【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ちょっとリュクスな時間

2006-11-01 22:27:17 | ハーブと香り雑学
   こちらは今日も、
  この所の決まり文句にもなっている秋晴れになりました。

   そして私は、先週金曜日からの連日の外出。
  今日こそは、ゆっくりするつもりだったのですが・・・。

   主婦が家を空けると、さあ大変! 
  山のように溜まっている家事を片付けるのに大わらわです。

   話が前後してしまいましたが、今日から11月なのですね。
  いつの間にか、カレンダーも残り2枚となってしまいました。

   街のショーウィンドウは、
  早くもクリスマスグッズが並び始めています。

   『アンの世界』 と違って、こちらは陽光煌く、
  11月となりました。一方で・・・。

 




   11月 だった ―
  真紅の入日、去って行く渡り鳥、
  深い悲しげな海の賛歌、
  情熱のこもった松風の吹く
  11月 であった。”


 




   この描写からはさほど感じませんが、
  アン にとって11月は、これからの厳しい冬に備えて、
  心の重い月の始まりに相違ないのです。
  10月の描写とは、明らかに違います。







 


 



   やっと一息ついたのは、午後も遅くなってから。
  いつもより念入りにコーヒーを入れ、
  定番のバロック音楽に、スイッチオン。

   それが終わると、恒例のお香タイム。
  薔薇の香りにホッとリラックス出来るひとときです。

   ところで、パイプ煙草の香りが
  意外にポプリに合うのをご存知ですか?

   イギリス、ヨーロッパ、アメリカに大別されます。
  三者三様、実に個性的な香りです。



   これらはご覧の通り、
  ローレルや、クコの実、
  八角などのスパイス類です。

   これだけでも結構香りますが、
  これからすり鉢に入れ、
  ゴリゴリ、ガリガリ。

   眠りから覚めたように
  強烈に香って来ます。

   それが又、たまらないのです。
  ちょっと眠気覚ましにいかが?

月光に濡れた道

2006-11-01 01:38:53 | リラのお気楽ユメ日記
   秋晴れが続いています。それも雲一つない青空です。
  今日は、外出したのですが、あることに思わぬ手間取り、
  月光の中での帰宅となりました。

   半月のお月様をずっと左に見て・・。
  本当は気が急(せ)いていて、
  それどころではなかったのですが、こんな風に綴っていると、
  それだけで、凄くロマンティックな気分になりますね。

 


   「どうせ空想するなら、
  思い切り素晴らしい想像にした方がいいでしょう?」
    

 



   こんな風に アン も言っていることですし、
  どうかお許しを。 そう言えば・・。

   アン が ギルバート に送った手紙にも、
  次のような一文が、ありました。

 


   “あたしはその家が月光に濡れている所が好きかしら、
  それとも暁の光を浴びている所かしら?・・・”


   



   その家とは、アンとギルバートが、これから住む家のこと。
  勿論、この手紙の趣旨は他にありますけれど。

   そしてこれもいつものことですが、
  言葉の甘美な部分だけを追っている私です。

   兎にも角にもアンは、
  月光も暁の光も大好きなようです。

   “その夜アンは、月明かりの中で・・”
  ~なんて表現が、良く出て来ますもの。

   そうそう月と言えば、あの細木数子、あるテレビ番組で、
  「女性は月を見てはいけない。」 と、言っていましたっけ。

   それが月そのものだったのか、
  満月だったのかは、今では定かではありません。

   言われるまでもなく、私にも
  月ってなぜか、妖しい魔力のようなものが、
  存在する気がしてなりません。

   そのせいか私は暁の光の方が好きです。
  これだけは、珍しくアンと考えを異にしています。










 




   写真のポプリ入れは梅干が入っていたり、
  はたまた、ジャムだったり・・・。

   蓋(ふた)カバーに少々、凝ってみました。
  布を張ったり、レースでカバー・・。

   本来なら捨てられる運命にあったこれらの容器が、
  こうすることで生き返ってくれました。