【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

扉の向こうは香り部屋

2013-02-19 16:53:56 | ハーブと香り雑学








「けれど何だか ――
どうしてか分からないけれど、
アン があの子たちと一緒にいると、
アンの方が半分も美人じゃないのに、
あの2人がありふれて、
見劣りがするのはどういうものかねえ、
いわば、大きな赤い芍薬しゃくやくと並んだ
白水仙 といった感じですよね、全くのところ」   
                  【「赤毛のアン」 第30章】






   昨日の雨は朝には上がりましたが、なかなかスッキリ晴れ! 
  という訳には行きません。お天気回復には時間がかかりそうです。
  そして気温の方も昨日よりは高め。

   ~なんて思っていましたら。音もなく雪が・・・。
  そう言えば、そんな雪から必ずと言っていいほど
  連想する言葉があります。それは 「静謐(せいひつ)」。

   この言葉から私などは、“しんと静まり返った光景”
  が浮かぶのですが、本来の意味は、
  「穏やか」 とか 「泰平」 という意味ですものね。

   大好きな言葉の1つですが、この言葉通り、
  世の中は、いつの世も天下泰平であって欲しいですね。

   さて、リンド夫人アン を白水仙のようだと形容した、その水仙。
  今のこの季節、正真正銘の 【恵みの香り草】 となっています。
  香りは勿論、花持ちも大層良いですから。

   後、待たれるのは写真の 「匂い菫(ニオイスミレ)」 ですが、
  今年は少々、遅いような気がします。でも、もう少しの辛抱。
  それだけ今年が寒いという事なのかも知れませんね。







   今日のアンは水仙ですが、清楚で華奢なアンは、
  菫にも例えられています。水仙と菫、似て非なる花。

   今日は待ち切れなくて、今年摘んだ三色菫のポプリを。
  三色菫(パンジー)の苗も香りのあるものを選んで求めました。
  ポプリに顔を近付けると仄かに香ります。

   外がどんなに寒くても、
  こんなポプリが飾られていますと、お部屋の中はもう春。

   これらは、お皿に直接置いて、枯れて行く様を楽しんでいます。
  今の季節は、カラッと乾燥しますから色もそのままです。
  ポプリは香りも然(さ)る事ながら、色も大切ですものね。