【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

色づく街

2006-11-18 21:00:53 | 旅気分・夢気分
   今日は、朝早いうちこそ、
  太陽が顔を出していましたが、
  予報に反し、一日中、厚い雲に覆われていました。

   そのせいか、気温もあまり上がらず、薄ら寒い? 
  本来の11月の気候となりました。
  夕方からは、とうとう雨も、ぽつり、ぽつり・・・。

 



   “日は、ほとんど暮れ落ち、
  物憂い11月の夕闇が、
  グリーン・ゲイブルスを包んでいた。・・・”
 

 


   今日こそ、『赤毛のアン』 に出て来る、
  こんな形容が、ぴったりの天候でした。








  

                            
 



   昨日の山は、生憎の紅葉でしたが、
  一方街は俄に、黄金色や真紅に染まって来ました。

   写真は前回同様、買い物帰りの横道の光景です。
  やはり前回より秋は、一段と深まった気がします。






  


 


   それにしても、昨日出会ったハイカーの方の話には、
  興味深いものがありました。

   その方は日本の色々な山に登っていらっしゃるそうですが、
  登山前は列車等に乗り、目的地迄行くので疲れますが、
  登山後は不思議にシャンとなるそうです。

   仕事のストレスで押し潰されそうになった時、
  山に登って癒された事が、本格的に登山を始める
  きっかけになったと話して下さいました。 

   「山に登ると “無” になれる」
  この言葉が大層、印象的でした。

   確かに・・昨日の低い山ですら、
  未知の山でしたし、急斜面を一気に下りた事もあり、
  何か達成感のようなものがあります。

   それで思い出したのですが、高校時代の友人は、
  山岳会に入る程の、もういっぱしの登山家ですが、
  事あるごとに山の素晴らしさを熱っぽく語っていました。

   しかしながら当時は、全然興味がなくて、
  いい加減に聞き流していたものです。
  そう言えば、以前よく読んでいた森村誠一の本には・・・。

   “千メートル級の山でも、都会の人間は、
  山の怖さなど露知らず、ハイヒールを履いて、
  ロープーウェイやゴンドラを乗り継いで、
  普段着感覚でやって来る・・”と。

   先ずは、ハイキングから始めて、
  近くの山から足慣らししてみようかな!? と、
  今の所、意欲満々? の私です。 

深紅と黄金色に染まるのは、いつ・・

2006-11-17 21:34:10 | 旅気分・夢気分


 




   今日の暁の空は雲が多目でしたが、
  日中は嘘のように晴れ渡りました。

   そんな中、兼ねてから予定していた、
  リラ版 『お化けの森』 に行って来ました。








【眼下に見える3本の川は木津川、桂川、宇治川】
         

【若山神社から】
 
 
 



   思えば・・深緑の頃、紅葉の木が沢山ありましたので、
  期待して行ったのですが、まだまだでした。

   ハイカーの人達に聞きますと、
  「紅葉するのは、もう半月位、後だろう。」 との事。

   そう言えば、昨日のニュースでも今年は、
  京都の紅葉(もみじ)も、まだ緑が多いと言っていました。

   それにどういう訳か、
  この山には木の実が見つかりません。

   松ぼっくりは、あるのですが、
  どんぐりや椎の実なんて、全然ないのです。

   期待していた紅葉も、木の実も駄目。
  だからと言って、そのまま引き返すのも勿体ない気がして、
  もう少し先に行く事にしました。

   結局、山越えとなってしまいました。
  300メートルちょっとの山なのに、山の中は薄暗く、
  道も、けもの道のような感じ。

   それに結構急坂で、一緒に行った友人は、
  足がすくんでしまう始末。

   一応、『太閤道ハイキングコース』 と
  なっているのですが、山は荒れていて、
  杉の木が枯れているのも随分、目にしました。

   手入れをしないものですから、根元から倒れていて、
  それが道を塞ぎ、本来の道を分らなくしているのです。
  これこそ、前述した 「けもの道」 に他なりませんね。

