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   今日は、こんな空で明けました。
  良いお天気です。

   再三、言っていますが、
  今年の3月は、2月と
  入れ替わったような気候です。

   でも、今日は・・。
  朝は寒かったものの、
  陽射しがあるので随分、
  しのぎやすいです。

   お日様って、
  本当に有り難いですね。

   そして、今のこの季節・・
  我家は、一年中で一番、日当たりがいいのです。

   普段は、ほとんど日の当たらない
  1階の隅々まで、お日様が入り込んで来ます。

 



   “あの陰気な古い家の中にさえ、
  いくらか日光が射し込み、
  家の外は踊る木々の梢の影のため、
  一層、美しくなっています。・・・”
                      
                 【「アンの幸福」 最初の1年 12.】
 
 



   ~そうそう、こんな状態。さすが、アン!! 
  上手いことを言いますね。







 


     『冬ソナ』 のある今日土曜日は、
  なぜか薔薇色気分。

   こんな気分ですから、
  どっぷり浸りたくなるのも
  仕方ありませんね。

   そんなこんなで・・
  今日の珈琲タイムは、
  やはり薔薇のカップに
  拘(こだわ)りました。

   そしてもう一つ、
  薔薇のランプ。

   しかもこの薔薇は、
  これも先日来から拘っていた、
  蕾の薔薇、二輪と一緒です。

   その薔薇のランプに灯を灯し、最後のタルトに舌鼓。
  奇しくもカップは、アンの大好きなピンクの薔薇になりました。

   そして思わぬ効果も・・。
  ピンクは、人の心をそっと包み込み、
  優しくしてくれるのです。

   カップには、蝶が見えます。
  「蝶のモチーフ」・・と言えば、
  どなたのデザインか、自ずから分かりますね。

   そして、もういい加減に・・と、言われそうな
  『冬ソナ』 第10話、「決断」 の心に残る言葉です。

                    






         




         「今日は、星が全然ないですね。雪、降るのかな・・・?」
        「・・・ポラリスって知ってます? ポラリス・・・」
        「知ってますよ。北極星でしょう?」

         「昔、チュンサンがね・・・教えてくれたんです。
        山で道に迷ったら、まずポラリスを探すんだって。
        季節が変わると他の星はみんな移動するけれど、
        ・・・ポラリスは・・・いつの季節でも動かないんです。
        だから道に迷った時・・・道標になるんです。」

         「ユジンさん・・・今、迷ってるんですね・・・?」
        「私は今日、大切な人を大勢・・・傷つけてしまいました。・・・
        ママにヨングク、チンスク、サンヒョクに・・・もしかしたら・・・
        もう二度と許して貰えないかも知れない・・・どうすればいい?」

         「・・・他の星がみんな動いても・・・
        ポラリスは、同じ所にあるでしょう? 
        それじゃ・・・もし他のみんながユジンさんを許せないと言って・・・
        あなたの元を去って行っても・・・僕が同じ場所で待っていたら・・・
        道に迷わないよね。・・・僕を・・・信じてくれますね?」

廻り途

2007-03-16 17:21:03 | レトロ(素敵)な空間~散策
   今日はこんな日の出を迎えました。
  昨日の夕方は、今にも雨が降りそうな
  天候でしたので、心配したのですが・・
  杞憂に終わりました。

   ただ今日も、午前中はとてもいい
  天気でしたのに、午後になると雲が・・。

   今年に限って1日中、晴天ということに
  慣れていたのですが、ここに来て、
  いつもの空に? なったようです。



   この家、ついこの間まで、ずっと
  空き家で、庭木は伸び放題、
  草ボーボーの状態でした。

   古い家ですが、昭和の初め
  頃に建てられたのでしょうか。

   その当時にしては珍しい洋館で
  洒落た家だったと思うのです。

   その上、駅からも近く、
  敷地もかなり広いようです。

   今日、久し振りに、この家の前を
  通りましたら、木が綺麗になっており、
  有限会社○○の看板が掛かっていました。

 



   「あたしは、古い空き家を見ると、
  たまらなく悲しくなるのよ。
  過ぎ去った昔のことを考え、
  楽しかった時代が返って来ないのを
  悲しんでいるような気がするのよ。・・・・・」
  
                                 【「アンの青春」 第2章】

 


