【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春の気になる香り

2007-03-13 17:20:14 | ハーブと香り雑学
   こんな空で明けた今朝ですが、
  まだまだ寒気が居座っている
  せいか、今日は寒い朝でした。

   北日本は思わぬ雪のようですが、
  雪は幸せの花の象徴として
  捉えられることが多いそうですね。

   そのまま 「雪の花」 なんて
  言葉があるかと思えば、天からの花
  ということで 「天花」、そして 「牡丹雪」。
  そうそう「風花」 というのもありますね。

   雪の多い地方は、それどころではないでしょうが、
  雪が多い年は豊作だと言われるように、
  雪の一片(ひとひら)、一片に例えているなんて・・。
  ここでも昔の人の豊かな感性に驚かされます。



   幸せ・・と言えば・・。
  先日泊めて貰った叔母から
  朝一番の宅急便が届きました。

   どうやら珈琲好きの私を
  知って届けてくれたようです。

   某大使館御用達(ごようたし)
  という文字が見えます。

   隙間に家庭菜園で採れた
  パセリを入れてくれている所が
  叔母らしいです。



   珈琲の香りも先日の薔薇茶も、
  香りの素晴らしさは、言うまでもありませんね。

   以前から気になっているのが、
  アン や ジム船長 も大のお気に入りの 
  さんざし と甘草(カンゾー)です。

    


   “・・・又別の夕方、ジム船長はアンに、
  さんざしを持って来てくれた。・・・・・
  この世の美しさは、ジム船長のさんざしの
  お陰で、更に申し分のないものになった。”
           

   

   ~と、アンが、さんざしの素晴らしさを語れば・・・

 



   「わしは買った香水は好かんが ―― 甘草の匂いは、
  婦人のいる所、至る所、いいと思いますね。」
                              
                        以上 【「アンの夢の家」 第18章】 
      
 

   ~とは、ジム船長の甘草に対する思いです。

   勿論、私はさんざし(別名メイ・フラワー)は
  知りませんし、甘草もお茶でしか知りません。

   見たこともない、さんざしはともかくとして、
  甘草(リコリス)、少なく共、お茶としての香りは、
  所謂(いわゆる)漢方薬の匂いだと思うのですが・・・。

   先日の羊歯(シダ)や、クローバーの
  香りと共に疑問は益々膨らみます。

   まだまだ知らないことが多く、興味は尽きません。
  (↑ 写真は晩秋に採集して来た野草のドライ)