   今日は時間的に余裕を持って出たからいいものの、
  もう少し遅かったら・・。ちょっと足を滑らせたら・・。

   肝を冷やしました。どんな山でも侮れませんね。
  同時に、山の怖さも知りました。

   アン と ダイアナ が、森の中の紅葉に見とれているうちに、
  いつの間にか道に迷い、ミス・ラベンダー  の
  石造りの可愛い家に辿り着いたというような・・。

   そんなロマンティックな事は、あろう筈もありませんね。
  こんな所で道に迷ったら大変です。

   歩いて山に入ったのに帰りは、
  バスと電車を乗り継いで帰って来ました。

   一番下の写真の紅葉(もみじ)は、
  山の反対側に下りた神社の境内のものです。
  すぐそこに、黄昏が迫っていました。

花びらの香り漬け

2006-11-16 16:32:06 | ハーブと香り雑学
   いつもより雲は、ちょっぴり多いものの、
  今日も晴れました。穏やかな小春日和です。

   我家の庭の紅葉(もみじ)も光を透かして、
  ステンドグラスのように見えないでもありません。

   でもさすが、この時間になると・・
  雲がめっきり多くなったせいか、早くも黄昏の趣きです。









 


 



   花びらを一つまみ、手に取っていたら・・。
  思わず、時間を忘れてしまいます。

   暇つぶしには丁度いいのでしょうが、
  やらなければならない事は沢山あるのです。

   でもそんな事は・・どうでもいいような・・。
  そんな気持ちになりますから、花びらって不思議です。








 


 



   ポプリを楽しむ方法は色々ありますが、
  私のは、シンプル・ポプリ。
  花を楽しみ、その配色を楽しみます。

   ですから香りは1種か2種。
  後は脇役として、お香や石鹸なども香り漬けとして利用します。
  そうそう、香水瓶なども・・・。

   これからの季節は、だんだん花びらが少なくなりますね。
  今度は、いよいよフルーツの出番です。
  そう、レモンなどの柑橘類。

   林檎、柿と、これらフルーツの皮は、
  薄~く切って乾かします。

   ハンカチに包んで、
  お風呂に浮かべても優しい気分に浸れますね。

   硝子のケーキ入れは、玄関先に移しました。
  手作りのパッチワーク・キルトの
  ウェルカムボードと共にお出迎えです。

   写真では見えませんが、
  大きなすり鉢を逆さまにして置いています。

和のある風景

2006-11-15 15:51:50 | ちょっとアンティーク
   今日はいい天気!! 
  少し寒くなると言っていましたが、ポッカポカです。

   ここに来て、二階から見る目の前の山が
  俄(にわ)かに紅葉して来ました。

   こうなると、紅葉狩りを兼ねた木の実採り、
  急がなければなりません。
      





  


 




   写真は、昨日の買い物帰りに、
  ちょっと寄り道したものです。

   つい何日か前は紅葉、
  まだまだ・・と 思っていたものです。

   こうして見ると、日本の秋っていいですね。
  落ち葉にも風情があります。










 
 



   今日の “ちょっとアンティーク” は、
  帯を利用したテーブルセンターです。

   着物自体、袖を通さなくなって久しいので、
  安物の帯ですが、立派なアンティーク? になりますね。

   それにしても・・安物にしろ、何にしろ、
  華やかな気分になるのは、どうしてでしょう。

   下の写真は、壁にタペストリーとして飾っています。
  こちらは、いくら私でも高価な物なので勿体なくて・・。

   でも、改めて織物として眺めた時、
  こんな手の込んだ物は、世界でも類がないのでは・・
  とさえ思えます。

   そうそう、果物のお皿は友人から頂いた物。
  私は土物中心で、洋皿は本来、
  薔薇柄しか持たない事に決めています。
  でも、これは特別です。

   ノリタケ製。
  アンティークっぽい柄は殊の外、気に入っています。

陽だまりの縁側

2006-11-14 23:19:12 | 趣味の器(壺)~その他
   今朝の空は、いつもと違った様相になりました。
  左はお馴染みの東の空ですが、太陽は雲に隠れ、
  何だか無気味な感じさえします。

   右は30分後の南の空です。
  雲が流れ、青空になって来ました。
  なぜだか、ホッとしたものです。






  


 



   いつもとは幾分、遅い時間だったのですが、
  刻々と変わる空を見ていましたら、飽きません。

   同時に視線は、道を行き交う人々に・・。
  それぞれの朝の表情を垣間見る事が出来ます。

   “忘れ物・・?” 
  慌てて元来た道を戻る、中学生らしい少年。
  悠然と犬の散歩をしている老人。

   大股で、カッカッと元気良い靴音を鳴らせて
  出勤して行く若い女性。
  様々な朝の光景。新しい発見でした。

   ふと、ここでも 『赤毛のアン』 の、
  ある光景を思い出しました。季節は春。

   今とは全く逆ですが、アン が、一度も笑った事がないのでは・・
  と思う程、気難しい事で評判の ギブソン夫人 を 
  ポーチに連れ出す場面があるのです。

 