   この アン の言葉、家は違いますが、
  以前 にも書き込みましたので、ここでは省略します。

   以前からこの家の前を通る度、
  気になっていたものです。ともあれ、安心しました。





 


   帰り途、今日は遠廻りです。
  ピンクの花を見つけ、
  てっきり蓮華草だと思って
  近付きましたら違っていたり。

   でも本物の蓮華草も、
  やっとの事で見つける事が
  出来、面目躍如です。

   家に帰って早速、花瓶に。
  しかしながら道草が思ったより
  手間取ってしまったため、
  ちょっと萎(しお)れ気味。

   もう一つ、帰り途・・向かい風をまともに受け、
  自転車が全然前に進まず、おまけに寒い事もあって、
  ほうほうの体(てい)で帰って来ました。

和みの灯りで夢気分

2007-03-15 16:31:25 | リラのお気楽ユメ日記
 
            日の出30分前                      日の出


 


   今日はほんのり桜色の空で明けました。
  でも昨日までと違って陽射しがない分、
  随分寒く感じられます。

   花曇りにはまだ早いし、今頃の季節、
  今日のような薄曇りの天候を何と言うのでしょう。
  適当な言葉が、思い浮かびません。

 


   “その年の3月は美しく爪先立ってやって来て、
  日光とそよ風の2、3日が続いた。
  その後、北東の吹雪が吹き付け、
  再び世界に1枚の毛布を落とした。”
 
                        【「炉辺荘のアン」 第22章】

 


   これは アンの世界 の、
  4月を3月に、置き換えたものです。

   こちらでは、雪こそ降っていませんが、
  北日本では降りましたものね。

   ひと月遅れではありますが、
  何と良く似た気候の描写かと思います。



   昨日は、久し振り・・
  ランプの灯りに癒されました。

   7分芯は、電球15Wの灯りと
  言います。(本が読める明るさ)

   様々な光に溢れている現在、
  仄かなオレンジ色の灯りは
  何と温かいのでしょう。

   そんな訳で、今日は卓上型の
  小さな硝子のランプに灯りを
  灯してみました。

   家中の明る過ぎる灯を消して
  ランプの灯りだけで、しばし
  アンの世界に心を遊ばせるのも
  偶にはいいかも知れません。

   このランプは、蝋燭の焔位の
  明るさですが、人の気持ちを
  優しくさせる作用は、小さくても
  しっかりある気がします。

   写真は、プリンス・エドワード島の
  グリーン・ゲイブルスと、夢たっぷりのアンの世界です。        
  ~【「赤毛のアン」 の島へ】 より

ロマンティックなランプの灯り

2007-03-14 17:26:19 | ちょっとアンティーク


 


   今日もこんな美しい空で明けました。
  朝、起きた時からいいお天気だということが、
  確信出来るような・・そんな空でした。

   カーテンを開けたその目に飛び込んで来たのは、
  上弦の月から二夜明けた、『有明の月』です。

   写真で右隅に見えているのが、その月です。
  ここまで書き込んで・・以前にもこれと 
  同じ光景 を見たことを思い出しました。
  月の位置まで、ほぼ同じではありませんか・・・?



   つい3日前、リラ版、
  “大草原の小さな家のランプ” 
  を見事に? 壊してしまった私。

   大切にしていても形ある物は
  いずれ壊れますので、せいぜい
  使い込もうと思い立ちました。

   このランプ、そんなに古い物では
  ありませんが、ランプの灯り、
  ということでご勘弁を・・。

   蝋燭(ろうそく)もそうですが、
  ランプの灯りも癒されますね。

    



   「暗くはありませんわ・・・薄暮ですのよ・・・
  光と闇の恋愛結婚が行なわれ、その子孫の
  美しいことと言ったらありませんわ。」
     
                       【「炉辺荘のアン」 第14章】



   ランプのゆらゆら揺れる焔を見ていますと、
  こんな詩的な言葉が、サラッと出て来ても
  全然、不思議ではありませんね。

   優しい灯りは、誰でもロマンティックな
  気分にしてくれるような気がします。

   ずっとそのままだった、
  晩秋に採集した山野草のドライ。

   昨日に続いて今日は、
  こんな信楽焼の壺に挿してみました。

   生活の中に根付いた素朴な信楽焼と
  山野草は、よく合います。

           





  


