【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

黄色い夏時間

2012-07-24 17:47:57 | リラのお気楽ユメ日記










・・・あちこちの林檎りんごの果樹園の香りで
空気はかぐわしく、牧場は緩やかな傾斜を見せて、
遥か彼方 の真珠色と紫色に霞む
地平線の中に溶け込んで行った。一方、
「小鳥たちは1年中にただ1日の
この夏の日 だと言うように歌いまくっていた」       
                   【「赤毛のアン」 第2章】


   

   先日までのカンカン照りというのではありませんが、
  今日も概ね晴れの天気になりました。

   温度は昨日と同じ位なのですが、
  今日は湿度がありますのでその分、蒸し暑く感じます。
  ジト~ッと纏(まと)わりつくような汗は不快です。

   そんな今日、満を持して黄色のハイビスカスが咲きました。
  言うまでもなく、朝顔と共に夏が1番似合う花。

   我家では3種類の色のハイビスカスを植えているのですが、
  (赤、オレンジ、黄) 大鉢に植えているこのハイビスカスが
  いつも真っ先に咲いていましたのに。

   朝顔の “静” に対し、
  ハイビスカスは弾むような躍動感、“動” を感じます。





 
【1年中咲く 「ユリオブスデージー」 (園芸名は 「ハロー・エンジェル」)】


【出番を待つ 「木槿」】



   そして今か、今かと出番を待つのは
  「木槿(ムクゲ)」 と裏庭の百合。
  この百合は、何と風の贈物。

   今丁度、お隣のピンクの木槿が
  2階の吹き抜けの窓から見えます。

   庭木ですから大きく
  育っているのですね。

   一方、我家のそれは鉢植え。
  開花が遅いのも仕方ありませんね。

   そう言えば今年は、
  蝉の声をあまり耳にしません。

   啼いたとしてもほんの少し。
  時間にして僅か5分位でしょうか。

   『アンの世界』 は、
  小鳥たちの合唱。

   それでも昨日は鶯と蝉の
  二重唱という 『アンの世界』
  さながらでしたもの。

   尤も蝉の声・・には疑問符が
  付くかも知れませんね。

   今日代わりに啼いたのは、「グー、グー、グー・・」 という
  お世辞にも美しいとは言えない小鳥の啼き声。

   それでも 「想像の余地」 は、味気ない毎日を楽しくさせてくれます。
  想像1つで 『アンの世界』 にだって自由自在に行けるのですものね。

   ただ芳(かぐわ)しい香りが林檎の香りではなく、
  ゴーヤの香り・・というのは、少々興醒めですが・・。