【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】
【「花韮(ハナニラ)」】
「ミス・ラヴェンダ ー のご両親は 良くもあんなにぴったりした、 いい名前を付けなすったものね。 例え、エリザベスとかネリーとか、 ミュリエルなんて言う、 似合わない名前を付けられたとしても、 やっぱり、ラヴェンダー と呼ばずに いられなかったでしょうと思うわ。 いかにも美しい、昔風な優雅さ、 絹の衣裳を思わせるじゃないの」 【「アンの青春」 第9章】 |
昨日、夜半から降り出した雨。
今日は1日中降り続き、荒れた天気になるとの事でしたが・・。
重い空ではありながら、降る事はなかった雨です。
珍しく外れた天気予報。ただ気温は随分、下がりました。
昨日は、ブラウス1枚でも良いような気温でしたから。
それにしても相変わらずのジグザグ気温。
今年ばかりは、勝手が狂っています。
【西洋十二単】
さて、昨日の檸檬(れもん)色から
ガラッと180度変わって。
今日は瑠璃(るり)色の花を。
実は、この瑠璃色こそ、
色も漢字も大好きなのです。
「瑠璃色・・」 と口にするだけで、
格調高く、雅(みやび)な気分にも。
不思議な言葉。
昨日の檸檬色と言い、
奇しくもこれらは 「ラ行」 の発音。
そう言えば、私の好きな樹 「リラ」 も。
ラ行って、耳に
心地良いのかも知れませんね。
それにしても響きの良さも
然(さ)る事ながら、
漢字の 「美」 にも注目です。
前述の檸檬、瑠璃色を初め、
林檎、薔薇と・・。
今日の アン の言葉ではありませんが、
良くもこんなにピッタリした文字を当てたものだと感心してしまいます。
尤もその一方で、とんでもない名前もありますけれど。
葉っぱ違いの 「蔓日々草」 が “遅ればせながら・・”
と開花すれば、「西洋十二単」 も、それこそ一気に。
昨日はたった1輪、花芽を付けていただけだったのですが、1夜にして。
いよいよ春、本番ですね。