   こちらは、昨日の黄昏の空です。
 


   「窪地の上にそびえているあの大きな
  白い雲をご覧なさいな。
  上の所が薔薇色になっていてよ。
  飛んで行ってあの上に乗りたいと思わない?」

                      【「炉辺荘のアン」 第5章】
 
   


   何と言う自由な発想・・・。
  もし、実際にこんな雲に乗ることが出来ましたら、
  どんなに気持ちいいことでしょう。  

春の気になる香り

2007-03-13 17:20:14 | ハーブと香り雑学
   こんな空で明けた今朝ですが、
  まだまだ寒気が居座っている
  せいか、今日は寒い朝でした。

   北日本は思わぬ雪のようですが、
  雪は幸せの花の象徴として
  捉えられることが多いそうですね。

   そのまま 「雪の花」 なんて
  言葉があるかと思えば、天からの花
  ということで 「天花」、そして 「牡丹雪」。
  そうそう「風花」 というのもありますね。

   雪の多い地方は、それどころではないでしょうが、
  雪が多い年は豊作だと言われるように、
  雪の一片(ひとひら)、一片に例えているなんて・・。
  ここでも昔の人の豊かな感性に驚かされます。



   幸せ・・と言えば・・。
  先日泊めて貰った叔母から
  朝一番の宅急便が届きました。

   どうやら珈琲好きの私を
  知って届けてくれたようです。

   某大使館御用達(ごようたし)
  という文字が見えます。

   隙間に家庭菜園で採れた
  パセリを入れてくれている所が
  叔母らしいです。



   珈琲の香りも先日の薔薇茶も、
  香りの素晴らしさは、言うまでもありませんね。

   以前から気になっているのが、
  アン や ジム船長 も大のお気に入りの 
  さんざし と甘草(カンゾー)です。

    


   “・・・又別の夕方、ジム船長はアンに、
  さんざしを持って来てくれた。・・・・・
  この世の美しさは、ジム船長のさんざしの
  お陰で、更に申し分のないものになった。”
           

   

   ~と、アンが、さんざしの素晴らしさを語れば・・・

 



   「わしは買った香水は好かんが ―― 甘草の匂いは、
  婦人のいる所、至る所、いいと思いますね。」
                              
                        以上 【「アンの夢の家」 第18章】 
      
 

   ~とは、ジム船長の甘草に対する思いです。

   勿論、私はさんざし(別名メイ・フラワー)は
  知りませんし、甘草もお茶でしか知りません。

   見たこともない、さんざしはともかくとして、
  甘草(リコリス)、少なく共、お茶としての香りは、
  所謂(いわゆる)漢方薬の匂いだと思うのですが・・・。

   先日の羊歯(シダ)や、クローバーの
  香りと共に疑問は益々膨らみます。

   まだまだ知らないことが多く、興味は尽きません。
  (↑ 写真は晩秋に採集して来た野草のドライ)         

春色のメロディー

2007-03-12 16:00:48 | 香る庭の花綴り
   こんな空で今朝は、明けました。
  ここに来ての寒の戻り・・。

   でも、“春を待つ心” 
  をちょっぴり思い出させて
  くれたような気がします。
  神様も粋なことをしてくれますね。

   そして昨夜も・・。
  今度は月と星のデュエット。

   二つの距離は近過ぎず離れ過ぎず・・・。
  東南の空に仲良く輝いていました。

   その月も、いつの間にか、三日月に・・。
  何とも愛嬌のある顔を見せてくれていましたが・・・。
  そう言えば今日は、『下弦の月』 なのですね。






   




   何かが訪れる時は、
  必ず音を伴うようですね。

   今ではもう死語になってしまった衣擦きぬずれ、
  雪解け水の瀬音、不如帰(ホトトギス)の
  忍び音(ね)等など・・。

   今年は訳の分からないうちに
  春がやって来たような気がしますが、
  一方、庭の花々に目を遣れば・・・。

   三色すみれは益々愛らしく、
  清楚なすみれはひっそりと思いきや・・
  ここに来て、その存在感を
  しっかり主張し始めています。

   そして、これから花を付けようとしている、
  ヒヤシンスやチューリップなど、
  春の息吹きを感じさせてくれてもいます。



   アンは3月はあまり好きでは
  なかったようですが、
  アンの子供の ジェム は・・・

   「母さん、3月って
  わくわくする月じゃない?」
    
  ~と、言っています。

   ジェムは 「風の子」 ですものね。納得です。