   「今日は、風が南から吹いて来ますから、
  ノーマン・ジョンソンの牧場から、
  クローバーの匂いが漂って来るんですよ。
  お茶を運んで参りますから、
  ご一緒に頂きましょう。
  お茶が済んだら、あたしは刺繍を取り出し、
  二人でここへ座って、
  通る人を一人々批評致しましょうよ。」


 


   一方、ギブソン夫人は・・。
  「私は人様を批評するなんぞ、賛成出来ませんね。」

 
   ~なんて、ちょっと皮肉交じりの言葉。
  尤も、ギブソン夫人らしいのですが。

   私の場合は二階であり、それも室内の窓辺。
  それでも貴重な時間を、そんな光景を
  ボ~ッと見ているだけで費やしてしまいました。

   それにしましても、ここでのポーチは、
  日本で言えば、昔の縁側のようなものでしょうね。

   縁側に座って、お茶を飲んだり、
  あるいは近所の人達と・・話に花が咲く事も・・・。




   という事で、今日は、
  先日頂いた芝漬けと、
  すぐきの漬物で、
  ちょっと午後の一服です。

   特に、このすぐきの
  漬物、美味です。

   ご飯の伴は勿論、
  こうしてお茶請けにしても
  たまりません。

   お茶は、先日と同じ。
  これも、田舎の
  “陽だまりの縁側”? 
  の味なのです。

暮らしを楽しむ~♪

2006-11-13 17:01:38 | リラのお気楽ユメ日記


 



   昨夜から今朝にかけて随分、冷えましたが、
  今日は又、いつもの雲一つない青空となりました。

   でも昨夜は冷えた分、空気が澄んでいたのでしょう、
  就寝前に見た夜空には、きらきらと星が輝いていました。






  


 



   写真は、11月半ばになろうかと言うのに、
  未だに元気に咲いてくれているハイビスカスです。
  こちらは、家の中から撮りました。

   夏の間は一日だけの花ですが、
  今日で、もう3日も花びらは開いたままです。
  友人からは、「造花?」 なんて・・・。

   上にもう1枚、セーターでも羽織りたい、
  今頃の季節ですのに・・まだ外に出したままです。
  そろそろ家の中に入れなければならないのですが・・・。

   昨日は、アン と ジム船長 は 
  “美の崇拝者” なんて書き込みました。
  でも、2人には、まだまだ共通点があるのです。

 





   「私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば、
  どんな時でも楽しめるものよ。
  勿論、楽しもうと堅く決心する事が大事よ。」


 



   こんなアンに対し、ジム船長も次のように言っています。 

 


   「わしは、物事を楽しむという
  一種の習慣に染まってしまったですよ。
  慣性になっちまったもんで、
  不愉快な事まで楽しむようになったですて。

   ・・・・・リウマチが、
  わしをふんづかまえた時には、
  こう言ってやるです。
  『リウマチよ、お前だっていつかは、
  痛むのをやめなくてはならん時が来るのだぞ。
  ひどければ、ひどいだけ、早くやむ事だろうよ。
  体の中であれ、外であれ、とどのつまり、
  きっとわしはお前を負かすぞ。』 とね。」


 



   アンも物事を楽しむ天才ですが、
  ジム船長も負けてはいませんね。

   それに、これは ミス・コーネリア の言葉なのですが、
  ジム船長が人の悪口を言った事は、
  聞いた事がないそうです。これもアンと同じですね。

   ただジム船長も、リウマチだったのですね。
  “も” と言うのは、アガサ・クリスティー の本によく出て来る、
  ミス・マープル (ポワロと並んで、もう一方の主人公)も、そうでしたから。

