【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

甘い魔法にかけられて

2013-02-14 18:36:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



【チョコとハートと花で私だけの物語を綴る日】


・・・あたしの誕生日には、菫の箱に添えて、
何と美しい短詩を贈ってくれた事だろう!
アン はそれを1行残さず暗記してしまった。
キーツシェイクスピア の水準には
及ぶべくもないが ――
(中略)
しかもアンに宛てて
書かれているのである ――
ローラとか、ビアトリスとか、
アテネの乙女へ宛てたのではなく、
自分、アン・シャーリーにである。
                【「アンの夢の家」 第12章】


   今日も太陽が照っている割には、
  その空は、どちらかと言えば白っぽいものに。

   勿論、日の出の太陽も昨日同様、朧月(おぼろづき)のよう。
  ただ北の空は、淡い水色の空。空が見えない訳ではありません。

   尤も PM2.5 は目には見えませんから、
  気にしても仕方ありませんけれど。
  でも空は美しいに越した事はありませんものね。
  





     さて、今日は 「聖バレンタインデー」 ですね。
    今ではもうすっかり生活に取り入れられ、定着しています。

     先日、チョコに合う珈琲も買って来た事ですし、
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
    あれよ、あれよという間に、2週間振りとなってしまいました。 

   ところで、バレンタインデーとセットのハート。
  遠い昔、中世ヨーロッパでも、
  この結びつきは、ポピュラーなものだったとか。

   そして、ヴィクトリア時代になりますと、身の周りの物に、
  ハートの刺繍をしたり、美しい詩を書いて贈ったりしたそうです。

   『アンの世界』 にはバレンタインデーの記述はありませんが、
  それこそ、ヴィクトリア時代の色彩が色濃い世界ですから、
  今日の引用文のように心を込めた詩を贈った事でしょう。

   詩を贈ったり贈られたりする習慣は、
  一般的に行なわれていたようですから。
  兎にも角にもハートが行き交う日って、素敵ですね。

   そう言えば、10年位前に観た映画、「グッドモーニング・バビロン」。
  戦争映画だった気がするのですが、鳥籠に愛のメッセージを詰めて贈る・・
  というシーンがあったのを思い出しました。

   最近、籠やランプにカードや額を飾っていて ・・ “どこかで見たシーン・・”
  ~なんて。でも思い出せなくて歯がゆく思っていたものです。

   これを真似て、鳥籠にカードとチョコを入れて贈る・・
  ロマンティックですね~!