【チョコとハートと花で私だけの物語を綴る日】
・・・あたしの誕生日には、菫の箱に添えて、 何と美しい短詩を贈ってくれた事だろう! アン はそれを1行残さず暗記してしまった。 キーツ や シェイクスピア の水準には 及ぶべくもないが ―― (中略) しかもアンに宛てて 書かれているのである ―― ローラとか、ビアトリスとか、 アテネの乙女へ宛てたのではなく、 自分、アン・シャーリーにである。 【「アンの夢の家」 第12章】 |
今日も太陽が照っている割には、
その空は、どちらかと言えば白っぽいものに。
勿論、日の出の太陽も昨日同様、朧月(おぼろづき)のよう。
ただ北の空は、淡い水色の空。空が見えない訳ではありません。
尤も PM2.5 は目には見えませんから、
気にしても仕方ありませんけれど。
でも空は美しいに越した事はありませんものね。
さて、今日は 「聖バレンタインデー」 ですね。
今ではもうすっかり生活に取り入れられ、定着しています。
先日、チョコに合う珈琲も買って来た事ですし、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
あれよ、あれよという間に、2週間振りとなってしまいました。
ところで、バレンタインデーとセットのハート。
遠い昔、中世ヨーロッパでも、
この結びつきは、ポピュラーなものだったとか。
そして、ヴィクトリア時代になりますと、身の周りの物に、
ハートの刺繍をしたり、美しい詩を書いて贈ったりしたそうです。
『アンの世界』 にはバレンタインデーの記述はありませんが、
それこそ、ヴィクトリア時代の色彩が色濃い世界ですから、
今日の引用文のように心を込めた詩を贈った事でしょう。
詩を贈ったり贈られたりする習慣は、
一般的に行なわれていたようですから。
兎にも角にもハートが行き交う日って、素敵ですね。
そう言えば、10年位前に観た映画、「グッドモーニング・バビロン」。
戦争映画だった気がするのですが、鳥籠に愛のメッセージを詰めて贈る・・
というシーンがあったのを思い出しました。
最近、籠やランプにカードや額を飾っていて ・・ “どこかで見たシーン・・”
~なんて。でも思い出せなくて歯がゆく思っていたものです。
これを真似て、鳥籠にカードとチョコを入れて贈る・・
ロマンティックですね~!