   この時代でも結構、
  リウマチで悩む人は多かったようです。

   尤も、この時代の事。
  まだまだ老人の病気だと考えられていますが・・・。

お茶で “ほっ” とタイム

2006-11-12 22:48:43 | ハーブと香り雑学
   雨上がりの今朝は、
  グッと冷え込みました。

   その空は、秋を通り越して
  一気に冬の様相です。

   それでも、冷気が肌に心地良く、
  身の引き締まる思いです。

   写真は二階のベランダから
  撮ったものです。

   朝のこの時間は、
  いつもバタバタしていて、
  写真どころではないのですが、
  逆に今日のような休日の朝は余裕があるものですね。



   昨日は アフリカつばき茶 
  の事に触れましたが、
  今日その 「アフリカつばき茶」 と
  ローズヒップ が
  宅急便で届きました。

   (手前の「ローズヒップ」 と
  「アフリカつばき茶」 は
  待ちきれず開封)

   ローズヒップ500gが7パック、
  アフリカつばき茶は3パック
  (1P:2g×30)+15日分で
  1万円なので、相当お買い得です。

   それでも、つい申し込みを忘れてしまって、
  近所の薬局で売っている物で、
  間に合わせる事も多いのですが、
  こちらのお店の方が数段美味しいです。

   ところで、このような健康茶を初め、
  緑茶、紅茶、コーヒーなど国によって、
  違いはあるものの、どこの国でも伝統的に
  飲み続けられているお茶はありますね。

   お茶と言いますと・・。
  『赤毛のアン』 では 「アンの夢の家」 で、
  大親友となった、 ジム船長(76歳)の、
  存在抜きには語れません。

   アン がこの船長に魅かれたのは、
  アンと同じく、熱烈な 美の崇拝者 だと言う事。

   もう一つが、この船長の淹れてくれる
  お茶の美味しさにあったことも理由の一つでしょう。

 


   “ジム船長のお茶は、
  酒のように芳醇だった”・・・・・
  「コツは、クリームをけちけちしないことですよ。」
    

 



   ジム船長の住む、フォア・ウィンズ灯台 でも又、
  「アンの夢の家」 でも人々が集い、
  お茶を飲みながら話に花が咲くのです。
  人が集まる家、笑いの絶えない家って、いいですね。  

郷愁を誘う味

2006-11-11 23:02:37 | 趣味の器(壺)~その他
   今日は予報通り、雨となりました。
  降ったりやんだりです。

   気温も昨日に比べると、ぐっと低くなるとの事ですが、
  思った程ではありません。これでも平年並みとか。

   この所、11月とは思えない暖かい日が続いていましたので、
  平年並みという言葉さえ、妙に新鮮に感じます。




   一昨日の柿のお菓子、
  まさに干し柿
  そのものの味でした。

   昔懐かしい味です。
  そして紛れもない日本の味。
  干し柿と言いますと・・。

   なぜか私は、障子、縁側、
  青い空、たわわに実った
  黄金色の風景・・と言った
  情景が、浮かびます。

   勿論、そのような世界の事、
  さぞかし時間は、ゆっくり
  流れているのでしょう。

   あのお菓子、意外にも毎日頂いている、
  ローズマリー・ワインに合いました。

   さすがに、あの薔薇のお皿には合いませんけれど。
  そこは、土物のお皿に。

   お茶は、自宅の庭で採った ドクダミ と、
  市販の アフリカつばき茶 とのブレンドです。

   大好きな萩焼のコップで頂きます。
  不思議な事に、このお茶にも合いました。

   ところで、この 「アフリカつばき茶」、
  これまで私は相当長い期間、愛飲しています。

   その健康効果は計り知れない程、あるのですが、
  味もこのような健康茶に良くある薬草っぽい所は微塵もなく、
  普通の紅茶と何ら変わりません。

   いいえ、寧ろ美味しい位なのです。
  こういう事も無理なく続けられる秘訣なのでしょうね。  

   そして、このアフリカつばき茶の原料、ジュアール は、
   「大陽と大地の生んだ最高の贈物」 
  として現地で珍重されて来たそうです。

   そう言えば、干し柿とこのお茶、よく似ています。
  色もそうですし、渋み成分である、
  「タンニン」 をたっぷり含んでいるのも一緒。

   この二つが合うのは、当然だったのですね。
  そして、このタンニンが、細胞の活性化に役立つのです。

   「太陽と大地~」 も同じです。
  この色こそが、その惠みをたっぷり受けていると言う事なのでしょう。

心騒ぐ季節 ~ 振り向けば秋

2006-11-10 15:28:52 | 四季のスケッチ
   今日のお天気は崩れるとの予報に反し、
  雲一つない青空となりました。

   久し振りに天気に一喜一憂することなく、
  心おきなく家にいられる・・と思ったものです。

   でも、こういう外れはいいものですね。
  それに、こんなにいいお天気で文句を言うなんて、
  その方が余程、変ですものね。

   秋のこの季節の天気だけは、
  どうしてもこんな気持ちになってしまうのです。
  いいお天気故に、訳もなく心が落ち着かなくなり・・・。

   その上、自分がとんでもなく
  勿体ないようなことをしているような・・。

   焦燥感にさえ、駆られてしまうのです。
  春には決してこんなことはないのですが・・・。

   




