この 絵 は魅惑と神秘に満ちていて、 これを眺めていると アレクサンドラ女王の宝石の事も ロード・バイロンの悲しげな顔の事も忘れ、 私の心はここから抜け出し ―― 小門を通り抜けて ―― 大きな広い自由と 夢の世界へと行ってしまう。 【「エミリーはのぼる」 第7章】 |
起床時は、ボ~ッと霞んだ空。
それがいつの間にか白とピンクの斑(まだら)模様になり・・。
一応、日の出も見ましたが、変わりやすい空に。
写真の空は、ほんの一瞬・・刹那の空です。
そして寒さが戻って来ました。
さて、今日の写真。
既に、お察し頂いている
かも知れませんね。
私は、ここに登場している、
せいぜい1900年代初頭頃までの
ヨーロッパファッションが、
殊の外、好き。
『アンの世界』 とも
勿論、時代が重なりますね。
ところで、こちらの絵は、
パリのサンジェルマン・デ・
プレ界隈(かいわい)。
今日の引用文のような、
神秘性には欠けるかも
知れませんが、こうした絵を
眺めているだけで、小門から
大きな広い自由と夢の世界へ
連れて行ってくれるのは同じです。
そう、これこそ 「想像の余地」 ですね。
絵には、こんな風に夢や癒しが一杯に詰まっていますから好きなのかも知れません。
そうそう私は今、使い道に拘らない使い方にハマっています。
本来は、レースの肩掛けも小窓やテーブルクロスに。
実は、今日のフリンジの付いたそれも三角形のストールです。
箪笥の肥やしになるよりどれだけ良いでしょう。
そして使わないカメラの三脚は、帽子掛けになりました。
パンハンドルを広げれば、スカーフやマフラーなども掛けられます。
~なんて。写真家の方には不謹慎だと怒られそうですね。