【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春の香り

2007-03-26 17:18:39 | 香る庭の花綴り
   久し振りに、すっきりした空で迎えた今朝。
  こんな空を見ると、3日前のあの空は、
  一体何だったの・・? と思えて来ます。

   それにしても、昨日の 「能登半島地震」、
  だんだん詳細が明らかになるにつれ、
  その規模の大きさに今更ながら驚かされます。

   でも、不幸中の幸いと言うか、
  その割には人的被害が少なくて、ほっとさせられます。

   “いつどこで地震が起こっても不思議ではない”
  と、言われている昨今ですが、それを実感していながら、
  どこか他人事でいた私に、今回の地震は、
  大きな警鐘を鳴らしてくれたような気がします。



  「ホー、ホケキョ・・!」 すぐ近くで・・と言うより
  すぐ側で鶯の鳴き声を耳にし、慌てて庭に・・・。

   生憎、その姿は見逃してしまいましたが、
  代わりについに開花したヒヤシンスの花を
  発見しました。(例の薔薇は相変わらずです)

   僅か 4日前 には、まだ開いていなかったので、
  きっとこの暖かさに誘われたのでしょうね。

   一帯に、甘い芳香を漂わせてくれていました。
  おまけに、風に乗って沈丁花の香りも・・。
  こちらはお向かいの家からです。

   二つの香りが混じりあって、それは又、不思議な香りでもありました。
  “春の香り” を胸一杯に吸い込んで、春を満喫です。
  まだまだ、アンには遠く及びませんが・・・。

 



   「・・・青い成長して行くものを相手にのんびり仕事をし、
  毎日可愛らしい新芽が出るのを見守っているのは、
  創造の仕事に手を貸しているようなものだと思いますわ。
  丁度今、うちの庭は信仰に似ていますわ ――
  希望しているものの、実質ですわね。
  でも、ちょっと待たなくてはなりません。」

                                  【「アンの夢の家」 第18章】





 
 

 


   お隣さんが、明日引越しとのことで挨拶に来られ、
  頂いた物です。奇しくも 『春の』 だなんて。

   早速、頂きましたが、本当に春の香り? 
  が詰まっていて、美味でした。どうぞ、お元気で・・・。