   「この部屋は窓が東を向いて、
  日の出が見えて好きなの。
  遠くに横たわっている、
  あの丘の向こうから朝日が昇って、
  樅の森の尖った天辺を抜けて輝いて来る
  素晴らしい光景よ。
  太陽は毎日、毎朝、違うの。
  生まれたての朝日を浴びると、
  まさに魂が洗われる気がするわ。」


   



   私の部屋の東の窓からは勿論、樅の森は見えません。
  それでも目の前に、100mちょっとの山と、
  その向こうには200m足らずの山を望むことが出来ます。
  (杉と広葉樹の山)

   従って、その山から昇る朝日を毎朝、
  眺めているという訳です。今朝見ますと・・。

   ほとんど紅葉していないと思っていたそれも、  
  少しばかり色付いて来ていることに気付きました。



   写真は半年前のリラ版、
  『お化けの森』 です。

   今月下旬には友人と紅葉狩り
  兼、木の実採りに行こうと、
  今から楽しみにしている場所です。

   ここからもう少し上に登ると
  辿り着く、「金竜寺跡地」 は、
  辺り一面紅葉の木で
  埋まっていましたから。

   紅葉の季節には、どんなに
  美しい事でしょう。

   (今からおよそ30年前? 
  に火事で焼けたと言われています) 

   そう言えば、アン は楓が大好きなのですね。
  でも植物学的には、この 「紅葉と楓」
  たいした違いはないのだそうです。

   園芸学上では区別していますが、
  切れ込みの深いものを 「紅葉」、
  浅いものを 「楓」 と、言っているそうです。

思い立ったが吉日

2006-11-09 23:57:54 | 趣味の器(壺)~その他
   今日も秋晴れのいい天気!! 
  しかも昨日と違って暖かく、絶好の行楽日和となりました。

  そんなこんなで・・。
  今日は急に思い立ち、姉のような存在の従姉の家へ
  車で出掛ける事にしました。

   ドライブを兼ねて、ふらり、ですから・・
  いなければいないで、それも仕方ないわ、
  とも思ったのですが・・。

   そんな訳にも行きませんね。
  ちゃんと連絡を取りました。

   我家から南へ下ること、約1時間半。
  往復、3時間かけて行った甲斐がありました。



   素敵な薔薇柄の
  ケーキ皿を貰って来たのです。
  しかも香蘭社製。

   すっきりした、まだ蕾の薔薇。
  色もパステル調で優しく、
  箱も円形で薔薇のイラストが
  描いてあり、可愛い物です。

   アン なら、どんなケーキを
  載せるでしょう。
  
   おまけに、備前の花入れも貰い・・。
  「まるで貰いに来たみたいだわね。」
  と、大笑いです。

   昼食を終え、ちょっとゆっくりしていましたら・・。
  釣瓶落としの秋の日の事。
  変に気も急(せ)き、慌てて帰り支度。

   「泊まって行ったら・・・。」
  と、勧めてもくれたのですが、
  午後3時過ぎには、暇(いとま)をしました。



   それでも4時半頃には、自宅に
  帰り着いたでしょうか。

   丁度その時、近所の友人が、
  昨日、彦根から京都方面に
  行って来たと、お土産を
  届けてくれました。

   何と言う偶然!! 
  干し柿のお菓子が・・・。

   つい昨日の事、stellaさんの
  ブログにお邪魔して、
  沢山の干し柿を拝見した
  ばかりだったのですから。

   今ここに、アンでもないですが、
  さしずめアンならこんな風に言うのでしょうか・・。。

 




   「嬉しいわ。神様って何でもお見通しなのね。
  こうしてちゃんと望みを叶えて下さるのですもの。
  大好きな薔薇のお皿に載せて、
  欲しかった干し柿のお菓子を頂く事が出来るなんて、
  最高のプレゼントね。」