【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

路地裏の秋

2006-11-06 18:59:39 | 旅気分・夢気分
   今日は天気が崩れると言う予報に反し、
  概ね晴れの小春日和となりました。

   いつもの買い物の帰り途・・・。
  ふと、横道に逸れてみたくなりました。






 


 




   「道って面白いものじゃない? 
  真っ直ぐな道ではなく、行き止まりがあったり、
  こんぐらがっていたりして、
  その向こうに美しいものや、
  思いがけないものが、隠れていたりする道のことよ。
  私は元から道の曲がり角が好きなの。」
   

 




   こんな アン の言葉に触発された訳では、
  決してないのですが・・・。

   いつもの道から、ちょっと横道に逸れるだけで、
  ワクワクとした気分になるのは、なぜなのでしょう。
  それだけで・・ちょっとした冒険家の気分です。

   考えてみれば、たったそれだけのことですのに。
  気持ちはあっても、なかなか普段の道から
  外れることは、出来ませんものね。

   時間的な余裕も、気分的な余裕も・・
  どちらが欠けても無理なようです。
  そう言えば アン は、こうも言ってましたっけ。

 



   「あたしは元々、横道が大好きなの。――
  踏み慣らされた道から離れ、
  人に忘れられた緑色の、
  ひっそりとした横道が、好きなの。」


 


   こんな時代ですから、緑色の道という訳には行きませんが、
  それでも一歩、路地に入りますと・・。

 



   そこには、人っ子一人いない、
  静かな空間が広がっていました。

   紅葉はまだまだですが、
  それでも秋の風情には、
  十分浸ることが出来ました。







 


 



   ところで、そんな秋の野の花を、
  今度は使わなくなった灰皿に活けてみました。

   この灰皿、我家では、こうして花瓶になったり又、
  お香立てになったりと大活躍です。

   灰皿もそうですが、
  雑草と言っても馬鹿になりませんね。

   最近、道端の名も知らない、
  そんな花ばかりに、目が向いている私です。